福島とつながる種まきプロジェクトネットワーク

(通称:たねまきネット)
農と食を中心に、小さな種をまきながら、永続的な支援活動を行う。

第三回総会&記念講演

2014年05月14日 | 団体紹介

 

第3回たねまきネット総会&記念講演

5月11日たねまきネット第3回総会と記念講演を盛況のうちに終えました。記念講演には、「富岡子ども未来ネットワーク」代表であり、「人間なき復興」の著者である市村高志さんをお招きし、3年間の避難生活のお話を伺いました。3年間の体験と、そこから炙りだされてきた問題のありのままに向き合う市村さんは、重い現実を引き受けているはずなのに、だからこそ過不足なく生きようとされているのだと感じました。私たちは福島を見つめ続けることをやめてはいけないとまた思いました。5月11日たねまきネット第3回総会と記念講演を盛況のうちに終えました。記念講演には、「富岡子ども未来ネットワーク」代表であり、「人間なき復興」の著者である市村高志さんをお招きし、3年間の避難生活のお話を伺いました。3年間の体験と、そこから炙りだされてきた問題のありのままに向き合う市村さんは、重い現実を引き受けているはずなのに、だからこそ過不足なく生きようとされているのだと感じました。私たちは福島を見つめ続けることをやめてはいけないとまた思いました。 

    

 

素敵な空間・アグレアブル・ミュゼを会場に開いた、総会と記念講演は、皆さまのおかげで盛況のうちに終えました。協力して下さった皆さま、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

まずは総会です。

アグレアブル・ミュゼの2階には和室があり、庭とつながっていて爽やかな空間。

共同代表 多摩市吉田さんから今年度の大きな事業の一つ<8/8~10 の第2回福島キッズキャンプ@恵泉>への協力を要請がありました。

2013年度事業報告・決算/2014年度事業計画・予算を承認いただき、2014年度のスタートをきることができました。ご協力ありがとうございました。今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

                               

さあここからはお待ちかね市村高志さんのお話です。50名以上の参加者で会場いっぱいになりました。

「原発避難の3年」

市村高志さんのお話は、3年たった今だから言わねばならない、今も続く「人間なき復興」の現実をしっかりと語ってくださいました。

2014/05/11 帰還か定住か、2者択一ではない第3の道の必要性~「復興」とはなにかを問う原発避難者の声

        http://iwj.co.jp/wj/open/archives/139374

 種まきネット事務局の あんざいさんはIWJ記者です。講演を中継してくれました。ぜひアクセスしてください。

 

 

講演のあとの交流会

 

 

 

 

 

 

打ち上げは喫茶店ロージナで。若い人たちとこれからの福島についての話で盛り上がりました。 

「不理解」という言葉に象徴される、分からない、分かり合えない、ことどもを、どうやっ

てわかりあっていったらいいのか?市村さんの著書「人間なき復興」をお読みください。

正しいとか正しくないとかを簡単には決められない、被災の現実を自分の問題として課せられた福島の、富岡の何をどうやって取り戻すのか?簡単には出ない答えを、みんなで対話しながら一緒に考えていく作業を、丁寧に積み重ねる市村さんの、その姿勢に共感します。

焦らず、淀まず、できることを楽しくやり続けることが、福島に寄り添うことだと、市村さんから教わった気がします。

たねまきネット4年目は、新たな取組「ウィークエンドふくしま」をスタートし、そして8月には、第2回<福島キッズキャンプ@恵泉>サマーキャンプ を実施します。他にも福島の農産物や加工品の物販や、ツアーの企画なども考えています。ぜひご参加ください。

■タウン誌アサココに掲載されました。

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