机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

人間失格

2016-06-12 04:04:00 | 本の読味
 くじ運が悪い。(いつもながら文庫本にはカバーがかかっていて題目がわからない)
本棚から引き抜いたらこれだ。

「人間失格」 新潮文庫 昭和二十七年十月三十日発行 昭和五十五年五月二十五日八十六刷
定価 160円とある。(誰の本だろう女房に尋ねても記憶がないと言うし自身も買った記憶がない)

 数年前にイクタトーマ主演の映画を観たが、どうだったか憶えていなくて冒頭部分だけを見直した。
なるほど、こうきたか。原作と映像は別物なので途中でやめた。
なりゆきだ、読むのを続けてみるか。

 長女と孫二人が同居してひと月余になる。
この頃ではうえの孫と毎日公園に遊びに行くのが強制労働(孫は疲れさせないと昼寝してくれないのである)になっている。
日々、ミリきざみで進歩していく様を見るのは楽しみである。
 娘の旦那は休日は会社の上司とゴルフだと娘のLINEに写真付きだ。独身貴族を謳歌している訳だ。
「こちらはその子供の教育係の下請けだな」と言うと、横にいた次男が「いや孫請けだろう」とは思わず笑ってしまった。たしかに孫受けだ。

 自分の若い頃を振り返ると子供三人も女房にまかせっきりだったなと反省する。
仕事が忙しかったとはいえ女房も大変だったろうなと日常の様を見ていると改めて思う。
爺さん婆さんも子育てには必要だとつくづく思う。世の中には共働きもいればシングルの方もいる。
 
 公園に行くと時間によっては子供達が沢山いる。
うちのようによちよち歩きもいれば小学生の低学年もいる。
保育園の子供達も遊びにくる。お年寄りがパークゴルフに一所懸命だ。
三十年前を思い出す。自分の子供達ともここにきたなぁ。
公園の樹木がその時よりも巨大になっている。カラスも子育てに懸命らしくこちらを権勢している。
みんな元気だ。

 それにしても、「生まれてきてごめんなさい」とは。
この人にA賞をあげなくてよかったですね、K端さん。

 生意気言ってごめんなさい。