2021年7月3日参拝。
快晴…とまでは言いませんが、「大雨」の天気予報にもかかわらず
晴れたり曇ったりのお天気で、結局この日は雨が降りませんでした。
帰りの車中ではパラパラと降っていましたが・・・。
おかげ様で、夏の強い太陽にくじけることもなく、
なんとなく過ごしやすい日となりました。
デンジャラスな神社・・・それは「比婆神社」💦
が、しかし・・・
比婆神社に近づくごとに、徐々にあまり陽のさし込まない手つかずの自然道になってきました。
あれ~~これは昔、奈良の「酷道(国道))」と呼ばれた道を夜に走った時のようだぞ・・・。
ガードレールがない、
曲がりくねった道に、対向車が来たら絶対避けられないような道幅、
倒木はそのまま
勿論、石の落下はそのまま
木の枝は大きく伸び、車にバシャバシャ当たり・・・
うわっ~もうこれはあの時を彷彿とするような状況です。
とにかく道は細いです。
しかも山に登るので、馬力も要ります。
四駆の軽自動車のおかげで何とか辿り着いという感じです。
鳥居の前には、大きな岩が三つ並んで祀られていました。
立派な石碑です。
こちらの由緒書きには・・・
「此処を遙に仰げば、森厳極りなき護持ケ谷の聖地たり、この地古昔より比婆の山と称し、山頂に岩窟あり、比婆大神と称え奉り、伊邪那美大神を祀る。
創立年代、これを古書に求めば、往昔にあり。御霊験をあらたかにして、世に『山神さん』とも敬い奉り、近郷は申すも更なり、湖東、湖北、関ヶ原、さては全国津津浦浦より、聖地を聞き伝えて参詣する者、月に日に、陸続そして踵を接し、御神徳に絶大なる信仰を捧げ来り。殊に、嘗ては、林元陸軍大将、樋口円大教授、或いは橋本元彦根高商教授等、数多の知名の人士、当社に参拝され、大神の御神徳を仰ぎつつ、崇敬の念を捧げられしを以ってするも、如何に尊き古社なるかを知るを得べし。而して宝暦以前の建立と伝う神殿ありしも、腐朽せしを以って、夭正の末期、崇敬者の寄進により、荘厳なる神明造の現社殿を再建し奉り、以って現今に及ぶ。」
実は古くなってかなり読みにくい状態でした。
この石碑の右側に禊用の自然の川があり、そこで手を清めます。
・・・で、このまま歩いて本殿までと行こうと思っていたら鳥居の奥から車がやってきました。
その方もこの先の本殿まで参拝されたそうで、
「車で15分ほどです。時間をかけて1日がかりで歩くつもりなら構いませんが、できたら車で登る方がいい」とのアドバイスをいただきました。
ということで、早速出発です。
鳥居をくぐるとまさにそこは聖地です。
エネルギーがゴロッと変わります。
しかし、ここから車で15分とは、ちょっと驚きです。
まだまだ終着点は先だったようです。
・・・でやっと辿り着いた頃には、霧がどんどん深くなり
ほとんど先が見えなくなって来ました。
この神社が本当にそうであるのかは別として・・・古事記には、こうあります。
「このお隠れになった伊邪那美の命は出雲の国と伯耆の国との境にある比婆の山にお葬り申し上げました」
イザナミの遺骸は「出雲の国と伯岐(ははき=伯耆)の国との境 比婆ノ山に葬(かく)し奉った」と伝えられている。
一般的には、出雲(今の島根県)と伯岐(鳥取県)の境にある「比婆山」のことだと言われています。
ですが、こちらも同じ「比婆山」という名前です。
イザナミノミコトの遺骨がここにあるというのもこの神秘的な風景を目の当たりにすると
存外そうなのかもしれないと思ってしまいます。
死の世界と、この世の境目にある場所。
ふとそんなことを連想させるような風景でした。
神社でこのように「霧」に出会うことの意味は・・・
高次の存在との対話や、尊厳、ギフトなど、色々とこの場で伝えたいことはありますが、
長くなりそうだったので、別記事にしています。
よかったらそちらでご確認ください。
これだけは言いっておきますが、決して悪い意味ではありません。
人によっては龍神との関わりを説いている人もおられますが
ニノの高次の存在によると、それよりもっと
自分の心と大いなる存在とのやり取りについて感じとってほしいそうです。
先が見えず、上記の写真の所で「終わりなのか?」と思いましたが
どう考えてもそれはおかしい。
本殿が見えるはず・・・
そこで、「入りま~す」といいつつ
中へとはずんずんと進んで行くと
あった~~~、本殿が~~~
本来なら上記の写真のように岩肌の見えるような所に本殿があります。
以前はかなり傷んでいたそうですが、2011年頃から改修がすすみ現在の姿になりました。
立派なご神木です。
本当に神秘的で感動ものです。
しばらくこの空気感を堪能し、写真を撮りまくりあらためて手を合わせました。
・・・がここで妙なことがおこりました。
「あれ?足がチクチクする・・・」
わたしは蚊に刺されたりしない性質なので何かおかしい・・・・
そう思うといつもと違って集中できず・・・ちょっと中途半端な気持ちのまま祈り終えたのです。
それでも沢山の感謝の気持ちを伝えて降りることにしました。
さらに霧が深くなっている様です。
そして事件は起こりました・・・・
車に乗りこんだとたん、やっぱり足がチクチクする・・・おかしいと思い
右足の痛む所をみてみると・・・なんと・・・
「山ヒル」が1ぴき、べったりとくっ付いているではないですか?!
