某漫画家がネットTVで、話しの流れの中で言っていた。
「開明墨汁とGペンは凄い」
確かにその意見は認めるけど、もう何十年も墨汁は使っていない。製図用黒インクを長いこと愛用している。
理由は簡単だ墨汁はペン先が錆びるからだ。ついでに言えばカラス口も知らない間に錆びて使い物にならなくなる。
昔、煙草の「しんせい」が三十円の頃に一枚二十円のケント紙を使っていた。
ついでに言えばペン先も十円位はしていたと思う。
下描き用の西洋紙でさえ一円していた時代にあって漫画を描くというのは、今にして思えばけっこう贅沢な趣味であった。
今は一枚七~八円の漫画専用紙を使っている。金銭的には昔に比べ楽になった。
しかしこの紙は以前使っていたケント紙にくらべ使い勝手が悪い。
製図用黒インクとの相性が悪いのだ。どうもインクが紙に対してスムーズにしみこんでくれない。
フリーハンドで描く網線や動線などのすばやい描線が紙に落ちてはくれない。
劇画を本格的に描き始めて、この六年気にはしながらもやってきたわけだが、この漫画家の一言にどれひとつと机の上の開明墨汁に手をかけた。
もっと早くに墨汁を使えばよかった。ペン先からの墨の離れが早いのだ。
これはいい。実にいい。
「開明墨汁とGペンは凄い」
確かにその意見は認めるけど、もう何十年も墨汁は使っていない。製図用黒インクを長いこと愛用している。
理由は簡単だ墨汁はペン先が錆びるからだ。ついでに言えばカラス口も知らない間に錆びて使い物にならなくなる。
昔、煙草の「しんせい」が三十円の頃に一枚二十円のケント紙を使っていた。
ついでに言えばペン先も十円位はしていたと思う。
下描き用の西洋紙でさえ一円していた時代にあって漫画を描くというのは、今にして思えばけっこう贅沢な趣味であった。
今は一枚七~八円の漫画専用紙を使っている。金銭的には昔に比べ楽になった。
しかしこの紙は以前使っていたケント紙にくらべ使い勝手が悪い。
製図用黒インクとの相性が悪いのだ。どうもインクが紙に対してスムーズにしみこんでくれない。
フリーハンドで描く網線や動線などのすばやい描線が紙に落ちてはくれない。
劇画を本格的に描き始めて、この六年気にはしながらもやってきたわけだが、この漫画家の一言にどれひとつと机の上の開明墨汁に手をかけた。
もっと早くに墨汁を使えばよかった。ペン先からの墨の離れが早いのだ。
これはいい。実にいい。
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