完成である。テキストも合成もメディバンペイント一本ですませた。テキストとはラドン、出演俳優等の文字打ちの事で、合成とは先に描いた俳優、佐原健二、白川由美をコピーペーストした。当初はデータをフォトショップに持っていき、しかる後にイラストレータでテキストをと考えていた。昔はこいう手描きの映画の看板が巷に溢れていた。
ラドンは怪獣映画としては初のカラー作品と記憶している。DVDで改めて観るとラドンを吊っているワイヤーも背中から丸見えである。制作者のコメントによると今時の技術ならワイヤーも消せるがリマスターするにあたってそのままにしたとの事だ。
上記の絵はテキスト打ち前の俳優をコピペした状態の絵である。メディバンペイントにも大部慣れてきたのでフォトショップに移動せずに処理した。今見ると女優の白川由美の方に入れ込んで描いているのが分かる。時間も三倍ほど掛かっている。
上記の絵は背景のみである。これはこれでレイヤーは十個ほどある。レイヤーとは階層の事である。紙描きの一枚で描くのとは違い、透明の薄いセルロイドにそれぞれに遠景、近景、等と分けて描いていると願いたい。この場合は戦車、地面、街並み、ラドン、空と分かれている。お互いが干渉しないので便利である。
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