コメ

７日の日経新聞に載っていたのだが、「コメ価格急騰　アジアに波紋」。世界最大のコメ輸出国タイで米価がこの３ヶ月で２倍に高騰。。。

　

アジアは香港ぐらいしか行ったことがなかったのであるが、結構　コメを食べている。この新聞でなぜ「米」ではなく、「コメ」なのかと思った。価格は「米価」と漢字を使っているのに・・・。以前、日本でも米不足の時期があり、そのときにタイ米など出回ったが、日本人の口には合わなかったようで、品種も違うので日本の「米」と区別する意味で「コメ」と表現しているのだろうか。

　

日本の「米」はやはり高価であるようで、１ｔ当たり、約３０万円也～。それに比べて、タイの「コメ」は１ｔ当たり、約８万４千円。これでも年初の２倍の値段。日本とは　これほどまでに値段が違うのかと目を疑ったが、どうもそうらしい。

　

また、インドやベトナムなどは経済成長や人口増加で国内の需要が増加して輸出を抑えている。人口増加によって食料不足が指摘されて久しいが現実に起こり始めている。今回は「コメ」のことだけであるが、石油に代わるエタノールの原料として「トウモロコシ」が見直されると売れるものだから、家畜の餌が不足したとうニュースも聞いたことがある。

　

いやいや、これは食料だけでなく「水」にもいえることで、水不足の国も増えていくことは予測される。海水をいかに淡水に出来るかという技術もクローズアップされている。これからは「食料」と「水」というのをいかに確保するかというのは重要なことになるはず。

　

ボクは「地球温暖化」の責任が二酸化炭素だけではないと思っているが（　参照　：　http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-517.html　）　エネルギーが　「もったいない」と思って、節約する精神を持って、行動することは大切なことであると思っている。　「食料」も「水」も　今後、不足するのは目に見えている。　残さずに食べ、無駄に水を使わないし、汚さない。それだけのことでも省エネにつながるのではないだろうか。