三者択一

戯休「・・・ふふふ・・・1年半以上積んであった積みゲー1つ、昨日クリアしたぜぇ・・・。」
芸術家「・・・・マジさ？　一体どうしたさ？　まさかコロナさ？」
戯休「ちょっと珍しいことしたらコロナ扱いするの洒落にならんわ！　古典的に槍でも降る位にしといていただけます？！」
執事「・・・自分でもそれだけ珍しいという自覚はあったんですなぁ・・・。」
戯休「そらまぁ。　ダウンロード版だったからいつも起動する度にサムネイル目に入ってたし・・・。」
芸術家「でも、聞くところによると今モンハンもアップデートされてやることあるみたいさ？ そっちでなくさ？」
戯休「この前、セール時に買ったゲームをしてたら良い意味で切り替えられたからね。　今なら別のにも手が出ると思って、その勢いのままに。」
執事「実際何よりではありますがのぅ。　積むだけ積んで消化されないタイトルが多過ぎますでな。」
戯休「ま、元々そのシリーズが好きで買ったんだし、きっかけ次第だったんだよ、きっと。」
芸術家「で、次はどうするさ？」
戯休「これがまた悩ましい。　モンハンに戻るか、別の積みゲーに走るか、溜めてるBD視聴に進むか・・・・。」
執事「・・・また微妙にどれと薦め難いものが揃ったものですのぅ・・・。」
戯休「今の積みを消費した爽快感で行くと積みゲーだし、今やらなきゃモンハンも戻り難くなりそうだし、いい加減にBDも観て行きたいし・・・・。」
芸術家「ちなみに本人としてはどれが有力なのさ？」
戯休「昨日までは積みゲー消費のつもりだった。　でも今日になると迷うなぁ・・・・。」
執事「やることが無いと嘆く時よりは随分と贅沢な話ではありますがなぁ・・・・。」
戯休「いやさ、ことここに至るとさ・・・・・ゲームは予約も出来ていないPS5待ちでもいいんじゃないかという気持ちも無くは無く・・・・。」
芸術家「どうしてそう確率の低い方向に命運を掛けたくなるさ？！」
戯休「命運というのも大袈裟だけども。　そういうわけで今日、無事ソニーストアに応募出来たもんで。」
執事「まさか当選確率が高いとでも思っているのではありますまいな？」
戯休「そこまで短絡的でもないけど、そういうわけでローンチタイトルで食指伸びるの無いからさ。　本体買えたらローンチのつもりで積みゲーやればかなりウキウキじゃないかなって。」
芸術家「・・・色々な意味でツッコミどころがあるものさ？」
戯休「そう考えていくと・・・直近ではその積みゲーに一生懸命だったから、休憩のつもりで積みBDを消費し、切りの良いところでモンハンに戻り、PS5の抽選を天に祈るというのはどうだろうとか。」
執事「ガッツリ運任せなところが破綻する未来を予感させますのぅ・・・・。　期待のし過ぎは主殿にしてみれば死亡フラグですがな・・・。」
戯休「自分でもそう思わなくはないのだけどね。　未プレイのタイトルを『おあずけ』することによる願掛け効果もあると思い込み、待ってる間の心の支えにするの・・・。」
芸術家「それ、普通に外れたらダメージ大きそうさ？」
戯休「発売日に駄目だったとして、その日以降一日でも早く入手出来るようにするための願掛けでもあるんだよ・・・。」
執事「・・・それ、積みゲーにしておいたタイトルで効果あるんですかのぅ・・・？」
戯休「言うなぁ！！　応募後数日で結果が分かるなら兎も角、約2週間後とか落ち着かな過ぎてさぁ・・・・そういうことで心の平静を保とうとしているマイピュアハートを汲んでくれ！」
芸術家「でも、それだったらモンハンだって絶つことは出来るし、UHD-BD目当てでもある以上、BDだってPS5まで待てるコンテンツさ？　全部対象に出来るさ？」
戯休「・・・・え？？？？」
執事「おお、全てをその対象にすればより効果はありそうですな。　是非そうしてみては？」
戯休「・・・・・・・いや、そこまでは・・・・・本当に何もないと心の平穏が・・・・ねぇ？」
芸術家「ううん♪　それがいいさ？　そこはしっかりとストイックに貫くさ？」
執事「事前に思い付く限りのことを全て行っておく・・・・人事を尽くすとはまさにこのことですな。」
戯休「ごめんなさい許してくださいそういうの全部捨てるのとか無理です心が死にます壊れますそんなのらめぇ！」
芸術家「・・・訳の分からない事を言っていないで、素直に欲望に忠実に考えるさ？」
執事「・・・明らかに間違った努力はただの無駄な動きですからのぅ。」
戯休「キビシーッ！！」