満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

結局

2007-02-03 03:30:57 | 雑記

皆様ごきげんよう。今朝書きましたヤフオクの評価の件、一日保留して考えたんですが、結局「良い」と評価しました黒猫でございますよ。

先方からのメールが最低限だったので、ちょっと不安になったりしたわけですが、考えてみればルール違反があったわけではないし、品物にも不備はなかったので。
ま、普通に見るときは「良い・非常に良い」は一緒くたにされて表示されるようなので、出品者様もお気になさいますまい。多分この方はちょっとしたお小遣い稼ぎとして出品されているのであって、別にヤフオクで生活していこうとは思っていないと思うので、あまり評価を気になさることもないでしょう。

ともあれ、落札したCDの曲がとても良かったので良しとします(笑)。今日そればっかり聴いてました。このCDは初回特典版としてDVDがついているので、明日観てみようと思います♪楽しみだなっ☆



以下私信になります。

・ひとことメルフォより H様
jojoネタに言及して下さったのは貴女が初めてです。ありがとうございます!もしやアレですか、スタンド使い同士は引かれ合う法則でここに?・・・そんな貴女にぼくは敬意を表するッ!(笑)
何か色々と方向性がおかしいサイトで申し訳ないですが、よろしければ今後も是非いらして下さい。ありがとうございました!

『ドリームガールズ』

2007-02-03 02:42:35 | 映画

皆様ごきげんよう。一週間お疲れ様でした!ピラテス、案の定以前にも増して起き上がれないようになっていた黒猫でございますよ。

今日は朝のお約束通り『ドリームガールズ』のレビューです。いやあ面白かった!

ブロードウェイミュージカルの映画化だそうです。

60年代。仲のいい友人同士であるエフィ(ジェニファー・ハドソン)、ジーナ(ビヨンセ・ノウルズ)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)はコーラスグループ「ドリーメッツ」を結成し、明日のスターを夢見ていた。そんなある時行われたオーディションで、ドリーメッツは優勝はできなかったものの、大スター・ジミー・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスにとスカウトされる。上昇志向の強いエフィはバックコーラスは嫌だと一度は拒否するが、他のふたりに説得されて、結局バックコーラスを務めることになり、グループ名を「ザ・ドリームズ」に改称する。

車のセールスからジミーのマネージャーに転身した野心家、カーティス(ジェイミー・フォックス)に心惹かれ、付き合い始めるエフィ、既婚者だが女たらしのジミーに口説かれ、最初は拒んでいたものの徐々に恋人関係になるローレル。やがて彼らは成功し、時代は「ジミー・アーリーとザ・ドリームズ」に熱狂する。
しかし成功は同時に彼らの亀裂を招いた。独自のやり方でますます敏腕マネージャーぶりを発揮するカーティスは、人気に翳りが出てきたジミーを切り捨て、ザ・ドリームズを3人だけでデビューさせることにする。その際、結成時からずっと同じだったリードボーカルをエフィからジーナに変更すると告げる。エフィの歌唱力に文句はないが、ジーナのほうが美しいので一般受けするというのだ。恋人のひどいやり方に猛反発するエフィだったが、周囲に説得され結局引き下がる。
ジーナをメインボーカルにしたザ・ドリームズは爆発的な人気を得るが、自分の立場を奪われたエフィは徐々に不満を募らせ、身勝手な行動が目立ち始める。周囲との軋轢からしばらく顔を出さずにいたエフィが久しぶりにショーのリハーサルに行ってみると、自分が立つはずの場所には衣装をつけた代役がいた・・・。


夢と栄光を手にする者、そこから転落する者。トップスターであり続けるために自分たちの持ち味をも変えて、本当にやりたかったことを曲げてまで留まる者、転落した底から立ち上がろうとする者。

ショウビジネスの光と影、友情と恋、裏切り、別れ、そして再生。これぞエンタテイメント!という要素がぎゅっと凝縮され、もちろん素晴らしい歌と音楽も満喫できるとても面白い映画でした!サントラ欲しいよ!!

わたしはもともとミュージカル的要素に弱いのですが、今回のはすごいですよー。ビヨンセもすごいですが、本作で女優デビューというジャニファー・ハドソンの歌声がものすごいのです。ガンガン訴えかけてくる、ほとばしるような声。マイクとかあんまりいらないかも。

中盤の山場で喧嘩するシーンがあるんですが、ここは誰もがすごかった。ミュージカル的に歌いながら展開します。ジェニファー演じるエフィはちょっと自己主張が強すぎるせいで周囲と衝突するタイプで、「あたしは謝ったし、心を入れ替えたんだから受け入れてよ」というようなことを歌うんですが、周囲が間髪入れずに「いいえあんたは身勝手すぎる」とか「もうおしまいよ」とか歌います。段々追い詰められ、最終的には画面上にひとり残されるジェニファー。そのシーンは表情といい搾り出すような歌声といい、本当に壮絶でした。凄い。

公式サイトで多少歌が聴けますので、ご興味を持たれた方は行ってみて下さい。

ザ・ドリームズの3人はグループでありながら、それぞれ全然違う個性を持ち、成功の一方でそれぞれが苦しくままならない経験をし、決断します。
そしてラスト。ああ、あのラストの歌も素晴らしかったなあ。是非皆様にも聴いて頂きたいです。観て損はしないと思いますよ!!

ビヨンセはこの役のために10kg減量したそうですが(10kgってすごいな!)、ホントにスタイル抜群でどの衣装もすごく似合ってました。ザ・ドリームズの衣装はどれもきらびやかで素敵だったなあ。特に成功してからはくるくるとスタイルが変わり、見ていて楽しいと思う反面、大衆受けに走ってしまっている象徴にも思え、見せ方として上手いなあと思いました。衣装と舞台装置は流石ハリウッドという感じの豪華さでした!!でもエディ・マーフィの髪型には何となく笑ったけど。

元になったミュージカル、生で観たらものすごいんだろうなあ・・・。今後日本で公演の予定があれば観てみたいです!