未完

　劇画の方は休筆状態である。ネームも下絵もかなり先まで出来ているのだが停滞している。

　最近はこのブログに一枚物を掲載する事が多くなった。心理状態が変わったせいか、只の怠けなのか、それとも脱皮しようとしているのか解らない。

　下の絵も未完である。背景を入れようか迷っている。背景を入れると絵がやかましくなる。なるが、入れると物語りが生まれるし男の心理も表現できる。迷うところだ。




　二度と持つまいと思っていたコルトだが男は握ってしまった。後悔の傷口が胸の内に広がった。その色はこれから始まる惨劇の血の色でもあった。後戻りはできない。吸った煙がひりりと痛い。

浮雲

映画「浮雲」をイメージして。

日活コルト

上の写真は実際に映画で使用された物であるようだ。



下はモデルガンと思われる。



ともにネットからのもので画像加工して資料とした。

日活映画

　日活映画が好きである。手前は「エースのジョー」、奥は「抜き打ちの竜」といったところか。夜に職場でラフを描き、家でペン入れしてフォト・ショップでスクリーントーンを貼った。トーンは余り上手ではない。センスが悪い。

　なぜか先に描いた素描の方が皮肉にも良く見える。　

浮雲（ではなく）浮草（であった）

好きな映画で何度も観ている。



絵はワンシーンを思い出してイメージしてラフ。