グロリアのケーブルカー。
リスボンは坂の町なのでケーブルカーも走っています。
3路線あるケーブルカーのうちの一つ、グロリアのケーブルカーに乗りに来ました。
グロリアのケーブルカーは1885年に開通して3路線の中で最も古いです。
もともとは市民の足として開業したものの、現在はすっかり観光名所となっているようです。
ケーブルカーもリスボアカードで乗り放題です。
現金だと運賃は往復で€3.8(約610円)。
完全に観光客プライスですね。
これでは市民の足としては使いづらそう。
1車両なので狭いです。
シートはフラットな長椅子タイプ。
この時は待っていた人がそれほど多くなかったので全員乗れたけど15分間隔なので次を待つぐらいなら歩いた方が早いです。
すぐ横に建物が迫る狭いところをガタゴト上がっていきます。
坂の途中にはこんなウォールアートもありました。
およそ260m。
あっという間に着いてしまいますが、坂道はかなり急なので上りは利用価値ありですね。
客室がフラットになるように車両はこんな形をしています。
いかに急こう配を走るかよくわかります。
サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台。
ケーブルカーを降りると展望台があり、リスボンの町が一望できます。
サン・ジョルジェ城も見えました。
いい眺めで気持ちが良かったです。
公園には露店が出ていてビールを飲んだり食事をしたりもできます。
ちょっと混んでいたのでやめておきました。
帰りもケーブルカーに乗ります。
線路上を歩くこともできます。
下りはいいけど上りは大変ですよ。
乗っている時間は短いけど、遊園地のアトラクションみたいでなかなか楽しかったです。
さて、宿の最寄り駅はバイシャ・シアード駅で、徒歩5分ぐらいですが、さすが坂の町リスボン。
駅から宿までの間に途中2ヵ所も急な階段があります。
ゼイゼイ言いながら上がって、
さらに2つ目の階段。
この階段の途中にレストランがあって通る度に気になっていました。
この日はランチを午後2時半頃に食べたのでお腹はすいていないけど、1日の締めにビールは飲みたい。
Organi Chiado。
という訳で行ってみました。
メニューはQRコードを読み取って、そのままスマホでオーダーもできます。
まだ明るいですがこの時点で夜の8時少し前。
気温は21℃で半袖だと少し肌寒いです。
薄手のカーディガンを着てちょうどいい感じ。
後で調べたらこのお店ヴィーガンレストランでした。
人気店のようでぞくぞくとお客さんが来ました。
店員さんの感じも良かったです。
ビール €4.5(約720円)
ナチョス €4.75(約760円)
宿に戻ると、ベッドサイドテーブルに手紙が置かれていました。
宿のWiFiが繋がらないとメモを残しておいたのでその返事かと思ったら市税の請求でした。
宿代は事前にクレジットカードから引き落とされています。
市税は現地で現金で支払う必要があると聞いていたのでそれはいいのですが、WiFiのことには触れられていません。
そしてやっぱりネットに繋がりませんでした。
市税は、昼間はスタッフがいるので渡してとのことですが、明日も昼間は観光に出かける予定なので、サイドテーブルの上に置いておくことにしました。
市税 1泊€4(約640円)×3泊=€12(約1,920円)
そしてまた「WiFiが繋がらないです!」とメモを残しました。
10GBと余裕のあるSIMなのでいいけど、宿で使えるはずの無料WiFiが使えないのはちょっとねぇ。
この日の歩数 26,260歩。
距離にして 17km。