次に乗る、大室山方面行きのバスの時間が近づいてきたので、小室山公園からバス停に戻りました。既に十数人が並んで待機していたので、小室山から大室山へ行くバスは、よく利用されていることが伺えました。
11時29分に発車したバスの車内は、ほぼ満席でした。その後も途中のバス停で乗ってくる人が居て、最終的には満員になりました。小室山と大室山とを回るコースが伊東観光の人気コースだと聞きましたが、その通りでした。
バスは途中で一碧湖(いっぺきこ)と呼ばれる綺麗な湖の横を通りました。一碧湖も伊豆半島のジオスポットの一つで、伊東エリアでは人気の観光地の一つです。それで、一碧湖のバス停でも大勢が乗り降りしていました。
一碧湖は、火山の火口に水が溜まった、いわゆる火口湖の一種とされています。伊豆東部火山群の一つで、その噴火活動期は約10万年前とされています。湖面には周辺の山や緑の木々、空に浮かぶ白い雲などが映しだされて訪れる人々を魅了します。
現在は四季の花を楽しめる自然公園となっており、特に紅葉のシーズンは真っ赤に染まった樹木が美しい湖を彩ります。
11時54分、終点のシャボテン公園前バス停で降りました。小室山からの移動時間は25分でした。
バス停から大室山を見上げました。今回の聖地巡礼のラストとしたのは、前回に登った時に劇中と同じように富士山を見ることが出来なくて心残りであったからです。ゆるキャンの劇中シーンと同じように、大室山から富士山を眺めたい、ただその思いだけで、再びここにやってきたのでした。
よし、リフトに行くぞ、とその方向へ向かいました。
しかし、この日の大室山リフトは大勢の観光客でごった返しており、リフトの待ち行列は御覧のように約1時間と見込まれていました。
混んでますねえ・・・。前回も混んでいたけれど、今回はもっと人が多い・・・。3倍ぐらいは居ました・・・。
リフトの運賃表を確認しました。往復券のみ、とありますが、大室山は登山道が全く無くてリフトでしか出入り出来ないからです。
おお、ゆるキャンのイラストがありますね。ちゃんと伊豆キャンのメンバーが揃っています。このイラストを掲示された方、大変によく分かっていらっしゃいますね・・・。
行列にて待つこと50分、ようやくリフト乗り場にたどりつきました。やっぱり小室山のリフトより長くて高くて、下から見上げていると迫力が全然違いますね・・・。 (続く)