福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

原発避難の今を聴く トークセッション

2017年02月19日 | 団体紹介

「原発避難の今を聴く」トークセッションは今週土曜日です。どうぞご参加ください。

問合せ、お申込み先

電話:080-4351-1353 狩野

FAX042-573-4010

E-mail:spacef@ac.auone-net.jp

この3月末、原発避難者に提供されていた無償住宅の提供が打ち切られるため、立ち退きや帰還を迫られて途方に暮れる人が続出しています。首都圏だけでも約7割の方が、4月以降の新住居が決まっていないというデータもあり、大きな社会問題になっています。

さらに、2012年12月以降に避難した方たち、宮城、茨城、栃木などから避難した方はここにカウントされておらず、潜在的な「原発避難」者はかなりの人数になると考えられます。

 また「避難者いじめ」は当初からあり、6年といえば赤ちゃんは小学生に、中学生は成人になる年月です。忍耐とガマンの連続だったことでしょう。
 
原発避難は「地域限定」「期間限定」で測ることのできない厄介なもの。どこで暮らすか、何を食べるか、誰もが向き合うことが求められています。そこでこの「厄介さ」を避難者とともに共有し、ともに支えあっていきませんかという趣旨で、トークセッションを行います。

★交流会に参加される方は、準備の関係で事前にお知らせいただけると幸いです。

よろしくお願いいたします。

2017年2月20日

福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク事務局


付記

「出身者です」と表明することが多くなりました。たぶんに、こちらに避難されている人たちのことが念頭にあり、気になっているからなのですが、今回「緩衝材」の役回りということでパネラーになります。また、避難者の方も、一方的に話を聞いてもらうより、何が分からないのかどんどん質問してもらいたいとの意向です。

交流会には、手づくりのお料理が出て、ライブも楽しみます。アットホームな集いになる。

今回の企画には、福島と東京の子どもたちが一緒に楽しむ「福島キッズキャンプ」を毎夏行っている、恵泉女学園大学および自然派クラブ生協、国立の有機食品店「あひるの家」、三多摩たべもの研究会ほか、協力をいただいております。ありがとうございます。

(N)