福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

第33回聖蹟桜まつり

2014年03月31日 | 多摩市

復興支援フォーラム

テーマ「被災地酒蔵の再生と課題」

    

 日 時:平成26年4月5日(土)13時30分~16時30分

 (開場13時)

場 所:多摩市関戸公民館大会議室(ヴィータ8階)

☆京王線聖蹟桜ヶ丘駅西口から徒歩2分

定 員:96名(先着順 申し込み不要)※直接会場へお越しください。

参加費:無料 お問い合わせ先:桜ヶ丘商店会連合会

☎042―373―5869

 

☆震災と原発事故を風化させないためのパネル展

2014年4月4日~4月6日関戸公民館ギャラリーで開催!!  

恵泉女学園大学・多摩循環型エネルギー協会・写真家桃井 和馬

 

<第1部 講演会>

*演 者

古舘 秀峰 氏(岩手県 赤武酒造 社長)

鈴木 大介 氏(福島県 鈴木酒造店 専務取締役)

平井 孝浩 氏(宮城県 平孝酒造 社長)

小山 喜八 氏 (多摩市酒販組合会長・小山酒店社長)

  古舘さんと小山さん

 

<第2部 シンポジウム> 第1部の演者による

 

<第3部 B-1グランプリ優勝報告>

「浪江焼麺太国」メンバー

 

*コーディネータ―:平 清太郎(せいせき桜まつり実行委員長)

*総合司会:有山 周治(桜ヶ丘商店会連合会 副会長)

 

大震災から3年。酒蔵を失い甚大な被害を受けた人たちがいます。厳しい環境の中で酒蔵の再生

へ向けて必死に頑張る姿から学ぶべきことが実に多いと思います。演者のみなさんが酒造りに対する思いや課題についてがわかりやすくお話しします。

また、昨年B-1グランプリで優勝した「浪江焼麺太国」のメンバーからも優勝報告をしていただきます。震災・原発事故を風化させないためにぜひご参加ください!ぜひ、ご来場ください。

頑張っている方から酒造りに対する思いや、課題などについて話を聞き、復興支援について考えたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

 

◎主催:第33回せいせき桜まつり実行委員会

○共催:関戸・一ノ宮コミュニティセンター運営協議会

☆後援:多摩市・多摩市教育委員会・多摩商工会議所・多摩市社会福祉協議会・多摩市酒販組合他古館 秀峰さん

 

 


東日本大震災国際シンポジウム

2014年03月22日 | イベント紹介

JANICからのご案内

JANICでは中間支援組織の立場から東日本大震災における支援活動を総括し、
日本の教訓を世界の未来へ届けることを目的とした国際シンポジウム
「市民社会による災害支援活動 その使命と可能性」を3/25(火)に開催する
ことになりましたので、改めましてご案内申し上げます。

当日は、震災後に被災地へボランティアを派遣したピースボート災害ボランティアセンター、
阪神淡路大震災時より国内防災事情に精通した被災地NGO恊働センター、
福島大学うつくしまふくしま未来支援センター、国際的な防災ネットワークから
海外ゲストを招き、東日本大震災の支援活動の現状と課題、
市民社会がつながることで何ができるかを議論します。
なお、来場者の皆様には、JANIC発行の最新報告書として
『東日本大震災 市民社会による支援活動合同レビュー事業検証結果報告書
~国際協力NGOの視点から~』(簡易版)を差し上げます。

支援のために駆けつけた多くの市民社会組織(CSO)と、それを受け入れた地域の人々との
想いのギャップとは。また、福島をめぐる支援の経験から導き出せることとは。
さらに、国際的な防災潮流について海外ゲストの報告や
2015年の国連世界防災会議へ向けた取り組みについての最新情報もお伝えします。

NGO/NPO関係者の皆様はもちろん、企業・行政・学術機関・一般の方々も広く
対象としております。ご関心をお持ちの方はどうぞご来場ください(事前申込制)。

詳細は下部の記載、もしくは http://goo.gl/Ft1Cwv をご覧ください。
    
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◆東日本大震災国際シンポジウム
【市民社会による災害支援活動 その使命と可能性】のご案内◆
      
【日時】2014年3月25日(火)15:00~18:00(受付開始14:30)
【場所】国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
センター棟101室
 (アクセスマップ: http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html )
【目的】日本の市民社会組織が東日本大震災支援活動から得た教訓と今後の可能性を
 世界の未来の防災・減災につなげる

