今回は本の紹介 「水問題の重要性に気づいていない日本人」 「おいしい水の話」から「酸性雨の話」まで 著者 橋本 淳司 PHP研究所 発行 1300円+税金
この本は水の問題を「ミネラルウォーター」の話から始めていて読みやすい(入りやすい)本だった。水の硬度の計算式 硬度=(Ca:カリウム量×2.5)+(Mg:マグネシウム量×4)で出る。この式ででた数値がWHOの基準で硬水とされる硬度120以上は日本のドラッグストアで買えるものの中では1/3程度だそうだ。本当にミネラルが入っていてミネラルウォーターと呼べるのはたったのこれだけ。他にも具体的な数値が出てくるので実感しやすい。水の大切さを訴えている本である。そのための環境保護、ごみの問題、バーチャルウォーター(例えば牛肉を食べるとするとその牛がそれまでに使った水(餌など含む)を換算して100gの牛肉にに10000?使っている)の考え方(だから食べ残しは多くの水を捨てることにもなる)等、興味深い話が多かった。
面白かったのは世界の人たちが使っている平均の水の量50?を小学生に体験させた話。こんなのを読んでいると蛇口から出てくる安価な水が本当に大切に思う。
酸性雨の問題も指摘している。中国の工業化によって日本に酸性雨を降らす。このことへの警笛や世界中で酸性雨によって魚の住めない湖が多くあること等、考えさせられる。興味のある方は読んでみてください。
PHPの発行ということでもう一つPHP(平成18年1月号)の裏表紙に掲載されていたものも紹介。2月も半ばになり年初にたてた気持ちをリセットしようと自戒をこめて~。
「初心に返る」 ・・・(略)・・・何か事を始めるときに人は心に期するものを持つ。だから、一生懸命であり謙虚である。一生懸命で謙虚であれば、すべてのことが新鮮で、人の言動、社会の事象、あらゆることが学びとなって、自分を大きくしていくことができる。 しかし、時日を経るにしたがって、その強い思いはともすると薄れ、それにしたがって熱意や謙虚さも失われていく。これは人間の常として一面やむをえないことなのかもしれないけれど、そのときその人の成長は止まる。進歩も止まる。 そうならないためには、時々に初心に返ることである。 ・・・
きっかけをつくって思いをリセットする機会を~。でもあまり頑張りすぎるのはストレスがたますのでほどほどに~、楽しかったらよしとしよう。
本当に 水の大切さが わかりました。
翌日から給水車で水を届けてくれた 自衛隊の方が
まぶしく輝いてみえましたよ~
洗濯機は 水道水が出るまで 使えませんでした。
そして 久しぶりに 洗濯機を回した時
なんと多量の水を 使っていたのだろうと
驚いたことを覚えています。
トイレの水は プールと池まで 汲みに行きました。
今でも トイレの水を じゃ~と 流すのには
家族皆 かすかに抵抗があります。
海外で食事した時には…
レストランで座れば 無条件に水が出てくる日本の習慣って
なんて素晴らしいのだろうと 思いました。
子供たちに 資源の大切さを 実感してほしいですね
それには まず大人から 自覚しなくては~と思います。
伝わりませんよね。
トイレの水は今までは10?前後のものが多かったのですが、
メーカーも排水方法を工夫して現在は6?のものが出ています。
全然、使用量が違うでしょう。
ボクが設計した住宅で、雨水を利用して(雨樋を工夫して)草花等の
水用にドラム缶に水を溜める方法を採用したのですが、これが
かなり好評です。
水用にドラム缶に水を溜める方法を採用
グッド アイデア ですねえ~ (★^▽^)V
太陽熱や 雨水は どんどん利用していけば いいですよね~
本当に自然エネルギーを利用した、パッシブな考え方は
こらからは大切だと思います。
機会があれば写真をブログでアップしてみます。
この本は、環境や水の問題の重要性にまだ気づいていない方々に、水問題を身近に考えていただきたいという思いで執筆いたしました。
環境や水について、問題意識の高い人はいます。ですが、まだまだ少数です。
近い将来、大きな問題となる水の問題を、私たちは知恵の力によって、平和的に解決しなくてはなりません。
そのためには、いまはまだ環境や水に関心の薄い多くの人に、この問題を考えてもらい、知恵と行動を合わせていく必要があります。
多くの人にこの問題を知っていただきたいのです。
ありがとうございました。
まさか、このブログを ご本人が読まれてコメントをいただけるとは
思いもよらなかったので恐縮するばかりです。
この本を読んで本当に環境や水の問題は もうそこまで来ている
ということを改めて感じました。
HP http://www.aqua-sphere.net/ と ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/aquasphere2007 も見させてもらっています。
これからも環境や水の問題等、多くの人に知ってもらうために頑張ってください。また、他の本も読んでみます。
ご丁寧にありがとうございました。