ステップ18からは砲塔の組み立てに入ります。まずは砲塔の底部を組み立てます。
ステップ18で組み立てる砲塔基部のパーツ類です。
組み上がりました。
ステップ19では砲塔の組み立てを続けます。劇中車のフィンランド軍仕様にするべく、3Dプリントパーツの増加装甲を追加します。
ステップ19で組み立てる砲塔のパーツ類と3Dプリントパーツの増加装甲です。
劇中車は、御覧のように砲塔の左右側面に増加装甲をボルト留めで追加しています。今回の3Dプリントパーツはその状態を再現出来ます。
組み立てに先立ち、3Dプリントパーツのダボをはめ込む穴をピンバイスで開けておきます。上図の赤円4ヶ所にもとから穴が付いているので、タミヤのほうでもいずれ増加装甲付きのKV-1のキットを出す予定があるのでしょう。
3Dプリントパーツの増加装甲を取り付けました。ピッタリと組み合わさって隙間もありませんでした。3Dプリントパーツの精度とはこれほどのものか、と感心しました。
ステップ20では砲塔各所の部品を取り付けます。ガルパン仕様への追加工作も加わります。その追加工作の一つ目は、砲塔天面の前後4ヶ所に吊り上げ用のホールドを付ける事です。
ステップ20で組み立てるパーツ類です。下に見える4個のU字形のパーツはジャンクからもってきたもので、これを砲塔天面の前後4ヶ所に吊り上げ用のホールドとして取り付けます。
この4個のU字形のパーツは、以前にイタレリのキットでISU-152を製作した際に余った牽引ホールドのパーツを改造したものです。同じソ連軍車輌のパーツなので、違和感なく転用出来るわけです。
劇中車のシーンにて、砲塔天面の前後4ヶ所の吊り上げ用のホールドの様子を確認しましょう。御覧のように前方の左右に赤円の2個、後方の左右に黄円の2個が見えます。公式設定資料のガルパンアハトゥンクでも上面図を参照してそれぞれのホールドの位置を確かめました。
組み上がりました。砲塔天面の前後4ヶ所の吊り上げ用のホールドも取り付けました。
前方の吊り上げ用ホールドの取り付け状況です。
後方の吊り上げ用ホールドの取り付け状況です。これらの4個の吊り上げ用ホールドは、各メーカーのKV-1のキットのいずれにも入っておらず、実車の写真にも見られませんので、ガルパン劇中車独自の仕様なのかもしれません。 (続く)