オアカムロ

最近は、沼津から魚を仕入れる際にはいつもオアカムロを発注している。
もちろん毎回必ず入荷がある訳じゃないですが、今週はずっとメニューに入っています。
このオアカムロってムロアジに近いアジの仲間です。
釣り人ならこの魚のことをご存知かと思いますが、じつはそんなに喜ばれる魚ではないんです。
太平洋側の黒潮でブリやヒラマサなどの大物を釣りに行って、それを邪魔する代表的な魚がこのオアカムロとソウダガツオ。
だからコレが釣れた時には「なんだよー、オアカかよ～」って気分になる。
だからこの魚は値段も安い、だからウチの店ではボリュームたっぷりでご提供出来る。
しかしこのオアカムロ、ものすごく脂がのっていて美味しい、ただ難点は身が柔らかいこと、なのでお刺身にはあまり向かない、ウチの店みたいにタタキがお薦め。
ちなみに私が仕入れている沼津の市場の店では、朝方 鮮魚を店先に並べて売っている。
そして昼前に売れ残った魚は他の販売所に移したり、その店で加工をして売っている。
このオアカムロは、干物に加工している、マアジの干物よりこのオアカムロの干物の方が脂がのっていて美味しい、だから売れ行きもいいそうだ。
朝、電話するのが遅くなったりするとオアカムロはさっさと加工に回されてしまう、っていうか多分この魚は他の魚よりも早く加工に回したいんだと思う、人気のある魚だから。
そう、オアカムロって知る人ぞ知る人気のある魚なのだ。

本日は
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やってます！

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