父のニットキャップを探しに出かけた
父は毛が少ない
母は『だからこそキャップをかぶらねばならない』と言うが
どう考えたって、かっこよく見える訳がない……と思う
ブランド物が好みなのだが
なかなか、思い描く姿にはならないようで
あれこれ被らされて、父は不満そうであった
『あれを、買っておけばよかったのに…』と
シーズン初めに買いそびれた、お高いブランド品が心にひっかっかっているらしい
しかし…
それが果たして似合うのかね?
『何でも、いいがね…』と言いながら
あれこれ被って、鏡をのぞき込んでいる父もおかしい
母曰く、『あれで、なかなか好みがはっきりしてるのよ』だって
かっこよくは無いが、ほどほどに似合う物を見つけて
無事にお買い物は終了
もっと、早くにお店に行けば、色々種類もあったでしょうに
遅いよ!