もっ~~~虫嫌いのわたしのことです。
どんなにおびえたかは想像に難くないと思います💦
此処からは先はしばらく「山ヒル」の話です(^_^;)
悲鳴をあげて、(本当は触るのも嫌ですが)自分で取るしかないので
必死になって 叩き落しました。
でも上手く払えなくて、ちゃんと取れたのかどうかもわかりません。
足を確認すると、とにかく大丈夫そうだったので
出発してもらいました。
・・・が、しばらくすると前の席の下部に
アイツがいるではないですか・・・
しかも大人しくしていたらいいのに、今にも跳ねてこちらにやって来そうな勢いでした。
もっ~~~ダメです!
またもや「ウギャ~」と叫び声をあげ、結局、他の人に取ってもらいました。
あとで調べて分かったのですが、「山ヒル」は害虫なので、繁殖を防ぐためにも
キッチリと始末する必要があり、足で踏んだぐらいでは、意味がないらしく
卵を持っている場合はそのまま繁殖をするそうです。
はさみで切ったり、燃やしたり、殺虫剤をかけないとダメらしいです。
食塩を直接ヒルの身体にかけたり、水で溶かした濃い食塩も効き目があるそうです。
一般的にヒルにかまれても痛くないので、気づかないことが多いそうですが
ニノは蚊がさしても「痛ッ!」とすぐにわかります。
だからこそ、いつもと違う気配を感じたのですが、なにせヒルの経験は無く、
違和感を残しづつ、対応が遅くなってしまいました。
この辺り、梅雨時期から夏場は、とくに「山ヒル」の繁殖時期らしいので
ぜひみなさんもお気を付けください。
服装の装備や、ヒルよけのスプレー等を念の為準備して参拝されると安心かと・・・。
キュロット姿のNちゃんは、被害に合わなかったようですが
ニノの他にも沢山のヒルにかまれた人も・・・。
確かに痛くないので、なかなか気づきません。
もう大丈夫だと思っても何度でも確認してくださいね。
それと、予想外の血が流れてしまいますので驚かないでください💦
絆創膏と消毒液があったらいいですね。
ということで、さらに細かな対応や、防虫対策については下段に
神奈川県の発行している「山ヒル対策マニュアル」を参照ください。
これにて一端、「山ヒル」の話は終了します。
こののち、馬見岡綿向神社に参拝した際に、
全国的にも珍しい「蛭子神」が祀られている・・・
その名も「蛭子神社」を発見しました~\(^o^)/
あのヒルと同じ漢字を書きます。
ブログ等でも書いていますが、ニノの産土神は「蛭子の神」です。
まあ、事代主神であっても普通は、蛭子神と同一視しているので
ありがたく拝んでいますが、厳密にいうと、別神様です。
なので、なかなか地元以外でお会いできることが少ないので
とても嬉しかったです。
これはプチ幸福です
この時点でわたしにとって「山ヒル」は恐怖の対象でしたが
そこへ「蛭子神」が上書き保存してくれたおかげで
ちょっと楽しい経験?!とか思えたりして(笑)
実に単純です。
何でも占いのネタにするので、自宅に戻ってから
どうしてヒルにかまれたのか?と問うてみました。
すると・・・
成程な~というようなメッセージが来ました。
同じく、わたし同様に被害に遭った友人に対しても似た様はメッセージが返って来たので、ちょっとウケました。
ニノとしては、楽しい体験として上書き書保存されました~\(^o^)/
クドイですが、梅雨の時期から夏場にかけて山ヒルの繁殖期です。
ぜひみな様も参拝の折は、お気を付けあそばせ。
住 所:滋賀県彦根市男鬼字護持ケ谷494番地の5
山ビル対策マニュアル(神奈川県)より抜粋
どなたでも、上記の「山ビル対策マニュアル」(神奈川県)はダウンロードできますので
気なる方は、参拝前に準備されておく事をおススメします。
ヒルよけスプレーは1000円位までで販売されています。
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