木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 318 脊椎間狭窄症&変形性膝関節症

2006-06-09 | カイロプラクティック
昨日来た親子の患者さん。お母さん70歳代(姑)娘50歳代(嫁)ともに腰痛と膝の痛みである。

お母さんは20年以上前からである。立ったり座ったりができない。歩行もつかまり歩行である。もちろん専門医で治療をしていた。20年も前からである。「変形しています」「軟骨が磨り減っています」「シップを出しときます」「軟骨の磨り減る薬を出します。飲んでください」20年である。

娘さん。「寝ていると腰が痛くて眼が覚めてしまう」「中腰の仕事ができない」「膝に水が溜まって何回も抜いている」「90度以上曲がらない」娘さんももちろん専門医にかかっていた。10年前からである。

レントゲン診断で「脊柱管狭窄症」「変形性膝関節症」「安静にしてください」「シップを出しておきます」「水を抜きましょう」10年も20年も変化なし。変化どころか症状は進行していく。

20年も前からこの専門医は進歩が無いのと同じである。この専門医だけのことではなく西洋医学の機能的疾患に対しての治療技術の進歩は進んでいないようである。田舎のお医者さんだからなのか? 20年前と同じ治療で治らない。

治療後はともに楽にあんる。お母さんは立ったり座ったり即座にできる。歩くのもできる。娘さん身体を後ろへそるのができる。「このまま腰が曲がってしまうのか心配した」以前のような治療をしていたら若くして腰曲がりである。

気質的疾患に対する治療技術は西洋医学の独占場であるが、機能的疾患は果たして専門医といえるのか? 患者さんも勉強すべきである。セカンドオピニオンが流行り始めた。西洋医学は代替医療を異端のように見るが患者さんの立場に立ったら代替医療も含めた統合医療に眼を向けるべきである。

拳骨