平日遠征決行

戯休「今日は上京デイ！」
修道女「わぁ、このノリも久し振りですね・・。」
芸術家「何となく今年はもうそういう話も無いかと思ってたさ？」
戯休「実のところ、どうしても明日である必要はないんだけど、明日位に行っておかないとズルズル来月になっちゃいそうで。」
修道女「来月だと何か問題なんですか？」
戯休「行くといて確実なのは正月2日の初売り日。　つまり、平日ではないということさ。」
芸術家「ううん♪　それで前に言ってた平日しか出来ない事をしようって寸法さ？」
戯休「然り！　どうせ仕事の電話とかは掛かってくるだろうけど、そこはもう諦めるとしましょう。」
修道女「それで、平日にしか出来ないことってなんなんです？」
戯休「それはねぇ・・・・キヤノンのサービスセンターに出向くことさぁ！」
芸術家「・・・いやもう全然心に響かない用事さ？　そもそも何をするさ？」
戯休「視度補正レンズの試着だよ。　カメラのファインダー用の。」
修道女「それって、カメラで調整できるんじゃないんですか？」
戯休「それに加えて、パーツを変えることでより強度を高めれるんだよ。　悲しい話だけどね・・・。」
芸術家「目が悪いってことになるんだから、それはそうさ？」
戯休「だけど、どうにもメガネを押し付けるのが苦手でね。　メガネを外す手間はあるけど、裸眼でどうにかなるならそうしたい。　けど、どれが適しているかもわからない。」
修道女「それでサービスセンターなんですかぁ・・・。」
戯休「消耗品だからどうせ販売店じゃ試せないだろうと思ってね。　キヤノンに問い合わせたら、新宿か銀座のそこに行けっていう話。」
芸術家「下手に買えば無駄になるし、事前に試せるなら何よりさ？」
戯休「他にも細かい用事はあるし、そんなに時間も余らせること無く遊べるとみた。　まぁ宿泊出来ないのは残念だけど。」
修道女「主殿、外泊大好きですもんね・・・。」
戯休「泊まる必要がなくても泊まるのは、俺が外泊大好きだからさぁ！　最早趣味の一環といっても差し支えない。」
芸術家「それもまたお金のかかる趣味と言えるさ？」
戯休「まぁそれも仕方なし。　何にせよ、久し振りにアクティブに行こうじゃないか。」
修道女「ポジティブな主殿って・・・・ウザ面倒くさいですよね・・・。」
戯休「何てこと言うの？？！！」
芸術家「そうさ？　死んだマグロの目で海岸に打ち上げられたトドの死体っぽく転がっているよりはマシさ？」
戯休「普段の印象、それかい？！！」