El Cielo Azul de YOKOHAMA

青い空 白い雲 どこまでどこまで続く
僕の夢は高く 雲を越えてゆくよ

世界で一番 BONNIE YOKOHAMA

祖母井さんの代理人観

2008-01-08 | 1.横浜トップ
グルノーブルのGM、祖母井秀隆さんの『代理人観』について、読売新聞(1/8朝刊)の『日欧サッカー交差点』に記事があった。

要旨はこんな感じ。

・代理人がサッカーの発展を妨げている面は大きい
・すべての代理人が悪ではないが、金儲けだけを考えている人が少なくない
・クラブ側としてはあと一年働いて貰いたいのに、代理人自らの報酬のために移籍させる
・自分が仲介した選手をシーズン中一度も見に来ない
・悪い代理人にたかられ経営がおかしくなったクラブも見て来た
・特に一人の代理人に頼り切るのは危険
・ブラジル選手はかなり複雑、不明瞭な部分が多過ぎる
・フランスの場合、代理人報酬は移籍金の6%が普通
・欧州の場合、選手の移籍成立後、相手クラブに移籍金、代理人に手数料を払えばおしまい


祖母井さんの考え方で特に共感できる点が二つ。

(1)何人もの代理人から情報だけを貰っている。信頼できる代理人を何人確保できるかもGMの仕事には必要。

(2)代理人は、クラブの状況を見たうえで、足りないポジションの選手を提案する。契約した選手が心配なく働ける生活環境を整える。などなどケアが必要。

一つ目はクラブに対してだね。
GMや強化部長さん、うちはどうなのよ?
代理人を使いこなせてる?
代理人に振り回されてないかい?

そして二つ目は選手に対して。
君が契約している代理人は、君自身や君が契約しようとしているクラブで君が目一杯働けることを考えているか?
『一番評価してくれるクラブ』って簡単に口にする選手が多いが
まさか代理人から知らされる契約金額の大小だけじゃないよな?
今年は例年になく、横浜FCを捨てて移籍して行く選手が多い。
契約更改を望んでいるにも係わらずだ。
臼井の時に感じたやりきれなさと同じものを感じることが多いよ。

クラブも選手も
自分達が関わる代理人はどうなのか?
祖母井さんの原文を読んで、振り返ってもらえたらと思う。
ていうか、『クラブの実情に合わせた戦力向上』や『使われ方や環境の納得感』などなど
クラブも選手も幸せになるような、
そんな提案や条件を引き出せる代理人を積極的に選んで欲しいと思う。
コメント (1)
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