【プログラム】

①市民社会による支援活動の現状と課題 合同レビュー調査結果報告
 田島誠 (JANIC震災タスクフォース チーフコーディネーター)

 ②福島でつながり合う市民社会組織の力
 竹内俊之 (JANIC福島事務所 所長)

 ③2015年国連世界防災会議へ向かう国際潮流とは
 マーカス・オクスレイ氏
 (市民社会による防災国際ネットワーク GNDR代表)
 マヌー・グプタ氏
 (NGOアジア防災・災害救援ネットワーク ADRRN 代表) 


 ④日本の市民社会の経験から、世界の防災・減災へ
 (パネルディスカッション)
 村井雅清氏(被災地NGO協働センター 代表) 
◎三村悟氏(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター 
  環境エネルギー部門特命教授
   独立行政法人国際協力機構経済基盤開発部参事役)
 ◎小美野剛氏(チャーチ・ワールド・サービス-アジア太平洋 
   緊急対応部長 兼 CWS Japan事務局長)
 ◎山本隆氏(ピースボート災害ボランティアセンター代表)

【使用言語】日本語(海外ゲストの英語発表には逐次通訳あり)
【参加費】 無料
【申込締切】2014年3月21日(金)
   (申込順。定員200名に達し次第締め切りとさせていただきます)
【申込先】国際協力NGOセンター(JANIC) 震災タスクフォース 芳賀
【申込方法】
 ウェブ経由の場合: http://goo.gl/lsL8I8 
 メールの場合:タイトルを「東日本大震災国際シンポジウム」とし、
    以下の情報を< gndr@janic.org >まで送信ください。
 ①ご氏名:
 ②ご所属先:
 ③役職:
 ④メールアドレス:
【U-stream中継】
 当日は下記アドレスにてU-stream中継も予定しております。
 遠方の方はこちらもご活用ください。
 http://www.ustream.tv/channel/janic1

【主催】国際協力NGOセンター(JANIC)
【協力】CWS Japan、ピースボート災害ボランティアセンター、
 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター
【助成】Give2Asia、CWS Japan、連合・愛のカンパ


以上、ご案内申し上げます。
ご多忙とは存じますが、皆様のご参加をお待ちしております。

━━━……‥‥NGOを支援するNGO‥‥……━━━

特定非営利活動法人(認定NPO法人)
国際協力NGOセンター(JANIC)
震災タスクフォース コーディネーター
芳賀 朝子 <haga@janic.org

  〒169-0051
  東京都新宿区西早稲田2-3-18アバコビル5F
  Tel: 03-5292-2911? Fax: 03-5292-2912
  http://www.janic.org/

◆皆さまからのご寄附は税控除の対象となります◆
━━━━━━━……‥‥・‥‥……━━━━━━━

 

 

 


演劇「海に降る雪を魚達は知らない」ユニットtogeher again

2014年03月22日 | 本・文化芸術

 

昨夜、黒田真美さんが出演している芝居を、
観てきました。私は正直なところ
ノックアウトされた感じです。
私たちが戦後に取ってきた“選択”と、その
結果である3.11に向き合わざるを得ない芝居
になっていた。。。
公演は、日曜日まで。
昼もあり。下のブログを、ぜひ開いてみてください。

中野駅南口から徒歩5分の劇場MOMO。
ぜひ、お薦めします!

我らが真美さんが、二役を演じています。
軽やかにも、しかし守るべきものには筋を通す
女を見せています。

(たねまきネット H・O)

■『海に降る雪を魚達は知らない』
作・演出 宇都宮裕三
ユニットtogether again ↓
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=50801


【あらすじ】
物語の舞台は40年以上前。原発開発がすすめられる
浜辺の街で、百戦錬磨の電力会社にカネと雇用の
バラマキで引き裂かれいく家族、仲間たちの人間
群像。
「かつてその道を選択した、いや選択させられて
いった時の人間たち」が描かれている。
原発立地地域だけのことではなく、暴力的に
選択を迫っていった、これは、私たちの物語。
そのすべてを、タイムスリップした映像作家が、
記録として写し撮っているという枠組み。


 


祝! ふくしま オルガン堂 下北沢店 1周年記念

2014年03月17日 | 福島有機ネット

福島県有機農業ネットワークが、美味しい野菜を作っても売れない苦境の中、待ってても売れないなら、自分たちで売りに行こう!食べて貰おう!と農業者自らが東京進出を果たしてのオープンでした。この1年間で老若男女様々な人たちが足を運び、舌鼓をうちに通ってくれるよういなりました。

11月の福島でのオーガニックフェスタツアーにも、ここから沢山の人たちが参加しました。守りではなく、せめでいく、後ろより前を見て進む、の心意気が、多くの出会いをうんでいます。

だって、福島の食材を使ったオルガン堂のメニューはどれもおいしいから!!

