皆様ごきげんよう。寝坊を反省しつつもついついこんな時間の黒猫でございますよ。なんていうかもう早朝ですね。だからお前はダメなんだとか言わないで下さい。いえ、言ってもいいですが。
今日はこの間観た久しぶりの試写会の感想を。今年初映画かな。
『ウォーター・ホース』
第二次世界大戦中のスコットランド。ネス湖のほとりの貴族の館で、使用人頭を務める母(エイミー・ワトソン)と姉と暮らす少年アンガス(アレックス・エテル)は、出征した父の任期が終わるのをひたすら待つ日々を送っていた。
ある日アンガスは、湖で不思議な楕円形の石を拾う。初めはただの石かと思いきや、外側を削いでみると不思議な光を放つ卵だった。その卵はすぐに孵り、生まれた不思議な生き物を、アンガスはロビンソン・クルーソーから取って「クルーソー」と名づける。クルーソーは驚異的な速さで大きくなり、館で密かに飼うには限界を迎え、下働きのルイス(ベン・チャプリン)の協力のもと、湖に放す。
湖に放されたクルーソーは更に大きくなり、自由を満喫するが、一方で館に駐屯していた軍隊や村の人間に目撃され、ネス湖の怪物と噂になる。
ある日、駐屯軍の責任者、ハミルトン大尉(デヴィッド・モリッシー)が、アンガス親子を丘の上に連れ出す。設営した大砲を湖に向けて打つというのだ。湖にはクルーソーが棲んでいる。クルーソーを助けるために、アンガスは必死になるが・・・?
というようなお話。
ネッシーと聞いて試写会に応募しました。当たってよかった(笑)。
孤独な少年とネッシーとの友情の話で、全体的には子ども向けでしたが面白かったです。VFX製作がWETAスタジオということで、さすがでした。クルーソーはホントに生きてるみたいでしたよ。相当知能が高い設定なのか、アンガス少年とも意思疎通ができていたし、基本的にひょうきんな性格みたいで、可愛かったです。犬との追いかけっこは必見。犬(ブルドッグ)も可愛かったなあ。
スコットランドの田舎が舞台ということで、脇役の村の老人たちがとてもよかったです。ネッシーを釣竿にかけちゃって、釣り上げようとする無謀ぶりにちょっと萌えた(えー)。
ネッシーといえばもうUMAの基本みたいなものですが、ネッシーと少年といえば、わたしとしては頭に思い浮かぶのは『のび太の恐竜』。しかも基本的に途中までストーリーラインは似ています。もうクルーソーを見ても「ああっ、ピー助!」とか思ってしまってしょうがない(笑)。のび太の恐竜もすごーーーーく面白いですよ!!!!
あと、舞台がスコットランドだったんですが、ホントに綺麗なところで、ああ、いいなあ行ってみたいなあ、と思いつつ公式サイトをみたらほぼニュージーランドロケということが判明してちょっとがっくり(笑)。ニュージーランドはLotR以来結構ロケ多いみたいですね。行ってみたいなあ(どこでもいいのかよ)。