「親心」通常は子を思う親の気持を言う。今日、紹介する記事は親のストレスが子供に与える影響を米国の研究で明らかになった記事である。
臨床でもCCRKには0歳児からの小さなお子さんが来院している。症状は様々であるが、やはり原因はストレスが多い。そのストレスもお子さんではなく両親のストレスが影響しているようだ。
◆親のストレスが子どもの肥満に影響
親のストレスや仲間によるいじめが、過体重や肥満児の健康の妨げになっていることが、米国の研究で明らかになった。
研究著者で米フロリダ大学公衆衛生学部(ゲインズビル)臨床健康心理学助教授のDavid
Janicke氏らは、過体重もしくは肥満児96人とその親を調査。その結果、親がストレスあるいはうつ病である子どもでは、うつ症状をもつ頻度が高く、総体的な生活の質(QOL)の低いことが明らかになった。また、仲間との間に問題を抱える子どもも同様な状況であった。
Janicke氏は「QOLの低下をもたらす環境が、幼少期のうつ状態を招く要因になるようだ」と述べるとともに、子どもが健康的な生活を送るには、親の協力が重要となるとしている。
さらに同氏は、ストレスやうつ病と闘う親たちは、子どもに対し、精神的支援や健康的な食事の準備、運動や活動を計画する余力がない。このような抑うつ状態にある親をサポートすることが、過体重や肥満児を助ける効果的な方法であると述べている。研究報告は、医学誌「Obesity」オンライン版7月号に掲載された。
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=607440(HealthDay News 8月23日)
小さなお子さんの症状は様々である。夜鳴き、湿疹、アトピー、下痢、発熱、ぐずりなど、いずれも原因がわからない事が多い。当院の検査では、おおくのお子さんが感情的なストレスが関与している。
それも、この感情的ストレスはお子さん自身の感情的ストレスもあるが、ご両親のストレスが影響していることが多い。考えてみると、特に乳児などはそんな複雑な感情はない。全くないとはいえないが、お腹がすいた、オムツがぬれた、痛い、かゆい・・そんな程度である。
しかし、なかには怒り、憎しみ、うんざり、愛情、悲しみとかの感情が見られることもある。しかし、よくよく探っていくとこのような感情は、両親の感情が子供から反応する。勘違いをしないでほしい。決してご両親を責めているわけではない。
気づいていただきたいのだ。ほとんどのご両親は気付きがない。例えば、子供が急に熱を出した。専門医では「知恵熱?」などと原因がわからないから本当か嘘かわからないようなことを言う。
そんなご両親に注意深く振りかって頂くと、思い出したように、「そうだ、熱を出す1,2日前くらいに夫婦喧嘩をしました」とか出てくることが多い。更に、それを照明するがごとく、両親の感情を開放するとその場で、あるいは24時間以内に熱は治まる。薬では治まらない熱が治まる。正に「親心」である。
拳骨
臨床でもCCRKには0歳児からの小さなお子さんが来院している。症状は様々であるが、やはり原因はストレスが多い。そのストレスもお子さんではなく両親のストレスが影響しているようだ。
◆親のストレスが子どもの肥満に影響
親のストレスや仲間によるいじめが、過体重や肥満児の健康の妨げになっていることが、米国の研究で明らかになった。
研究著者で米フロリダ大学公衆衛生学部(ゲインズビル)臨床健康心理学助教授のDavid
Janicke氏らは、過体重もしくは肥満児96人とその親を調査。その結果、親がストレスあるいはうつ病である子どもでは、うつ症状をもつ頻度が高く、総体的な生活の質(QOL)の低いことが明らかになった。また、仲間との間に問題を抱える子どもも同様な状況であった。
Janicke氏は「QOLの低下をもたらす環境が、幼少期のうつ状態を招く要因になるようだ」と述べるとともに、子どもが健康的な生活を送るには、親の協力が重要となるとしている。
さらに同氏は、ストレスやうつ病と闘う親たちは、子どもに対し、精神的支援や健康的な食事の準備、運動や活動を計画する余力がない。このような抑うつ状態にある親をサポートすることが、過体重や肥満児を助ける効果的な方法であると述べている。研究報告は、医学誌「Obesity」オンライン版7月号に掲載された。
http://www.healthday.com/Article.asp?AID=607440(HealthDay News 8月23日)
小さなお子さんの症状は様々である。夜鳴き、湿疹、アトピー、下痢、発熱、ぐずりなど、いずれも原因がわからない事が多い。当院の検査では、おおくのお子さんが感情的なストレスが関与している。
それも、この感情的ストレスはお子さん自身の感情的ストレスもあるが、ご両親のストレスが影響していることが多い。考えてみると、特に乳児などはそんな複雑な感情はない。全くないとはいえないが、お腹がすいた、オムツがぬれた、痛い、かゆい・・そんな程度である。
しかし、なかには怒り、憎しみ、うんざり、愛情、悲しみとかの感情が見られることもある。しかし、よくよく探っていくとこのような感情は、両親の感情が子供から反応する。勘違いをしないでほしい。決してご両親を責めているわけではない。
気づいていただきたいのだ。ほとんどのご両親は気付きがない。例えば、子供が急に熱を出した。専門医では「知恵熱?」などと原因がわからないから本当か嘘かわからないようなことを言う。
そんなご両親に注意深く振りかって頂くと、思い出したように、「そうだ、熱を出す1,2日前くらいに夫婦喧嘩をしました」とか出てくることが多い。更に、それを照明するがごとく、両親の感情を開放するとその場で、あるいは24時間以内に熱は治まる。薬では治まらない熱が治まる。正に「親心」である。
拳骨