Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

ぬか漬けの本質

2018年09月25日 | 日記・エッセイ・コラム

5月29日にぬか床をつくって、もうすぐ、4カ月になる。
何とか毎日かき混ぜて、夏を乗り切れたかな。途中で白い
ものが表面にでてきたりしたが、そろそろ落ち着きそうで
ある。
 
ぬか床が落ち着くには約6カ月かかるので、まだ、どうな
るかわからないが、暑さのピークは過ぎたので管理しやす
い季節になったきた。味はその都度変わるという不安定さ
はあるが、ぬか漬けの本質は何かがわかってきてように勝
手に思っている。
 
それはズバリ、塩分です。コクがでるとかどうとかという
のは、ぬかである程度の味がついてくるので問題ない。
問題は塩加減なのだ。特に夏場はカビ防止のために塩を多
く入れたりするが、ぬか漬けの野菜が塩辛くなってしまう。
 
コクとか旨みは次の段階で、まずは塩分を一定に保てるこ
とが重要である。それが出来るようになって次の段階とし
て味を極める。そんな順番のような気がする。ちょうど
いいな、と思っていたが、追いぬかをしたときに塩を入れ
すぎると味がすっかり変わってしまう。
 
思った以上に塩加減が難しいのだ。気温が下がれば無理に
塩を足すこともなくなるので一定の塩分は保てそうだが、
夏は難しかった。高血圧のボクがほぼ毎日、キュウリかナ
スのぬか漬けを1本食べている。そんなに塩分を取ってい
いのだろうかと思うのであるが、塩分と血圧は無関係だと
思っているので普通に食べている。
 
少々、塩辛くてもそのまま食べている。それが育ってきた
野菜達に対しての礼儀だと思っている。
 
折角、漬けた野菜を無駄にはしないのである。
 


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