机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

妻 futari

2016-06-01 06:08:00 | 映画の味方
 昨日は孫と二人で公園に行き、滑り台で着地に失敗して尾てい骨をしたたか打った。
今日もまだ痛い。
孫と二人で高台に上がり、最初に自分が滑り孫に後から滑るようにうながして最後の滑り終わりに孫を確保するという手順なのだが歳には勝てなかった。



 絵は大映映画1967年公開の「妻二人」。
当時は洋画ばかり追跡していたのでこういう映画の存在を知らなかった。
若尾文子、岡田茉莉子が美しい。江波杏子、長谷川待子も格別だ。

絵は下絵の段階でそのうちペン入れをしようと思う。
 
 女性と銃のパースがおかしいと家人からクレームがついた。
確かにこれでは超巨大な手の持ち主だ。
間に亀裂を入れてごまかしたが、それでも納得されない。これでは「怪物くん」だと笑われた。

 この映画の主役はなんといっても、コルトポケット25オートなので描く身としては大きくしたかった。

「どうしてこんな物を持っているんだ」と問いただす高橋幸治。「知り合いのアメちゃんから貰ったのよ」と岡田茉莉子。このくだりがいいなぁ。邦画なのに露骨に拳銃が出てくるので、調べてみたら原作はアチラだった。

なるほど日本の治安状況なら痴情のもつれは包丁やナイフが妥当だ。 
しかしアメちゃんから譲り受けた拳銃を手にしている女の人生がどんなに過酷なものであったのか、このシーンは表している。
のちに、この拳銃が物語をクライマックスへと導いてくれるので素晴らしい脚本だ。
それにしてもアチラは相変わらずの銃国家だ。男女のいざこざも拳銃でケリをつけているのだろう。

 今日は雨だ。孫とfutariは中止だ。