木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 313 信頼関係

2006-06-03 | カイロプラクティック
患者さんは「医者に行って治って当たり前。治らないと薮医者」これが常である。小生も患者さんの立場にたてばそう思うだろう。「医療機関に行けば治る」そういう先入観をもって治療に行く。

治療をする側は最善の治療をするが治る約束はできない。特に我々が行っている代替医療は自然治癒力のお手伝いである。「癌を切って取る」といった明確な治療ではないので、結果が出て初めて効果の程が解る。

結果がすべてと言っても過言ではない。患者さんの立場から考えると結果が出ないことには意味が無い。「本当に治るの?」疑念が生じる。疑念が生じると全てに信頼関係が成立しなくなる。

信頼関係が成立しないと患者さんに潜在的に閉鎖的な感情が芽生え、身体内の生体エネルギーの均衡が不均衡になる。治療効果も期待できない。治療家は壁にぶつかったように迷探偵のごとく迷走する。

自分の未熟さに腹がたつやら情けなくなるやらである。考えても仕方ない。躓いたときは基本に返る。これしかない。時間がかかってしまっている患者さんには申し訳ない。今日は愚痴をこぼす。

拳骨