自分の所有する平田弘史先生の二冊です。前にも何度かアップしていますが再度アップします。旧東京五輪の年、当時中学一年生の坊主は平田作品にしびれていました。
引っ越したばかりの、この町にまだ貸本屋があったのです。二冊で百円、ボロボロでしたが迷わず買いました。ハイライトが六十円の年に中学生には痛い出費でした。昼食のパン代を削って貸本を買ったものです。
今、この表紙絵を見ても、その凄い迫力に憧れています。自分には終生太刀打ちの出来ない孤高の武士が、そこには立っています。一歩踏み込もうならバッサリ袈裟懸けに己が身を両断されます。
でも、実際にお会いした平田先生はお優しい方でした。
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