東京都薬用植物園へ その1

2016年05月08日 | flower
新緑が綺麗な季節、
たくさんの元気なハーブや花達に会いたくて(*^^*)
家族と東京都薬用植物園に行ってきました。



東京都小平市の東大和市駅まで電車を乗り継いで到着。
入園料は無料です。
ゴールデンウィーク中(5/3)でしたが、混雑しておらず
園内も広くゆったりと見て回る事ができました。

植物園の中は漢方薬原料植物区、製薬原料植物区、民間薬原料植物区、染料香料植物区、有毒植物区
などに区分分けされてたくさんの植物が栽培されていました。





温室の龍の爪のようなヒスイカズラという花や、カカオの実や月桃の花。
他にもコーヒーの花や、ウコンの花等、食用、薬用の植物がたくさんあり、見ごたえがありました。



珍しいヒマラヤの青いケシの花もちょうど咲いていました。
夏でも25度以上にならないよう冷房室で栽培されているそうです。
初めて見ましたが、透き通るような明るい青色のとても綺麗な花でした。





「ゴルゴ13にヒマラヤの青いケシが出てくる話があったような気がする。」と夫。


ケシ・アサ試験区では、あへん法で栽培が禁止されている、あへん、モルヒネの材料となるケシが調査研究の為栽培されていました。
ケシの開花シーズンだったので、普段は閉まっている二重フェンスの内側のフェンス前まで入ってケシを見る事ができました。



園芸品種のアイスランドポピーやひなげしに比べて、茎が太く真っ直ぐで、がっしりとし、背が高い感じがしました。
花が咲いた後、種ができるケシ坊主の表面に傷を付けると出てくる白い乳液があへんの原料になるそうです。





夫が「風でケシの匂いが流れてくる…オズの魔法使いでケシの花の匂いを嗅いでドロシー達が眠ってしまうシーンがあったよね。」と。
悪い魔女の策略により、赤いケシの花畑のケシの匂いと毒でドロシー、犬のトト、ライオンが眠ってしまうシーンがありました。
匂いを嗅いでも眠くなりませんでしたが、流れてくるケシの匂いは芳香ではなく、青さと苦さが混ざったような匂いでした。
ケシの乳液はとっても苦いらしいです。





↓ こちらはフェンス外の栽培OKなケシ達


↑ ひなげし 細い茎と薄い花びらが風にゆれる様子が可憐でした。 別名 虞美人草

↑ モンツキヒナゲシ

↑ ハナビシソウ

その2へ続きます。



















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