快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

秋のヘッドフォン祭2012に行く (やはり写真はありません)

2012年10月29日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「秋のヘッドフォン祭2012、行ってまいりましたよ。 足はもうメタメタですが。」
姫「年ですわね、年。 性根のオヤジっぷりに体力まで追い付いて、精神と肉体が見事に二人三脚してますわ。」
修道女「もう第4コーナー回っちゃった感じですよね・・・。 直線は残りどれ位なんでしょうか・・・・。」
戯休「もう初っ端っからヒデェなしかし!! 何か逃げるのも面倒だから組み合わせ容認したけど、やっぱり鬼だよね!?」
修道女「そんな事無いですよ? 私達だって恐らく1年以上間を置いて、この組合せでの当番ですし、十分に様子見してますよ?」
戯休「嘘だ・・・。 絶対フルスロットルだ・・・。 隙を見せれば心抉れる公開処刑が待っている・・・。」
姫「まったく、被害意識過剰というのも困ったものですわ。 しかし、そんなに長い間見て回りましたの?」
戯休「いや、規模が大きいわ。 地図だけ見て行ったから何の予備知識も無かったけど、これほどとはね・・・。 しかもお客さんも凄い多くてさ。 主催者が工夫してくれたみたいで、噂に聞く大混雑は上手く分散してくれたからストレスも無かったし。」
修道女「あ、そういうの大きいですよね。 混み過ぎて移動も困難だったら見るのも嫌になりますし。」
戯休「土曜日の15時頃着いたんだけど、終了する19時まで飽きる事無く楽しませてもらってたよ。 いやぁ、大したもんだ。 この日だけ見れば、人気もまだまだあるんだって思えてくるね。 真空管フェアとは違った客層のガチっぷりが伝わってくるよ。」
姫「ある意味両極端な気がしますわね、その2つは・・・。」
戯休「実際、明らかに年齢層が若いよ。 俺なんかでも、上のほうに数えられるんじゃないかって思う位。 まぁ年齢が上の人からすれば受け入れられ難い面もあるのかもしれないけど。」
修道女「私もデジタル系の話題は苦手ですけど、全然嫌いじゃないですし、むしろ受け入れたいです。 容認したって今までの自分を否定する事にはならないと思うんですけど・・・。」
姫「ヘッドフォンとイヤフォンにおいて今現在少しだけ誤解があるとすれば、デジタル音源を楽しむデバイスっぽく思われている部分もある事ですわね。 確かにPCオーディオとの相性は抜群ではありますけど。」
戯休「普通にアナログ再生をヘッドフォンで楽しんだって良い筈なんだけどねぇ・・・。 まぁ価値観が凝り固まったり、基本狭量な人には何を言っても無駄とは思うけど。」
修道女「中にはアニソンの祭典みたいな印象を持ってる人も居るみたいです。」
戯休「それはまぁ客層が比較的若いからじゃない? どこもクラシックでもジャズでも視聴ソースを用意してくれてるし、そもそも自前のDAPを持っていって試聴するならそんなのも関係ない。」
姫「展示しているハードは向こう側の責任かもしれませんけど、ソフトについてはこちらの責任位に思っておいたほうが良いですわ。 良くも悪くも関係なく、自己責任ですわ。」
戯休「ただ、椅子で5~6人座って試聴させてもらえるブースがあって、そこの裏をチラ見しつつ通り過ぎたら、全員がiOS機器系を持ちつつアニメ絵のジャケットが表示されてた時は少し驚いたけど。 そういうタイミングだったんだと思おう、うん。」
修道女「むしろ全員が同じ系統のDAPを使って聴いてたってほうが凄いです。 やっぱり強いんですね。」
戯休「単品で使ってる人も居れば、ポタアンと組み合わせてる人も居て、様々だけどね。 そうそう、4段重ねの人も居て驚いたわぁ・・・。」
姫「そこまで同時に組み合わせられますのね・・・。 重いとか嵩張るなんてのは最早無粋でしょうけど・・・。」
戯休「もう縦だか横だか判らなかったわぁ・・・。 あれを見ると俺も厚いだなんだ言ってられないかも。 対抗する気は毛頭無いにしてもね。」
修道女「冗談抜きで、火サスな展開にならなければ良いですね・・。 他には別にお客さんで気が付いたところはありませんでした?」
戯休「不思議と友人と来てる人が居るなとは思ったなぁ・・・。 他のフェアじゃ一人で来る人が多い気がしたんだけど。」
姫「幸運な事ですわ。 中々身近にそうした友人なんて出来難い趣味ですし、居たとしても好みだって大概違いますから意見が分かれるでしょうし。」
戯休「他には・・・・そうだなぁ・・・・眼鏡着用率が異様に高い気がしたんだけど、気のせいかな?」
修道女「・・・それ、全然オーディオに関係無いと思います・・・・。」
姫「その辺の的違いな感想は兎も角、それだけ見て回って遊んでいれば、それは足もメタメタになるかもしれませんわね・・・。」
戯休「いや、実はさ・・・・それに加えて、その青山の会場まで歩いてったんだよね。 電車でどう行けば近いのかよく判らなくて。 地下鉄も新宿からだと色々面倒そうで、駅の構内を練り歩くなら直接行ったるわ、と。 で、帰りも同様に歩いて帰ったという・・・。」
姫「・・・単なるおヴァカさんでしたのね。 もしかしたら死んでも治らないレベルですの?」
修道女「ええ、神(しん)でも治らないレベルで、いくらポカパマズ神でも・・・って、私今上手い駄洒落言いました?」
戯休「うっせぇよ!!? ちくしょう・・・いいんだどうせ俺なんか田舎からのお登りさんなんだから・・・。」