1周年記念定食です。

 


第9回 「農を変えたい 東北集会」

2014年03月16日 | 福島有機ネット

第9回 農を変えたい 東北集会 in ふくしま』

 青森県を除く東北5県で持ち回り開催している『農を変えたい』は今年で9回目、福島県での開催ということで参加してきました。お世話になっている福島県のたくさんの有機農家さんにお会いできるのも楽しみのひとつでした。

 

 

3/1(土)仙台駅より見学バスに乗り込み、まずは2ヶ所の現地見学に向かいました。

途中、今年から米作りが一部再開するという仙台平野の田んぼ、並んでいる亘理・山元のイチゴのハウス、飛行機の発着している仙台空港を見ると、よくここまで復興したなと感慨もひとしおでした。

     

そしてバスは福島県に入り、新地町の津波被災地見学。新地町は福島県の海沿い(浜通り地方)で最も北に位置し、放射能の影響は少ないが、津波の被害を受けたところです。新地町役場で現地の方たちもバスに乗っていただき話を伺いながらバスは海辺に向かって走りました。常磐線が通っていたところは道路になり、常磐線は海岸より離れたところに作られることになるそう。新地駅があそこにあったと指さしてもらいましたが何も無くわからず。かさ上げ工事がところどころ始まっていましたが、釣師浜の防波堤は壊れたまま時が止まっていました。煙が見えたのは、東京電力・東北電力の共同出資による新地発電所。原発事故後も福島は火力と水力で首都圏に電気を送っていることを思い出しました。

 

   

  次に南相馬市試験水田見学。南相馬市は福島第一原発の北8~40kmに位置します。相馬野馬追いの神事を行う、原町区の相馬太田神社そばに試験水田(実証田)はありました。2012年には「ひまわり」を植え、そして2013年には122ヘクタールの試験栽培をした(震災前には南相馬市には約5000ヘクタールの田んぼがあったそう)ところ、旧太田村の玄米12袋について基準値超え(全体の0.1%)。取水している太田川や、ダムの水の関係ではないかと、来年度以降の原因究明が待たれるところですが、今のところ今年の作付予定は70ヘクタールで昨年よりも減る見通しとのこと。

  

    実証田(試験水田)の向かい側、奥には相馬太田神社     9月初めの実証田の様子

 福島県有機農業ネットワークの杉内さんは、除染も兼ねて植物油の原料となる菜の花を有機栽培し(植物油はND)、その油は「ふくしまオルガン堂下北沢」でも販売されています。

 同じく福島県有機農業ネットワークで新地町の果樹農家、畠さんから「1年やらないと、元に戻すのは3年かかる」「農地と心の復興が大事」(後の懇親会で、畠さんのリンゴの美味しさが絶賛されていました。)

 

 

         左が杉内さん                       畠さん

 

 相馬市の「ホテル夕鶴」に到着後、新潟大学の野中昌法氏「現場と協働した放射能測定と復興」、東北大学の「浜通りの農業復興を取り巻く状況」の講演を聴き、懇親会へ。

   

有機農家が持ち込んだ食材で作った料理もとても美味しく、寄贈していただいた郡山の仁井田本家のお酒も格別でした。「超自然の大地」にも出演している安川さんの元気なお姿を拝見でき、地元の神楽も楽しませていただきました(後継の若者がいるのが心強いです)。

    

   

写真を撮るのを忘れましたが、ホテルの部屋からも、大浴場からも松川浦が望めます。あいにくの雨模様でしたが、お天気が良ければ朝日がのぼる景色は最高だそう。次回の楽しみにしたいと思います。

  翌日は、相馬市総合福祉センター「はまなす館」に場所を移し、茨城大学の中島紀一氏「東北農業のいまとこれから」、元郡山女子大学の平出美穂子氏「食と農の再生に向けて-和食の話-」から。

平出氏の福島県の郷土料理や地産地消のお話は、その魅力を再確認しました。また、血中の残留農薬濃度が通常の2倍以上高い子供には、注意欠陥障害・多動性小学<ADHD>の発症リスクが高いということも初めて知りました。放射能対策に役立つ東北の野菜の話は、日々の食生活をより大切にしようと思いました。

