2020年11月23日参拝
若狭姫神社下社と若狭彦神社上社の総称として「若狭彦神社」または「上下宮」と呼ばれ
両社の建物のつくりや配置はとても似ています。
現在はほとんどの祭事は下社・若狭姫神社で行われており、神職も下社にのみ常駐していているので
御朱印は、こちらで2社分いただけます。
主祭神は、龍宮伝説に登場する『豊玉姫命(とよたまひめのみこと)』で 「若狭姫神」として祀られています。
若狭姫神社は安産・育児にご利益があるとされ、
境内には子種石と呼ばれる陰陽石や、乳神様とよばれる大銀杏などがあります。
こちらは楼門(隋神門)ですが、社務所は門の手前、向かって右側にあります。
ニノは、この風景を見た瞬間、とても好きになってしまい
ここはいい!
すごくいい!
と思わず叫んでしまいました( ̄▽ ̄)💦
一之宮だけに古くから街中にあり、大抵の場合、洗練された感じがします。
こちらも例外ではありません。
古さの中に奥ゆかしさもある…この感じがたまならく心を刺激します。
楼門(隋神門)の左右には「吉祥8人」が・・・。
若狭姫神がこの地にやって来られた時にお供してきた眷属の方々だそうです。
こちらの神社は、別名「遠敷神社」とも呼ばれています。
奈良のお水とりで名高い遠敷明神は、こちらの神社の事ですと説明あり。
拝殿はなく、垣内に向かって左側に千年杉があります。
【千年杉】
実際に近くで見ると、とにかく木の幹がすごく大きくて迫力があります。
こちらの境内にはたくさんの大木があり、長い間この神社をまもってきたという感じがして感動します。
千年杉を写真(下)の足跡の所がら仰ぎ見ると
☯本殿の奥の屋根、鬼板(屋根の一番い高い所の端の飾り)
☯神門(手前)の屋根と鬼板
☯千年杉 をよく見ることが出来る・・・と書いています。
イチョウの葉がほどよく地面に落ち、絵を見ているようでした。
この時期ならではですね!
本当に美しい!!
下の写真のように建物のすぐ側に大木が囲むように残っているのは
ご神気の強い(勢いのある)神様がおられることが多い。
…と思っている。末社/日枝神社のこと。
貼り札によると 全国唯一「夢を司る神夢彦神社夢姫神社」
芸の上達を目指して宝ジェンヌも参拝する?!神社らしい
したがって、ここで自分の夢や、芸事の上達をお願いするのはいいのかもしれない。
上の写真は中宮神社
やたら張り紙が多く、こちらの宮司の「説明しておきたいこと」
「知ってもらいたいこと」がたくさんあるのだろうなぁ…と感じました。
下記の写真は張り紙の一部。
縁を切るとかにもいいんだって!!
まあ、これはここの清浄な空気を吸って
自分の迷いを吹っ切る(決意する)という意味なんですけどね。
わたしは真ん中の絵を栗だと思っていました(笑)
神紋は「宝珠に波」。これはホオリノミコト(山幸彦)が龍宮で手に入れた潮を自在に操る潮盈珠(しおみつたま)・潮乾珠(しおふるたま)をもらったことに由来している。
波は珠により操られる海を表す。
※潮干珠(しおひのたま)・潮満珠(しおみつのたま)と読んだり、書いたりする
【玉守神社】
上の写真は玉守神社 ご祭神 玉守明神
潮干珠・潮満珠の伝説を今に伝えています
ご神徳 漁業水産業、農業、料理飲食(業)、工芸の生業成就
ね…ここも大木が囲んでいるでしょ?
こういう場は結界があって聖域を守らんと樹木が頑張ってるねんよ
\(^o^)/
潮干珠(しおひのたま)・潮満珠(しおみつのたま)について
使い方については、日本書紀の方には「しおみつたまを漬(つ)けば、潮、たちまち満つ。
〈中略〉還りてしおひのたまを漬(つ)けば、潮、自ずから涸(ひ)ん」とある。海水に珠を漬ければよい。
ついでに海幸彦・山幸彦の簡単なあらすじを・・・(県報告みやざきより)
天孫ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメとの間に生まれた三人の皇子のうち、兄のホデリノミコトは海の幸を獲るので「海幸彦」、弟のホオリノミコトは山の幸を獲るので「山幸彦」と呼ばれます。あるときお互いの道具を取り替え、山幸彦は海に出掛けますが、魚が釣れないばかりか兄の大切な釣針をなくしてしまいます。海幸彦から責められ途方に暮れていた山幸彦は、シオツチノカミの導きにより、綿津見宮(わたつみのみや)にたどり着きます。
海の神の娘トヨタマヒメと恋におちた山幸彦は、三年の時を楽しく過ごし、海の神の協力を得て釣針を見つけ出します。山幸彦は海の神から教わった呪文を唱えて釣針を返したため、海幸彦は次第に貧しくなり、 山幸彦を攻めてきます。 しかし山幸彦が海の神から授かった潮盈珠(しおみつたま)と塩乾珠(しおふるたま)により海幸彦は苦しめられ、ついには降参し、山幸彦に仕えるようになったのでした。
(ウィキペディアより)
若狭彦神社の神事としては「お水送り」が知られる。当地の伝承では、ある年、奈良市の東大寺二月堂の修二会で神名帳を読んで全国の神を招いたが、遠敷明神は漁で忙しかったため遅刻してしまった。そのお詫びとして、遠敷明神は二月堂の本尊である十一面観音にお供えの閼伽水を送ると約束したという。白石から下った所にある鵜ノ瀬と呼ばれる淵は、二月堂の若狭井に通じているとされている。旧暦2月には、鵜の瀬で二月堂に水を送る「お水送り神事」が行われる。その水を受けとる祭事が二月堂の「お水取り」である。ただし、今日では、元は当社の神宮寺であった若狭神宮寺が主体となって行われている。2015年(平成27年)4月24日、「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群 - 御食国(みけつくに)若狭と鯖街道 - 」の構成文化財として日本遺産に認定される。
ユニークな灯籠と福井県の有形文化財、能楽殿
【主祭神】
若狭彦神社(上社) 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと) - 「若狭彦神」として祀る。
若狭姫神社(下社)祭神 豊玉姫命(とよたまひめのみこと) - 「若狭姫神」として祀る。
【アクセス】
西日本旅客鉄道(JR西日本)小浜線 東小浜駅から
若狭彦神社まで:徒歩約30分
若狭姫神社まで:徒歩約10分
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