ドゥンドゥン馬鹿

ドゥンドゥンバ狂もそうでない人も・・・もちろんジャンベ・ジェンベにまつわる話し・・・

日記7

2010年02月15日 06時56分35秒 | Weblog
2月11日

6時半起床。
リビングでPCを打ち始めるとまだ暗いうちからユスフが起きてきた。
日本とマリの働き者2人がマリの豪邸で暗いうちから働き始める・・・
やはり何か間違っていないか(笑)
40フィートコンテナに乗せ換える作業・・・小型ジェンベも数えると1,500本を超える数になるだろう。
眠れないんだと思う。

幸せとは何か?

先日は9時に開いてなかったネットカフェ、今日は9時半目指してまた単独徒歩で行く。
道すがらの人々も
「お、おとといの日本人か!少しはバンバラ語覚えてきたか?」
と、たぶん言ってるだろう言葉に応えるとまたまた物凄く喜んでくれた。
朝の挨拶がこんなに気持ちいいとは。
改めて日本の朝を考え直そう。

ネットカフェで溜まってる日記をブログにアップ。
なんと昨日のページビューが3,000を超えてる!!

皆、楽しみにしてくれてたんだね、、、。

それにしても朝からネットカフェは大繁盛してる。
ここマリもインテリジェンステクノロジーに乗っ取られる時が来るのだろうか?

今日はパピス・ジャバテのレッスン初日。ホセと一緒に受ける。
パピスは一昨年のアフフェスで見たときにびっくりさせられた。

リズムはマダン。
物凄くいい音。
そしてフレーズのニュアンスが「深い」。
今回は何が何でもこのニュアンスを習得して帰るぞ!!

レッスン後はまたホセと昼食&ビール。
「チョコロバ・チミチャマ(酒呑み爺さん)」
と皆に囃し立てられる。

午後、今日は木曜で市場も休みなため、フレーズの復習も兼ねて一旦帰宅して昼寝。

19時にホセがレッスンから帰ってくるのを待って、ジェルミーのジェンベホテルに向かう。

ジェルミーは「ROOTSY RECORED」というレーベルでタンバクンダの音源を複数出したりしてるアメリカ人。
タクミとはアメリカ時代の古くからの友人だ。

今はマリに永住して、ジェンベを習いに来る外国人に宿泊場所を提供するだけでなく、その人に合った講師のアテンドをしたり、何かと相談に乗ったりしている御仁。
今日もチューリッヒから単身で若者が来た。
ジェンベホテルの軒先でアメリカ・日本・スペイン・スイス人による
「ジェンベ国際会談」
の始まり。

ジェルミーのマニアぶりは半端でない。
彼が作っているジェンベはTDFのそれとよく似た高さ55センチ、口径36センチ、ホールが大き目、テンション低め、、、
というオールドスタイル。

やはりそうか。

本当に野太くて綺麗な倍音がでるいいジェンベだ。

ジェンベ狂国際会議の会話は全て英語で交わされる。
細かな事は判らないが、大まかな内容は何故か解かる。
スイスの彼も英語は出来ないようだが、私と同様の感想を持っているようだ。
英語のわからない日本人とスイス人のつたない英会話でそのことを話した(笑)

国際会議は4時間にも及んだ。
夢中で気が付かなかったが周囲は大量の蚊。
虫よけスプレーは塗ってはいたが足をしたたかに刺されて猛烈に痒い。

それでも大切な時間を過ごした。

が、、、

しかしこの国際会議がマリで行われ、マリに定住したアメリカ人が経営するホテルの軒先で行われ、そこにマリ人が居ないという現実も、また考えさせられる事実である。

タクシーで帰宅。
1時就寝。

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1 コメント

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そこにマリ人がいないのは (musokoroba)
2010-02-17 13:45:32
当然と言えば当然と言う気もします。

彼らはジェンベについて語る必要がないだろうと思うからです。

バマコの太鼓たたきはお互いの音をよく知っていて、少し聞けば誰が叩いてるかすぐにわかるみたいです。
少なくともダラはそうです。

そして互いに学びあい競い合っているのでしょう。

口径や高さをセンチ単位で言われても、全然ぴんと来ないでしょうね。
基準を満たす木を切り出すのではなく、切り出された木の中から、これは、と思うもので太鼓を作る。
そんな感じなのかなと想像してます。

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