戯休「・・・あれ? 後半する?」
修道女「折角ですから気になったところだけでもお話しましょうよ。 どうせ写真も撮ってないでしょうし。」
姫「この脆弱っぷり、特筆に価しますわ。 少しでも写真があれば一応の体裁も整いますのに。 これだからヘタレブロガーは・・・。」
戯休「・・・・最近、赤の他人のほうが、面の皮が厚い分優しいんじゃないかって思うんだ・・・・。」

『モダニティ』

戯休「実はこの直前にヨドバシで視聴したParrotのヘッドホン『Zik』が案外良い感じだったんで色々聞いてみたんだけど・・・俺の聞きたい事がどうにも偏屈な質問だったらしく、回答は得られませんでした。」
修道女「それでも、音や装着感は気に入ったって事ですよね。」
戯休「結構。 予備知識無しで聴いてみたから色々驚いた部分はあったんだけどね。 タッチ操作を知らずに付けて、ボリュームを弄った事に気付かず、何て能率の悪いヘッドフォンなんだと首を捻ったりしてさ・・・。」
姫「無知とは罪ですわね・・・・。」

『STAX』

戯休「前回の反省を元に、『SRS-002』を試聴してみたですよ。 感想はと言うと・・・致命的なほどに俺の耳の形状には合わず、実力を発揮出来なかったみたいです。」
姫「そういう場合の為にヘッドバンドがあったと思うのですけど・・・使いませんでしたの?」
戯休「使ったにしても、外れ難くする位しか効果はないだろうしね。 まぁ製品云々じゃなく、俺個人の体の問題ってやつですよ。」
修道女「そういう事があるから、見に付ける物は絶対一度試してみてからじゃないと駄目ですよね・・・。」

『光城精工』

戯休「参考出品だけど、ポタアンの『KM01』が出展されてたよ。 金属削り出しで、真鍮モデルはなんと350gあるという・・・・。」
修道女「ふわぁ・・・。 そこまでしっかりしてると早々壊れなさそうですね・・・。」
戯休「音質追求で採用してるそうだから、頑丈さを求めての事じゃないとは思うけどね。 まぁ・・・R10以上に、投げると危険な事は確か。」
姫「投げる人も居ないとは思いますけど・・。 ポタアン界のゴールドライタンの称号はいただきですわね♪」

『ゼンハイザー』

戯休「兎に角、新型イヤフォン『IE 800』の試聴の列が凄くてね・・・。 聴くのを諦めました。 手屁♪」
姫「・・・ダメダメですわね・・・。」
修道女「・・・・ダメダメですよね・・・・。」

『東和電子』

戯休「試聴機の音質そっちのけで話をさせてもらいました。 口頭アンケートで聞かれたけど、俺はミニジャックより標準ジャックを推します。」
姫「持ち歩く機器ではないのですし、標準のほうが相応しい気もしますけど・・・。」
戯休「ポータブル機流行の弊害だと思うけど、最近は高級ヘッドフォンでもミニジャックが採用されてる様で、迷ってるみたい。 あ、それと個人的にはNANO-CD1がめっさ楽しみです。」
修道女「小型のCDトランスポートって今じゃあまり見かけませんし、期待しちゃいますよね。」

『ULTRASONE』

戯休「『edition8 Romeo』を楽しみにしてたんだけど、室内環境の所為か、あまり良い感じに見えなかったなぁ・・・。 聴けなかったし。」
姫「イヤフォンがイベント前から話題になってましたけど、それは聴けましたの?」
戯休「『IQ』は聴けた。 これも結構良い音で、会場に居る内は購入も考えてみようかと思ってたけど、後に値段を見て考えを改めたという・・・。」
修道女「良い物は安くないですよね・・・。 でも、高い物が絶対良いかというとそうでもないから困ります・・・。」

