姫路にいってきた。世界遺産の姫路城のある姫路市である。
もうかなり経つが、姫路城が改装されて、真っ白になった
という噂を聞き、何年かぶりにいきたいと思い立ち、いき
なりいってきた。
人が多く、その流れに乗って歩いていたが、姫路城の中へ
入ろうとしたら、いきなりの1時間半待ち。3時半ぐらいに
到着したのでそれだけで5時になり、中を観るのに1~2時
間かかるらしい。5時までの会場の姫路城ではどう考えても
無理であり、あきらめざるを得ない。
城というキーワードでまちづくりをしているところは多いと
思うが、姫路ほど成功しているところは少ないと思う。
駅をでてメインストリートの正面に堂々とした姫路城が観え、
「ようこそ姫路へ」という感じなのだ。
城を中心にイベントがあり、それを開催する広場もある。
様々な施設も城を中心にして点在しており、どこへでも簡単
に行ける。とてもわかりやすい。
姫路はその北の但馬地方の玄関口でもあり、但馬の人が姫路
城をみたら、帰ってきたと思わすぐらい地域の存在感は大き
い。あっぱれ、姫路城なのである。
帰る前に、名物の「えきそば」の店を見つけて食べた。が、
冬の姫路駅で食べる独特の雰囲気がなく、あまり美味しく感
じられなかった。食べ物は雰囲気、シーンで味わうモノだと
いうことを改めて知った。
平成から令和に変わってどうなん。何も変わらんやん。
と思っていたが、そうは世間が許さず、ここぞとばか
りの商魂である。
令和記念バーゲンということでスニーカーは70%オフ、
傘は半額ということでスニーカーを2足買い、折りた
たみ傘を1つ買った。
いやあ、どこで恩恵を受けるかわからない。スニーカー
などは22000円のが5000円と破格値であった。元号が
変わるのがこんなに盛り上がるとは思わなかった。そも
そも平成に変わる時は天皇の崩御ということで国民が暗
かったが、今回は生きながら改元ということでイベント
的になり盛り上がってしまった。
10連休ということも影響しているのだろう。働き者の日
本人がたくさんの休養をもらって浮足立っている。(笑)
権利を勝ち取った欧米諸国は当たり前の多くの休日を過
ごすのだが。。。
5月1日はメーデーであった。ボクは3回ほどしか参加し
たことがないが、日本の労働時間に対する対価というの
はもっとあって然るべきだと思う。みんな真面目で、お
金に関することをいうと人から嫌な目で見られるような
錯覚をしている。権利を主張することは大切なことだ。
企業がどれほど儲けているか。それに対して労働者はど
れほどもらえるのか。しっかり、考えないといけない。