2014年2月6日(木)
旅行7日目。
今日はチャイティーヨー(ゴールデンロック)へデイトリップです。
チャイティーヨーは、ヤンゴンから北東へ約180Km離れた
モン州のチャイトーという町の標高1100mの山の上にある
ちょっと(かなり)不思議な岩です。
チャイティーヨーへ行くには、まず電車かタクシーかバス。
「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?」では
電車で行ってましたね。
でも電車は毎日運行しているわけではないみたいで、
本数も少ないので現地の人や泊まりの人しか無理そうです。
バスは情報が少なくてよくわかりません。
私は日帰りでかなりタイトなスケジュールなのでタクシーにしました。
タクシーで片道約4時間、トラックに乗り換えて約1時間、
さらに徒歩。。。
電車やバスの場合も、トラックに乗り換えなければなりません。
いや~どんだけ遠いんでしょう。
これだけ苦労して行ってもなんと
女性は岩に触れないという…
理由は女性には生理があるため汚れているからとかなんとか。
まぁ、他の宗教でもそういう理由で女性はダメっていうのありますね。
触れなくても行きま~す
ミャンマーといえばチャイティーヨーは外せませんから。
私は今回バガンとヤンゴンしか滞在しなくて、
ヤンゴンには思っていたより観光スポットが少なく、
時間を持て余しそうだし。
とにかくチャイティーヨーへ向け出発~!
…の前に、ここで昨夜の話に戻ります。
昨日午前中にミャンマーPLGという現地旅行会社で
タクシーを予約しました。
その日の夜、突然ホテルの部屋に
日本語を話す女性から電話がありまして
「 私はミャンマー人です。
主人が日本人で日本に住んでいます。
今、ミャンマーに里帰り中です。
ミャンマーPLGで家族が働いていて昨日オフィスへ遊びに行ったら、
『日本人女性がチャイティーヨー行きを申し込みに来たんだけど
ひとり旅なので、ガイドを兼ねて同行してあげたら?』
と言われました。
もし○○さん(←私)が良ければどうですか?」
という内容でした。
文章にするとなんだか堅苦しくなりますが、
実際はもっとフレンドリーで電話だけでも人が良さそうな印象でした。
ガイド料は無料でいいとのこと。
その女性のお兄ちゃん(←女性が「お兄ちゃん」と呼ぶので
私もずっと「お兄ちゃん」と呼ばせてもらいました)が
タクシードライバーをしているので
今回のドライバーにお兄ちゃんを指名してくれるそうです。
タクシー代は全額私持ちなのは変わりませんが、
旅行会社でガイドを頼んでいたらガイド料80US$も
払わなくてはいけなかったし、日本語ガイドは少ないので
英語ガイドでさらに男性の可能性大。
日本語ぺらぺらのミャンマー人の女性ガイドが
付いてくれるのは安心です。
しかも無料で
そりゃ断るわけないですよね。
「ぜひお願いしま~す」ということになりました。
で、今日に戻ります。
早朝4時にホテルのロビーへ降りて行くと、
すでにドライバーのお兄ちゃんが待っていました。
外に出るとまだ真っ暗
ガイド役を買って出てくれたNさんがいて挨拶。
明るくよくしゃべる人で、いろいろ話をしました。
年齢も私より2~3才年上とほぼ変わらないし、
日本ではなんとお隣りの県に住んでいるとのこと。
縁を感じますね~~
お兄ちゃんは英語も日本語も話せないので、
お兄ちゃんが話す内容をNさんが都度通訳してくれます。
話しながらも、さすがに早起きをしたのと、まだ外は真っ暗で
景色が見られないので、眠くなってきて1時間ほど
横になって寝ていました。
「日の出だよ~」と言われ外を見ると、
お~、遠くに朝日が見えます。
もうすっかり田舎道を走っていたんですね。
途中でNさんが「トイレ休憩する?」と聞いてきて、車を降りたら、、、
あ、青空トイレね。。。
一応木や草が多い場所を選んでくれたようです。
はいは~い。と木の陰へ
で、トイレの話の後にする話ではないのですが、、、
海外にはいつも日本からジュレとかクッキーを持って行きます。
小腹がすいた時や、外で食べるタイミングを逃した時などのために。
この日も朝が早く、ホテルで朝食が取れないので、
一応持参していましたが、お兄ちゃんが簡単な朝食を
取れるお店があるというので、寄ってもらうことに。
なかなかローカルな雰囲気
Nさんが「コーヒーでいい?ミルクは?」と聞いてくれて、
とりあえずコーヒーを飲んでいると、
勝手に食べ物が運ばれてきます。
後で食べた分だけ精算する仕組みのようです。
三角のものも棒状のものも中に具が入っていて、
ピリ辛で美味しかったです。
春巻きですね。
そしてこの揚げパン!
これがま~美味しくて
具なしでサクッ&フワッとしていていて、
軽くて何本でも食べられちゃいます。
春巻きはちょっと脂っこかったので、揚げパンばかり食べていたら
(揚げパンも油ものですが)追加で頼んでくれました。
何本食べたかな!?
お茶も各テーブルに置かれ、
どうやら中華系のカフェのようでした。
Nさんが「お兄ちゃんがおごってくれるって」と言うので
お言葉に甘えることに。
「安いから」とも言ってましたが、いくらぐらいなのかなぁ。
もし旅行会社でガイドを雇っていたら、
ガイドさんの食事代は私が支払うことになります。
ドライバーさんは別のテーブルで自費で食べます(もしくは食べません)。
さて、その後もお兄ちゃんは猛スピードで車を走らせ、
キンプンに到着~。
ここで、お楽しみ(?)のトラックに乗り換えまーす