2/10~11
小高商業高校生を招いてのくにたちマルシェ・大根かりんとうプレゼン&オーガニックモーニング@恵泉は
大成功のうちに終えることができました。ご協力ご支援くださった皆様に、厚くお礼申し上げます!
ほんの一部ですが、とりあえずの簡単な報告をさせていただきます。
~今年の新たな試み~
昨年に続き、今年も福島県立小高商業高校生を招いての交流事業を計画する中で、
今年の新たな取り組みとして、国立市、くにたちの農業者・商工者、市民、都立第5商業高校生、恵泉大学等が協働で行うくにたマルシェの中で、小高高校商業研究部のプレゼンをやってもらおうという企画が、種まきネットとは別のステージである、マルシェ実行委員会で決まり、種まきネットとしてもそれは喜ぶべきことと大賛成で協力してやることと相成りました。
昨年は「福島の生の声を聞く」と題して、福島の有機農業者のお話をきく、福島の女性団体の郷土料理をみんなで作って食べる、そして小高高校の大根かりんとうプレゼンを受ける、と福島現地を知ることに主眼を置いた取り組みでしたが、
今年はそこから一歩踏み出して、そうした福島の声にも呼応し、私たち自身の街づくりも考えるきっかけにすることも重ね、小高高校の大根かりんとうのプレゼンを受け、マルシェも行うことになりました。プレゼンには市長もあいさつし、これからのくにたちの農を生かす街づくりへの意欲を語りました。
種まきネットとしても、新たな出会いがたくさんあり、ふだん同じくにたちの街で暮らしていてもなかなか話す機会のないみなさんとも交流でき、この先も楽しみになりました。
~今年の新たなつながり~
今年初めてこの企画に参加してくださり、I基金(アイ基金)の一部をこのイベントのために拠出してくださった、「国立市民被災者支援協働ネットワーク」のみなさんも、労を惜しまず会場準備から、美味しい夕食・お風呂・朝食・テーマパーク等の費用も提供してくださり、高校生を歓迎し楽しんでもらうための工夫をたくさんしてくださいました。I基金に寄付してくださった多くのみなさんの想いもここで生かすことができたと思います。
そして恵泉大に移動すると多摩市民のみなさんと一緒に市長も出迎えてくださり、歓迎のご挨拶をいただきました。そのあと夜のオリエンテーションでは抜群に美味しいお茶うけのケーキをいただきました。そのあとみんなでお布団敷いて寝床につくも、なかなか寝付かれないようすで、遅くまでおしゃべりの声が聞こえていました。
11日朝のヨガも体を気持ちよく目覚めさせてくれ、そしてみんなでグループに分かれて作ったオーガニックモーニングは、ワイワイガヤガヤ、楽しく作って美味しく食べました。高校生はちゃんとエプロン持参で、なかなか素敵な調理ぶりでした。恵泉大の地元、多摩市民のみなさんが、もてる力をフルに発揮してくださり、前夜のケーキも朝のヨガも、オーガニックモーニングの食材も多摩市民のみなさんがすべて準備してくださいました。この熱い想いに感謝です!
食事のあとは、恒例の恵泉大教育農場の見学。学長先生も来てくださり歓迎のご挨拶をいただき見学にも同行してくださいました。澤登先生と恵泉大生のみなさんの説明をききながら、農場を見て回りました。
そして最後に記念写真を撮ってお別れです。高校生たちはこの後、近くのテーマパークによってちょっぴりですが楽しんでいきました。このテーマパークの入場にも、この館のご好意をいただいています。
こうして実にさまざまな方のお力で、実現した今回の企画は、私たち種まきネットの取り組みがさらに広がったといえます。この、地域の中でのつながりをもって福島とつながることで、その顔の見えるつながりは、より広く深くなることと思います。
1年のうちでもっとも大きなイベントを無事終えました。やってよかった!と実感しています。みなさま、この後もぜひ、関心をもって種まきネットを、いやいや、福島を見つめ続け、かかわり続けてくださるようお願い申し上げます。