Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

図面に思う

2011年07月15日 | 建築、設計

ちょっと、図面に追われている。追われているとは おかしいか。

追い込んでいかないといけないはずなのに、追われている。(笑)

そういいながらブログをアップしているのだから、追われているように

感じないかも。。。

いやいや、描く図面にチェックする図面、結構あるのである。

 

いやいや、そういうのを書こうと思っているのではなく、昨日、打合せのときに

ケンチクに対するいろんな思い入れのような話が出たので

なんとなく図面のことを書いてみたくなったのである。

 

今はもうコンピューターでCADソフトを使って描く時代になってしまい、

時代の流れに逆らえず、CADを使って書いているが、これはこれで

いろいろとソフトが違うと面倒なことがあって、他の人のデータを

見ようとすると文字化けしたりする。

線の太さも設定をあわせておかないと出力したときに

ヘンな図面になるし、自分が使用しているソフト以外は

使えないものが多い。

 

全ての人が見ることができて、図面を変更できたりするのが

当たり前であったが、それもできない場合がある。

それに図面に感情移入がしづらい。

手で線を1本1本かいているときは、強弱をつけたり鉛筆の芯の粉で

濃淡をつけたり、そう絵を描いている感覚があったが、

コンピューターだとなかなか難しい。

 

プレゼン用にはカンタンにリアルな表現ができるのであろうが、

(そのテクニックもあまり持ち合わせていませんが・・・)

ケンチクの詳細な図面などというのはなかなか表現できない。

誰が書いても一緒のような図面になるのだ。

実際は、内容が各人によって違うのであるがパッと見ただけでは

変わらない。

 

手描きの場合は、数字や文字も描く人の個性があって見ていて

面白かった。自信のないところは線が薄くなっていたり・・・

キタナイ図面は見る気も失せましたが、まあ、それも今となっては

有りだったかと。CADで内容のない図面も似たようなものなので。 

 

CADの図面を見ていると、1本の線の価値が落ちたように思うのである。

手で描く図面は1枚だけだけれど、CADだと何枚でも出力すれば

原図ができる。だから平気で図面をぽいっとゴミ箱に捨てる人が多い。

まあ、残していても仕方ないのであるが。

 

ただ、そこに手描きで上からスケッチやチェックをすると、

もう捨てられない図面となる。

そこの違いなんだなぁ、手を動かすというのは。

この世でたった1枚の原図になるのである。

  

なんでもかんでも便利になるのはいいけれど、

そのぶん何かが失われていくのだろうなぁ~。


コートネーム

2011年07月15日 | スポーツ

そういえば、コートネームなんてのを女子バレーで聞いたことがあった。

中学生で女子バスケット部の中でもコートネームなるものがあるらしい。

意味がよくわからないので、ちょっとインターネットで調べてみたら

もともと社会人の女子バスケットで使いだしたのが始まりで、

コードネームは、名前からの由来や期待をこめてのネーミングなど

いろいろとあるらしい。

 

ムスメの場合は、誰がつけたか「嵐(らん)」

由来は「勝利の嵐を巻き起こせ!」 なんと威勢のいいネーミングで。。。

まあ、名前とぜんぜん違うので芸名のようなものか。

典型的な期待をこめてのネーミング。

ニックネームでは期待をこめての名前など付けないだろうから

やっぱり、コートネームというヤツか。

 

なんだか子供が、知らない名前で呼ばれているのは、

不思議な感じがする。