皆様ごきげんよう。一週間お疲れ様でございました。
今日も今日とてピラテスで劣等生ぶりをアッピールして参りました黒猫でございますよ。ニョホ。(笑いごとか)しかもピラテスの前に今まで敬遠していた謎の筋トレマシーンを使ってみたせいで腕が抜けそうです。
ところで今日、先日図書館で借りた『トワイライト1 愛した人はヴァンパイア』(ステファニー・メイヤー著、小原亜美訳 ソニー・マガジンズ)を読み終わったのですが、ビックリしました。タイトルでネタバレとは。読んでみたらライトノベル的なノリとフォント幅でしたが、だからと言ってタイトルでネタバレはひどい。読者を馬鹿にしています。原題は『トワイライト』だけなのに、何余計なタイトルつけてんの、という感じです。
もうそういう状況ですので今更わたしが隠し立てしても仕方ありますまい。好きになった人が実はヴァンパイアだった、という話らしいですよ。
この1巻では正体がわからないまま終わったけどね。「2巻予告 いよいよ明らかになるエドワードの正体」とありましたが、イヤだからヴァンパイアでしょ?としか言いようがありません。(※ヒント:タイトル)
文庫本の解説などで、解説から先に読む人もいることを考慮に入れずネタバレ全開で語る方などはたまにいますが、それはまあまだ許せます。でもタイトルは・・・避けて通れないだけにちょっとどうかと思いますよ。
あ、でも、わたしの大好きな『パーンの竜騎士』シリーズは新刊時の帯が思いっきりネタバレだったことがありました(笑)。カバーをかけてもらったせいで気づかなかったのでよかったですが。1冊でも多く売りたいという気持ちはわかりますが、タイトルや帯でネタバレされちゃあこっちの購買意欲はむしろ下がると思いますよ。お気をつけ下さい、出版関係者さん。
残念ながらわたしはこの本を純粋に楽しむには歳を取りすぎているようです。ヒーローの造形のハーレクイン的な出来すぎ感も気になるし(笑)。
対象年齢はローティーンくらいかなあ。それにしては本の装丁なんかが微妙なんだよなあ(上記リンク先参照)。小洒落たソフトカバーだし、ソニーマガジンズだし、わたしははっちゃけたSFラブコメを勝手に期待していたのですが。
952円というお値段的にも、中高生は二の足を踏むのでは。このお年頃の書籍代の100円200円の差は大きいんじゃないでしょうか。どういうつもりでこうなったんだか。