『アンブレラカンパニー』

戯休「実はここの『THE FADER CONTROL』をかなり気に入って、帰りに店で売ってたら買って行こうかと思ってた。 メインシステムの音量調整用に。」
修道女「ええええ?! 聞いてないですよ私・・・って、思ってたって事は、また未行動って事ですよね・・・。」
戯休「どこも在庫無さそうでさ・・・。 だから結局当初決めてた物にしたよ。 配達じゃなくて、持って帰りたかったし。」
姫「・・・何気に重要な事をしれっと言ってますけど、改めての機会に伺うとしますわ・・・。」

『バクーンプロダクツ』

戯休「一度は聴いてみたいと思ってたSATRIアンプの音が聴けたのは予想外だったよ。 試聴屋さんって日曜祝日やってないしさ。」
姫「偶には廻り合わせが良い時もあるという事ですわね。」
修道女「普段聴けなかったりするものが聴けたりすると、イベントに参加した甲斐があった気になります。」
戯休「出来ればいつかは普通のスピーカーを鳴らしてるのを聴いてみたいな。 ゆっくりとね。」

『フィデリクス』

戯休「『CERENATE』との組み合わせだけど、『CAPRICE』を聴いたのって初めてかもしれない。 これだけ話題に挙がってる機械なのにね。」
姫「逆にCAPRICE単体での性能も聴いておきたかったですわね。 HDA機能もあるんですし。」
戯休「そういや384kHzの音を聴かせてもらったのも初めてかも。 どれも初めてだから、どれがどう良かったのか判らないってのも微妙だな・・・。」
修道女「とりあえず悪い印象ではなく良い印象だったのなら何よりですよ。」

『須山歯研』

戯休「FitEarさんも初めて聴いたよ。 耳型がなければ試聴も出来ないかと思ってたけど、ユニバーサルタイプを持って来てくれてたから聴けた。 いや、正直あれほどとは思わなかった。」
修道女「ベタ褒めですね。 そんなに良かったですか、萌音。」
戯休「俺が聴いたのはMH335DWだよ。 これが殊の外良かった。 これは耳型取って聴くとどうなるのか・・・・ちょっと本気で検討したくなるな・・・・。」
姫「増える一方の物欲、どうにもなりませんわね・・・。」

『マウスコンピューター』

戯休「で、目玉の一つ『iriver Astell&Kern AK100』も聴けました。 初め聴いた時は『マジか?!』と思った。 悪い意味で。」
修道女「ふぇ? そうなんですか? ちょっと予想外です・・・。」
戯休「凄い音が軽くてさ、スカスカな感じ。 入ってるどの曲聴いてもそんな印象で、期待値が大きかっただけに絶望しそうになったよ。」
姫「期待値というものは本当に厄介ですわね・・・。 勝手にラインを引いて、そこから上でも下でも当人にとって必要以上の評価に影響してしまいますわ・・・。」
戯休「ただ、イヤフォンが合っていないかと思い直して、別のヘッドフォンを借りて聴いたら、大分印象は良くなった。 いや驚いた。」
修道女「だったら良いですけど・・・・それでも何だか不安な話です・・・・。」
戯休「こういう時に、試聴用のリファレンスイヤフォンorヘッドフォンがある人なら正当な評価を下せるんだろうけどね。」
姫「では、今もなし崩し的に使っているwalkmanのイヤフォンで試してみれば良かったのではありませんの?」
戯休「あとでそう思ったけど、その時は結構動揺してて、思い付かなかった。 まぁ今期のハイレゾモデルの中ではダントツで軽くて小さいし、操作性も良かった。 そこは高く評価するべき面だろうね。」

