福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

「てくてく農園」通信

2012年07月29日 | てくてく農園

暑い ですね~

今日も朝から暑い!畑作業は2人で6時に開始。水やりと草取りとトマト、キュウリ、トウガラシ、インゲン、ズッキーニの収穫。7時半過ぎにもう1人、8時にもう1人。お休みどころも、陽が高くてパラソルの日陰では足りません。お休み処も暑くていられない・・・。ふ~・・・。

Nさんがもってきてくれた氷入りの冷たい甘酒が美味しい!16日に獲ったスイカを家で転がしておいたら、少し赤くなっていました。でも味はいまいち・・・あまり甘くない・・・お水代わりに食べました。お隣の畑の方達お二人にもお裾分け。暑くて喉が渇くので美味しいといってくださいましたが今度は真っ赤になって甘いのをごちそうしたいものです。

熱中症になってはいけないので、9時過ぎに解散しました。11時まではとてもいられません。もしその後いらした方がいたらごめんなさいね!

大根の芽

今日は国会前デモの日ですね。たくさんの人の意思表示で1日も早く安全なくらしを得たいものです

福島他からくにたちに避難されている方たちも、未だ住居も定められず迷いの中で避難生活続けています。いっしょに畑作業をしながら、ご家族のことやお身体の心配などを伺います。それでも頑張って、笑顔で暮らしていこうとなさっています。つながりを絶やさず、その笑顔とそして時には不安なお気持ちとも、おつきあいしていきたいと思います。


「あかいつぶつぶの絵」柚木ミサト

2012年07月24日 | 本・文化芸術

放射性物質の汚染描いた「あかいつぶつぶの絵」作者

                             

木(ゆぎ)ミサトさん 

昨日のブログで皆さんに紹介した、

「来て、感じて、伝えてほしい・・・放射能汚染の中で生きのびるために」

のリーフレットに使われている絵の作者の紹介が、今日の東京新聞に載っていました。読まれた方もいると思いますが、ご紹介します。目に見えない汚染と危険性をイメージしやすくすることで子どもを守りたかったそうです。「私一人の絵という感覚はない」とのこと。全国に拡がって、いろんなところで使われているようです。


「Weフォーラム 2012 in 福島 」

2012年07月23日 | 福島視察

来て、感じて、伝えてほしい・・・放射能汚染の中で生きのびるために

 

            

                

 

      Weフォーラム実行委員会事務局(フェミックス内)http://femix.co.jp

以前にもお知らせしましたが、8月4日~5日、福島県男女共生センター「女と男の未来館」(福島県二本松市郭内1-196-1     tel 0243-23-8301 fax0243-23-8312)

を会場に上記のタイトルで「Weフォーラム 2012 in 福島 」が開催されます。

福島とつながるたねまきプロジェクトネットワークとしては、気になる集いです。

若者や女性たちが「放射能の中で生きのびる」とはどんなことなのか、現地の生の声とそれを支える人々の取り組みを知り交流したいと思います。

7月の視察が終わったばかりですが、有志で行きたいと思います。もし可能な方はぜひご参加下さい。問い合わせは

Weフォーラム実行委員会事務局(フェミックス内)http://femix.co.jp

TEL 045-482-6711  FAX 045-482-6712

または、「福島とつながるたねまきプロジェクトネットワーク」 遠藤 090-7213-0929までお問い合せください。

 

 

 


「てくてく農園」通信

2012年07月23日 | てくてく農園

畑は夏野菜でいっぱい!

梅雨明けの夏の暑さかと思ったとたんに涼しくなり、そして今日からまた暑い夏日になりました。

皆さん暑さ対策は大丈夫ですか?野菜を沢山食べてくださいね。

畑で食べるもぎたてのキュウリやトマトは美味しいですよ。

そしてまた新しい種や苗を植えました。白菜、大根、ごま、などです。

昨日の作業は6時から2人、8時から4人でやりました。主に草取りをしました。

 トマト青ジソ

         オクラトウガラシインゲン

                      フダンソウ、ズッキーニ、ナス、ゴーヤ、インゲン

そして、新たに植えた、

       

さつまいも                大根

ごま  です。楽しみです!ハーブティー


さようなら原発10万人集会

2012年07月16日 | イベント紹介

17万人集まった!!

脱原発・持続可能で平和な社会をめざして          集まろう10万人!  に行ってきました。

        

33度という酷暑の代々木公園。サッカー場とイベント広場は、日かげもあまりない中で、17万人の人々が全国から集まり、原発やめよう!福島を忘れるな!を誓い合いました。

 

            

            

            

市民団体は第1メインステージの前に座り集会に参加しました。オープニングは小室等の司会と歌、梅津和時の歌、、そして集会では司会を神田香織、メッセージを鎌田慧・坂本龍一・内橋克人・大江健三郎・落合恵子・澤地久枝・瀬戸内寂聴の各氏が行い、福井現地から、中嶌哲演さん、福島現地から武藤類子さんが発言しました。

皆さんハートフルなメッセージでしたが、坂本龍一の「福島の後に沈黙しているのは野蛮だ!」と言ったのが、印象残りました。

この他にも第2ステージや、第3案内カーや、第4案内カーでのトークやライブもあり、多彩な人々の参加出演がありました。

1時半からデモに出発し始めましたが、なにせ17万人ですからデモの最後尾が出発し終わったのは4時過ぎとのこと!

とにかく人・人・人で埋め尽くされた代々木公園でした。

          

          

            

 

この様子が福島にちゃんと報道されるといいですね!

 


「てくてく農園」通信

2012年07月16日 | てくてく農園

暑くなりましたね!皆さまお元気ですか?

