El Cielo Azul de YOKOHAMA

青い空 白い雲 どこまでどこまで続く
僕の夢は高く 雲を越えてゆくよ

世界で一番 BONNIE YOKOHAMA

「夢」「目的」「志」からの「目標」(阿部由晴 談)

2016-05-07 | 2.Seagulls
女子のサッカーと男子のサッカー
同じように判断し応援してもいいのか???
声援を送ってもいいのか???

これ、ホント、疑問なんですよね。


うちの姪っ子は硬式野球だったんですが、
中学あたりでぶつかるDNAの壁
そう『フィジカル』の壁です。
少年団時代は男子よりも活躍していたものが
どうしてもここで男女が別れてしまう。。。

それでこのGW1週間、常盤木の監督の阿部由晴さんの本とか
女子サッカーの本を色々と読み漁った。

その中で、実はコミック、漫画本が心に刺さってしまった(笑)

『さよならフットボール』新川直司(講談社)

脱線だけどね(笑)
主人公、恩田希という少年団サッカーのリーダー的少女が少年団から中学男子サッカー部に入り
苦悩する物語。
少年団の男子の仲間達が中学でどんどんフィジカル的に成長するなかで
女子の恩田希だけが取り残されて行く。

だけど阿部さんの本にもあったけど、これ
「フィジカルは相対的に弱くなるが、メンタルは男子よりも女子が強い」

そんな展開の漫画がね
ホント、心に刺さってしまった(汗)

残念なのはこのコミック、2巻で打ち切り完了なんですよ。全2巻。
「重版出来」第2巻にも出てくるエピソード、第三巻の壁なのか
売れなかったのか?
恩田希が規則違反で出場した春の新人戦後半で物語が終わってしまっています。
 
これ、恩田希がこの新人戦から始まる最初で最後の公式戦1年間の連載が続いていたら、
きっと話題の物語になっていたと思います。
なんとも勿体無いことですよ。

で、物語のほうですが、規則違反(1歳違いの弟をモップで殴って縛って身包み剥いでトイレに監禁)
で後半出場した恩田希は、幼馴染の元子分の相手DFに
フィジカルの違いで散々痛めつけられながらも、
本来の自分達のフットボールを思い出して行く
フジカル中心で身体を張ったセイフティな堅守速攻カルチョに対して
仲間を信じて中盤でボールを散らしながら、ゲームを楽しむ創造的フットボール。
勝敗以上に大切なものを周りの人達に気づかせ印象付ける。。。


楽しんでこいよ!
フットボールはゲームなんだから!


ホント、いい言葉でした。


勝敗はどうでもいいなんて言ってませんよ(笑)
ただね、自分の「フットボールを見る『目』」に対して
女子フットボールの何を見るべきなのかについて

『深み』をひとつ、持たせてくれた・・・というエピソードでした~!!

コメント
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