１１/１０ NYドル円相場の売買ポイント

＜東京の結果＞
　今日は今週できた三角持合いの上っぱなれを期待しましたが、結果は正反対に下抜けとなり急落のシナリオになりました。
　117.90-95の下117.79でオープン後、117.87まで上値トライもブレイクまでの勢いなくドル売りに転換。117.75が出合い完全ブレイクとなり10時過ぎに一気に117.37まで下落し、その後は117.55近辺で横ばいのまま117.60で引けました。イベント的には日銀総裁の円キャリー取引に対するコメントが急落の要因とのことです。

＜NYのポイント＞
　青①ライン117.90-5の下抜けにより、来週は117.50レベルから119.00レベルまでのゾーンでの持合い相場が続くとみています。来週の119円半ば以上への上伸はなくなったと考えます。
　今夜は下値は117.25-30までです。ここは買い場。上値は最大118.15-20までですが、７０％途中の117.85-90で止められるとみています。つまり117.50前後の小動きと見ています。
　投資的には117.25-30でのドル買いしかありません。ＳＬ＝117.00です。
以上

１１/１０ 東京ドル円相場の売買ポイント

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＜ＮＹの結果＞
　目先の相場を決める分岐点117.90ー95のどちらでオープンかに注目の日でしたが、見める欧州時間に118円台まで上伸し分岐点を越える118.10でNYはオープン。　　8：30の9月米貿易赤字額が前月比643億ドルと市場予想平均（658億ドル）下回る減少となり118．60まで急伸しほぼ2週間ぶりの高値を実現したところまでは期待通りでしたが、118．45の完全ブレイクのはずですが伸びませんでした。
　逆に11時過ぎに世界最大の外貨準備高を誇り、かつ大部分が米ドル資産である中国人民銀行（中央銀行）総裁の声明があり、その内容から米ドル保有額を減らすとの見方が台頭し117．82まで急落。以降117.90-95レベルで横ばいのまま117.90で引けました。早朝はさらに117.75-80まで軟化しています。

＜東京のポイント＞
　東京は引き続き117.90-95を基準にみるシナリオ通りの対応です。恐らく８０％は117.90-95以上でオープンと見ています。もし売り先行の場合は、シナリオとは違い117.20-25では両氏ともドル買い参加してください。
　期待のドル買いの場合は、ドル上昇加速ポイント118.40ー45を越えられるかに注目となります。
以上