「てくてく農園」はすっかり夏野菜で彩られています。穫れたものは、畑の周りのお宅や、作業を手伝ってくださっている方や、たまたま通りかかった市民の方でも興味をもって下さった方には差し上げています。

作業の後かじる、取り立てのきゅうりやトマトは美味しいですよ!ふだん草やリーフレタス、インゲンに青トウガラシも穫れています。  

          

暑くなってきたので、毎週日曜日の作業時間を10時から8時に変更しました。8時~11時頃までですもっと早く6時から草取りに来てくださる方もいます。皆さん気にして、来れる時間に来て草取りなどしてくださるのは有難いです。

        

じゃがいも堀りをしました。そして小玉スイカが大きくなったと思いうれしくなってとって食べてみました。ところがまだちょっと早かったようで、中が色づいておらず甘みもまだうすく、残念!もうちょっとの辛抱でした。  

     スイカだ!残念!まだ白い!

そしていくらでも増えるハーブを、福島出身のYさんのアイデアで匂い袋にしました。可愛らしくできましたよ。

   フランス語で匂い袋をサシェというそうです。                        


「てくてく農園」通信

2012年07月08日 | てくてく農園

小雨の中、じゃがいもを掘りました。

大きいのや小さいのや、色々あって楽しいです!皮もうすくて、このままかじりつきたいくらい

                        

そして、スイカにズッキーニ、里芋の葉には大きな雨だれが。。。ねぎも植えました。

                    

 

           ねぎ

雨が大降りになってきたので途中で終わり、みんなで食べようと思っていた、さくらんぼ(福島出身のAさんが二本松の実家から送ってきたのでと持ってきてくれました)を少しずつ分けてお持ち帰りにして、お開き。

                             

でも、その後、雨はやみ、三々五々集まってきた人たちでまた少しじゃがいも掘りをしました。

枝豆も美味しそうに実が膨らんできました。ビアパーティーを予定しています。ビールがだめな方はハーブティーもできますよ!日時が決まったらお知らせしますので、どうぞおいでください!                  

                      


行ってきました!福島視察ツアー

2012年07月03日 | 福島視察

7月1日~2日

福島現地 3カ所の視察に行きました。

全行程と詳しい報告はまた、「たねまき通信」等でお伝えするとして、取り急ぎ、無事に全行程を終えたご報告を簡単に致します。さまざまに協力して下さった皆さま、ほんとに有難うございました!!

1日の朝8時30分に国立を出発し、一路福島へ。高速に乗った後に、バスの中で皆さんに自己紹介をしていただきました。たねまきネットの事務局もいれて20名が、それぞれにツアーへの思いを語りました。

そして3時間ほどで福島に。しかし、田んぼは草ぼーぼー。原発事故がなければ今頃はきれいな苗が生えそろっているはず。そのあれた田んぼを両目に見ながら「ゆうきの里東和」へ。

東和はちょうどロードレースの日で、道の駅のレストランもそのお世話等で忙しく、昼食の用意ができないとのこと。そこで、2月に恵泉でも福島の郷土料理を教えて下さった二本松の女性たちが、昼食を用意して下さって、一緒に食べて交流しました。

その後研修で「ゆうきの里東和」事務局の海老沢さんからお話をきき、放射能測定器も見せていただきました。

                  

その後は宿泊先のウッディハウス東和へ向かいました。食事の後はみんなで一部屋に集まって歓談しぐっとうち解けました。

2日は朝8時過ぎに出発。一路小高へ。南相馬市原町高校内の1階校舎におかれた小高商業高校を訪れました。私たちのために、2月に恵泉に生徒さんを引率してきてくださったN先生に、地震・津波・原発すべての被害にあった小高地区に案内していただき、使えなくなってしまった学校にもつれていっていただき、中にははいれませんが外側から見てきました。また駅から海までは津波でさらわれたまま、えぐり取られた道路もそのまま、そこにただ草だけが生えている風景は、震災から1年以上たっても、まるで何も変わっていません。今まで放射能で立ち入りができなかったためです。町並みも壊れた家もそのままです。

原町高校倒壊したままの家小高商業高校入口

 

その後、原町高校内にある小高商業高校に戻り、昼食のお弁当まで用意していただき、校長先生、他の先生たち、商業研究部の生徒さんたちにご挨拶し、記録集「福島の生の声をきく」をお渡ししました。これで今回の訪問の大きな目的を果たすことができて、ほっとしました。そして7人の生徒さんの自己紹介をいただき、恵泉大の4人の学生さんたちが自己紹介をし、短い時間でしたがお顔を合わせることができました。商業研究部の生徒さんたちには、ぜひまた恵泉にお招きしたいこともお伝えしました。

 

その後は、最後の訪問先である郡山東高校に向かいました。途中「緊急除線染」をしている現場にも通りかかりました。

郡山東高校は大きな学校です。地震でひび割れた校舎を見せていただきました。

      

線量計も設置されています。仮設校舎の中も見せていただきました。こここでは生徒会の皆さんとお話することができました。去年の夏は体育館を仕切っての授業だったため、暑いし、となりの授業も聞こえてくるし、とても大変だったようです。仮設校舎ができて良かったと。この学校では、自分たちも被災はしたが、転校してきた生徒さんたちのために「小宇宙の会」という集いをもっているそうです。福島県外から見たら被災者ではあるけれど、県内では支援者としてあることを、生徒さんたちはしっかりと自覚し、支え合う気持ちを大切にしているそうです。小高からの転校生もいるとのことでした。

ここで紹介したことはほんのさわりです。本の表紙にもならない程の、行き先だけの紹介にすぎません。今回の視察では震災から1年以上たっているとは思えないことをいたる所で実感しました。東京にいては知ることのできないことを、どうやって皆さんにお伝えしようかと、考えています。

そして、また行かなくてはと、帰ってきて早々に思っているところです。