快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

marantz SA-12

2018年06月26日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「思ってたよりも綺麗にすんなり本棚が収まっってくれたよ。 気分が良いね。」
旗本「先の見えぬ状態から、若干とは言え達成感を得られたのであれば、無理もあるまい。」
戯休「ただまぁ・・・こうなってくると、またオーディオとは関係ないところであれやこれやアイディアが湧いてくるから困るんだけどね。」
芸術家「ううん♪ 脱線寄り道好き勝手気質はいまだ死なず、さ?」
戯休「やっぱり根本から直してやるわと思いっきり解体した時でないと出来ない事ってのはあるからねぇ・・・。」
旗本「だが、どれもこれも資金が必要なのであろう?」
戯休「そだね。 そう高額でもないけれど、棚の買い替えとかそういうのが必要になる。 だが、スルーするには惜しい案よ・・・。」
芸術家「原状復帰では駄目なのさ?」
戯休「その方向でまずは我慢しようと自制してる最中さぁ。 何しろ、当初の予定だけでも相応に掛かるんだからね・・・。」
旗本「何にせよ、買い換えぬ方向で綺麗にまとめておくが良い。 さすればいずれまたその気になった時点で再度試みるも容易であろう。」
戯休「だねぇ・・・。 兎に角、スピーカーとオーディオラックを予定位置まで持っていくことを試してみないと、予定通りに事が進むかどうかも分からないわけだし・・・。」
芸術家「しばらくは毎日が葛藤状態さ?」



戯休「今日はマランツのSACD/CDプレーヤー『SA-12』のお話をしましょう。」
芸術家「ううん♪ 12番のシリーズなんてあったさ?」
戯休「新規のシリーズだそうだよ。 14番の後継ではあるけれど、それよりも上のグレードという意味合いで、むしろ10番に近いとか。」
旗本「ふむ。 10番の技術をより多く継承するのであれば、有り難い話よ。」
戯休「今回個人的に注目したいのは、マランツ独自のDAC『Marantz Music Mastering』、通称MMMを搭載したことですよ。」
芸術家「ううん♪ それじゃあこれはいわゆる汎用DACを使っていないさ?」
戯休「今迄はそれこそSA-10の特色だったけど、ついにこのグレードにも搭載されると。 これはもう拍手を贈らざるを得ない。」
旗本「DACチップについては、主殿の持論も多々変わったものだったな・・・。」
戯休「人生の内、1~2年程は俺もDACチップ信仰に入ってたからねぇ・・・。 何度も繰り返し言ってるから耳にタコが出来る方々も居ると思うけど、それだけ自戒の念が強いのだと思っていただきたい。」
芸術家「実際、そのMMMが例えばESSや旭化成のものより優れているかどうかというのは、主殿には判断できないさ?」
戯休「出来ないけれども、独自色が更に強まるというのであれば、猛烈に大歓迎さぁ。」
旗本「そも、独自開発したものであれば、供給されたものよりも相当に深いところまで理解している強みはあろうな。」
戯休「そう思うよ。 DACに限らず独自回路というのが多いだけに、より深いところから処理を一貫して行えるってのは少なくともマイナスにはならないんじゃないかと。」
芸術家「それを強みに出来るからこその専門メーカーさ? 手間だけ増えても向上に結び付けないメーカーだってあるさ?」
戯休「そして、SA-10同様にUSB-DACにも注力してる。 USB入力に対しての高速デジタルアイソレーターこそ省略されたものの、しっかりしたノイズ対策は健在なわけですよ。」
旗本「内部に関しては後からではどうにもならぬ故、出来る限りの施策は心強いことよな。」
戯休「しかもデジタルオーディオの肝であるクロックに関しては、SA-10のものと比較して、15dBの位相雑音の改善を実現したという超低位相雑音クロックを搭載しているとか。」
芸術家「全てが外部クロックが使えるわけではないのだし、基本性能が高いに越したことはないさ?」
戯休「電源もSA-10に近しい性能らしいし、これで定価が30万円となると・・・・カタログスペックだけでの判断なら、大分お値打ちではなかろうか、と。」
旗本「うむ。 無論個々の嗜好の相違ばかりはどうにもならぬが、そうでなければ異論はない。」
戯休「ディスクプレーヤースキーとして取り上げはしたけど、これはもうUSB-DACを探している人にもお薦めして良いんじゃなかろうか。」
芸術家「もれなく高品位なCDプレーヤーも入手できるって感じさ?」
戯休「先の事は分からないけど、今迄のパターンからすると、単体USB-DACは作らないと思うしね。」
旗本「ふむ・・・。 では、完全にCDを見限った方々はどうか?」
戯休「そういう人達はネットワークプレーヤーのNAシリーズを待つのかね・・・?」
芸術家「根拠はないけど、そう間を置かずに出るような気もするさ?」
戯休「でもここで最初にディスクプレーヤーを出すところにマランツの心意気を感じてしまうのですよ。」


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