  

 次は以下の4つの分科会に分かれました。①脱原発と有機農業 ②東北の食の豊かさをみつめて ③都市と農村の交流と地域づくり ④東北の農業と農政のゆくえ

私は④東北の農業と農政のゆくえ、に参加しました。農林水産省の「人・農地プラン」「環境保全型農業直接支払交付金」「青年就農給付金」の話が出ました。実態は大変ですが、ある方の、新規就農を目指す若者が生活できるようにしてあげたいとの言葉に胸が熱くなりました。

  お昼をはさみ、午後は若手の会(菅野瑞穂さん)、女性の会(浅見晴美さん)の報告から。

  

  ミニシンポジウムでは、田村市の農家の大河原海くん、下北沢にある「ふくしまオルガン堂下北沢」で料理を担当している伊達市出身の佐藤紀子さん、猪苗代の農家の土屋勇輝くん、喜多方市山都町・チャルジョウ農場の小川未明くんの分科会の報告。持ち時間5分をきっちり守り、その発表からも頼もしいかぎりです。

山形・秋田・宮城・岩手からも、それぞれの取り組みの話。感心することがたくさん。秋田のアグリアサノファームの浅野洋子さん、10年前から始めた有機農業まっすぐで「きちがい」と呼ばれる、とおっしゃっていましたが、凜としてその瞳の輝いていること、とてもまぶしく見えました。

秋田県立大学の谷口吉光氏からは、2010年から開催している「オーガニックフェスタ in 秋田」にてついての話。昨年11月は郡山市で開かれた「ふくしまオーガニックフェスタ」に参加しましたが、オーガニックフェスタは、有機農家と消費者がつながる機会であるので、各県の取り組みを情報交換して切磋琢磨し、それぞれの地産地消につがなるといいなと感じました。

 

集会のまとめは福島大学の長谷川浩氏。そして、今回の実行委員長で、たねまきネットのみんなも食べているお米を作っている、福島県有機農業ネットワーク・副理事の渡部よしのさんより「大会宣言」。来年の開催地・宮城県からの代表者あいさつ。最後は福島県有機農業ネットワーク・理事長の菅野正寿さんの言葉で大会は終わりました。

   

この2日間、志を高く持つ東北の有機農家に接することができ、あらためて自分たちの健康は農家の方々が丹精込めて作ってくださる野菜や米に支えられていることを実感しました。福島県の震災後に復旧した農地は震災前の16%と新聞記事にありましたが、放射能と向き合いながら耕し続ける方々を、ずっと応援し続けたいと思いました。

 

 


美術展とお芝居のご案内

2014年03月09日 | 本・文化芸術

お芝居

国立市被災者支援市民協働ネットワークのメンバーで、昨年の小高商業招聘の際にもお手伝いいただき、たねまきツアーにも参加、福島子どもキャンプ@恵泉や、くにたちマルシェでも大活躍してくださっている金子真美さんが出演される舞台です。

 

 

 

美術展

小高商業高校招聘や、福島子どもキャンプの際の、メニュー・レシピ作りでおせわになっている、恵泉大の教諭でもあり、国立市民としてくにたち公民館「男性の料理教室」の先生もしている、北川みどりさんの亡きお父様の遺作展です。

 


くにたちマルシェ in 城山

2014年03月09日 | 国立市

くにたちマルシェ in くにたち

たねまきネットはおなじみ大根かりんとう販売

 

この列は何を待ってるの?と思ったらお餅でした。

「てくてく農園」地主さんの北島さんがお餅つき担当。天神米のお餅です。

ここは縄ないを教えてくれます。子どもたちも真剣です。

ここは煉瓦の窯で焼くピザを自分で作るコーナー。粉ひき機が気になる~。ピカチュウの格好したお兄さんが焼いてくれます。

獅子舞もあるよ

古民家の脇に積まれた薪

竹と木と縄で作ったブランコや回転塔や縄上り、子どもたちはおおはしゃぎ!

お腹がすいたら、自分でパン生地を丸めて焼いて食べる。う~ん焼けたかな~?早く食べたいな~!!

くにたち野菜の販売。ほうれん草に天神米、他にも色々あるよ。子どもたちが遊んでいる間に、大人は新鮮で美味しい食材を沢山買って行かなくちゃ!

お店も午前中で殆ど売り切れ状態。大人気のマルシェです。

くにたちマルシェも回を重ねる毎に工夫が凝らされていきます。市民の間にも定着してきたようですね。