「衣替え」
10月1日になり、衣替えの季節になりました。
今日昼過ぎに街を歩くと、目についたのが学生たちの制服姿です。
そして目の前を楽しそうに話しながら歩く三人の女子高校生。
一人のジャケットの後ろに目がいきました。裾の躾け糸が付いたままでした。
白い糸がクロスになっているので目立ちました。教えてあげようか、どうしようかチョッと
迷いました結局やさしく教えてあげました。恥ずかしそうにしていましたが、
一緒にいた友達が笑いながらありがとうございますとお礼を言われました。
この時期よくあることで、男性社員が躾け糸のまま会社に出勤ということも見たり、
聞いたりします。クリーニングに出し、受け取ってからそのまま洋服ダンスにしまっていて、
衣替えの時期に出して着ていくパターンがよくあります。
早めに用意して風にあて、防虫剤の匂いを消しておくことも心使いとして必要ですね。
結婚している男性ですと、奥さんは気が利かない人なのかなとか、余計な想像を
してしまいます。
衣替え(ころもがえ)は衣更え、衣更とも表記します。
季節の推移に応じて衣服を替えること。またそのための衣服の収納場所を
変更することをもいいます。
季節に応じて学生や企業の制服(夏服、冬服など)が変更しますと、辺りの光景が
変わって見えます。
この時期秋が来たなと実感します。特に百貨店などは販売員の制服が、
店内の装飾とともに秋満開となり、用も無いのにぶらぶらしたくなります。
日本では、多くの地域で、毎年6月1日と10月1日に一斉に衣替えが行なわれます。
比較的寒冷な北海道では、半年ずれた6月15日と9月15日に衣替えをすることが
多いようです。
また、温暖な気候の南西諸島では、5月1日と11月1日に行われており、夏服、合服を
着用する期間が本土より一か月ずつ長くなります。
どちらにしても切り替えの時期は身も心も引き締まります。
景色や空気感も違うし、食べ物もぐっと美味しいものが目立ってきます。
人間は、季節の物を頂くのが体に一番いいようです。