屋根の樋をドラム缶に突っ込んで蛇口とオーバーフロー管(満タンになってときにあふれさす配管)を取り付け雨水利用の装置の完成。ドラム缶の下にモルタルで囲いをつけて足洗い場?にもなる。
以前、設計した住宅の例です。見た目は良くないので正面から見えない奥のほうに設置します。ただし、価格はかなりリーズナブル。主な利用方法は植栽への水やり用です。結構、重宝がられています。
他にも簡単な例として樋の途中に設ける「パッコン」:雨水取り出し口( https://www.diyna.com/webshop/tanita/index.html )というものもあります。ステンレスのような高級な入れ物を用意しなくてもお気に入りの瓶などに水が入るようにして水を溜めておき、ボウフラが発生しないよう中に金魚を飼っている例もあります。「パッコン」自体は安いものです。
雨水などは工夫しだいによっては簡単に利用できるようになります。これからの住宅は自然をいかに利用するかということも課題になってくる時代だと思います。