『トップウイング』

戯休「HiFiMANのHM-901があったねぇ・・・。 悔しいから聴こうともしなかったけど。 ああ、時が巻き戻せるならこっちが欲しい・・・。」
姫「正に今更、ですわね。 でも、聴きもしないのにそんな事言って良いんですの?」
戯休「うーん・・・。 もうちょっとR10の動作が安定してくれればなぁ・・・。 大分扱いにも慣れてきたけど、それでもね・・・。」
修道女「そこはきっと何とかなると信じましょうよ。 どうとでもなると思って。」
戯休「だねぇ・・・。 ああ、それとずっと聴いてみたかったヘッドフォンHE-6が聴けたのはラッキーだった。 鳴らし難いので有名だけど、同社のHPA『EF-6』の力もあってか、そんな印象は無かったなぁ・・・。」
姫「じゃあ、余程そのHPAの駆動力が高かったという事ですわね・・・。」
戯休「ある意味、インパクトは凄かったなぁ。 あの図体、あの面、硬いボリュームノブ、音量変える度に起こるノイズ、だけれどもパワフル・・・漢。 まさに漢。 その辺の生っちろいHPAなぞベアハッグからの超滞空高角度ボディスラムで叩き付けるかの如き!」
修道女「えーと・・・・褒めてるんですよね・・・?」
戯休「・・・一応。 何だかアンプジラ思い出しちゃったけど、それはきっと思い過ごしだと思う・・・。」
姫「ちなみにそのHPA、欲しいと思いますの?」
戯休「HE-6以外に使ったらパワーが有り過ぎて壊れそうな気がする・・・ってのは俺の勝手な思い込みというか印象だけど、汎用性はどうだろう・・・? そう思うとちょっとなぁ・・・。」
修道女「それで、そのヘッドフォン自体はどうだったんですか?」
戯休「・・・そういうわけで、凄いとは思ったけど参考にはならなさそう・・・。 HE-6にEF-6で、ビッグバンドの曲をガンガン鳴らされると、あんまり冷静に考えられなかったっていうか・・・。」
姫「良い経験はさせていただいたかもしれませんけど、今後に活かせるかと言われればダメダメっぽいですわね・・。」

『共同通信社』

戯休「AUDIO BASIC誌とPCオーディオFan誌がGaudio誌に合併されるそうで、その創刊記念イベントに、何をやってるか知らぬまま足が疲れてたからと促されるままに椅子に座り、参加してきました。」
修道女「塩と胡椒を合わせると塩胡椒になるような感じですか?」
戯休「違う! 怒られるぞマジで・・・。 俺が参加したのは『タワレコ女子ジャズ部」のおでかけが楽しくなる音楽案内』の回で、失礼ながらこの時初めて知ったほしばかなえさんのミニライブを楽しませてもらいました。」
姫「普通だったら、主殿なら寄りもしないようなタイトルの回ですわ・・・。 でもライブはラッキーでしたわね。」
戯休「そしてお約束のサイン入りCDも買えて良かったよ。 ほら、俺ってサイン入りだととても有難がって買うタイプだし。」
修道女「そういえばそうですよね・・・。 そういうところって結構ミーハーです・・・。」
戯休「まあまあ。 そういうのに何かしらの縁を感じると言ってくれ。 それに、そんなにミーハーだったら同時に売ってたその女子ジャズ部の本だってサイン書いてくれたから、買ってたと思うぞ。」
姫「つまり、一番アピールしたい本は買わなかったという事ですわね・・・。 主催者泣かせですわ・・・。」



戯休「まぁこんなところかな。 他はまぁ思い出した時にボチボチと話させていただきましょう。」
修道女「でも、またR10用のイヤフォンを選べなかったって事ですよね・・・。」
戯休「聴けば聴くほど、気に入った物とそうではない物との差を感じるからなぁ・・。 しかもやっぱり当然というか、高価なほうがそういうのが多い。」
姫「判っていた事ですけど、厳しいですわね・・・。 だからこそ、お金が用意出来るまでのつかの間の安価なモデルも探したかったものですけど。」
戯休「安いのだとそれなりだし、それなりだったら今のwalkman付属ので我慢するかとも思うし・・・悩みが深くなったのは複雑だけど、良い経験だったよ。 次回も来れる様に頑張りたいな。」


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2 コメント

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Unknown (ゴッチ)
2012-11-04 22:19:12
どうもこんばんわ。

ヘッドホン祭り、私も行きたかった!

ま、特に欲しい物もないんですが・・(^_^;)

STAXの002はあいませんでしたかぁ・・
個人的にh興味は惹かれどもやっぱり、音漏れなんかを気にすると外では使いづらそうだなぁと思うとイマイチ食指が伸びません。
夏場は蒸れるので003?の新型は気になるところではありますが・・・

別件ですが昨日東京インターナショナルオーディオショウをちょこっとだけ覗く機会があり、ソナスファベールのストラディバリウスのデモに潜り込むことができまして最前席で試聴する機会に恵まれました。
正直縁のない機器ではありますが耳福にあずかることができました。
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Unknown (戯休)
2012-11-04 22:38:57
ゴッチ様、コメント有難うございます!

どうも自分の耳には物理的に合わなかったみたいです。

こういう場合、音質的評価は出来ませんので、物凄く残念ではあります。 何が悪いって、自分の生まれの不幸を呪うしかありません。 誰も恨みませんけど。

自分も昨日行ってましたよ、TIAS2012。

もしかしたらすれ違って居たりしたかもしれませんね!

私の感想は・・・・まぁ・・・・ごにょごにょ・・・・・

明日でも触れてみようと思います。
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