PS Vita用『torne』

侍「色々迷惑掛けたなぁ、相棒。　改めて礼を言うぜ。」
君主「全くだ。　お蔭でこっちは夫婦の危機にまで発展したんだぞ・・・。　未だに視線が痛いし・・・・。」
侍「まあまあ、今度おでん奢るから。　ところで今日主殿は？」
君主「後から来るそうだ。　何でも某高卒野球選手の某球団決定報道に激しく怒りと嫌悪感を抱いたから文句をだらだら垂れ流したいけども、本当に決定かどうかは発表されていないからまだ騒げないそうで・・。」
侍「で、一人ぐぬぬ状態か・・・。　あの人もまぁ余計なお世話な範疇でよくも怒れるもんだ・・・。」
君主「そこで当座二人で喋ってろとの事だが・・・お前の入院の時の事を話題にしてると、またあの二人が乱入してきそうだから嫌なんだが・・・。」
侍「え？　あ、大丈夫だろ。　怒る理由は判らんけど、こっちでも馴染みの爺様の孫娘は勿論、先生の孫娘もこっちに来て会話に参加する事は無いって言ったら納得してたぞ。」
君主「・・・そんな言葉で納得するのか・・・？！　俄かには信じられん・・・。」
侍「適当に言ってるんじゃなくて、きちんと理由があるからな。　まず相棒も知ってる爺様の孫娘の方だが・・・何しろ俺と意見が衝突し易いし、そうなったら本気で斬り合うからな。　面倒臭いだろ？」
君主「ああ、メイド論のとある事項で互いに真逆の意見を持っているんだったな・・・。　普段は仲が良いのに。」
侍「どうしても折ってはいけない魂柱がそこにあるんだ・・・。　こればかりはどうにもならない。　結構家事全般で世話になる事はあるけども！！」
君主「・・・・ところで、どんな意見だったかな？」
侍「メイドさんとそのご主人との間で恋愛OKかNGか。　ちなみに俺はNG派。　御奉仕の心が士道に通じると思うからこそのメイドさん好き・・・そこは一線引くべきだろう！！　なぁ相棒！！」
君主「すまんがどうでもいい・・・。」
侍「相棒の大好きな巫女さんの話で例えるとだな・・・・」
君主「すまんごめんこのとおり俺が悪かったからそこを掘り下げないでくれ！！！！」
侍「え？　そう？　良い例えがあったんだけど・・。」
君主「ゴホンッ・・・・それで、俺も知らない旗本殿の孫娘のほうは？」
侍「いや、まさか幼馴染が先生の孫だったとはなぁ。　先生の娘さんが駆け落ちして出てった先がウチのお隣だったそうで。　何だか知らないけど突然和解したらしくて、それで絶縁状態解消になったんだと。」
君主　『・・・誰もが忘れてるいつぞやの“ご褒美”がそれか・・・。　微妙に歪曲されてそうな“幼馴染”あたりの部分が司祭の入れ知恵だな・・・。』
侍「ド真面目で融通は利かないけど根は良いやつだし、こっちに来ても皆と仲良くやれそうなんだけど・・・・ちょっと欠点がなぁ・・・・。」
君主「こう言ってはなんだが、欠点持ち揃いのこっちに合流するのを躊躇うって、相当恐ろしそうだな・・・。」
侍「そうじゃなくってさ・・・・先生とキャラ丸被りなんだよ。　流石に“ワシ”とは言わないけど、流石孫だよなぁ・・・。　もしこっちで先生と一緒に喋ったら、文字の色でも変えないと混乱するだろ。」
君主「ああ、そういう・・・。　だが待てよ・・・・キャラ丸被りという事は、まさかオヤジツンデレからオヤジ成分抜いた要素も持っているとでも？！」
侍「デレは知らんがツンツンはしてるかなぁ・・・・。　素直じゃないのは一緒だな、間違いなく。」
君主「・・・とりあえずこっちに来ないという話、俺まで安心した。　もし来てたら胃薬の量、増えるところだった・・・・。」
侍「？？　相棒も変な事言うなぁ？？」
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戯休「ソーレソレソレ！！」
侍「うわ？！　何を突然奇声上げてるんですか！？」
戯休「・・・この半ば投げやり感さえ感じるキャッチコピーに手拍子のひとつも打ちたくなるさ。　時は来たんだよ・・・。」
君主「・・・・もう暴走は腹一杯ですから、進めて下さいよ・・・・。」
戯休「そう？　それじゃあ・・・・そういうわけで、今日はPS Vita用『torne』12月20日公開というお話。　もうヤットデタマンっすわ。」
君主「何がどうそういうわけでヤットデタマンなのかはもうスルーしますが！！！　確かに熱望してた割に相当待たされた感はあります。」
戯休「正直な話、個人的にはVitaに書き出してくれるだけでも良かったんだけどね。　そうは言っても機能性が高いというのは有難い。」
侍「ああ、それだけの話じゃなかったんですか・・・。　書き出し位で何でそんなに時間が掛かるんだろうとは思ってましたけど。」
戯休「録画予約や番組検索、録画番組の視聴は勿論、放送中のTV番組も見れる。　これで大晦日の裏番組をワンセグで見る必要は無くなったよ。　ついでにNHKとYBS、UTY以外も見れるって寸法さぁ。」
君主「そこは確かにメリットが多そうですね。　色々と恵まれている都会の方々には判り難い悩みかもしれませんが・・・。」
戯休「特に改めて、Vitaでってのは嬉しいね。　厚いし重いしで敬遠されがちだけど、流石にモバイル機の中での動画性能は良い方だしさ。　このアプリの登場をもって、レコーダー業務のメインをnasneに委譲してもいいかもしれない。」
侍「例の対応ソフトを更新すれば、BD化も出来ますしね。」
君主「最近は録って見たら消すという番組もnasuneで視聴してますし、タイミングもよろしいかと。」
戯休「WOWOWとかはまだBDレコーダーのほうが良さそうだけど、ね・・。」
君主「明らかに最初からBDに移すと決めているのであれば、その方が間違いないでしょう。」
侍「そういや外のネットワークからの再生とかは出来ないんですかね？　インターネット経由とか。」
戯休「それは無理っぽいね・・・。　確か著作権云々で駄目だったと思う。　それが出来れば最高なんだけどね。」
君主「そこは無理を言っても仕方が無いでしょうね。　いつか何かしらの施策でどうにかなる事を祈りましょう。」
戯休「まぁとりあえずはここまでで充分だよ。　導入可能になれば即座にするつもりだし、その場合だったら無料の時期の筈。　もう得しかない。」
侍「これでまた活躍してくれるでしょう。　スマホもタブレットも良いけれど、ゲーム機だって頑張れますって！」
戯休「そう・・その通り！　ソーレソレソレ！」
侍「よし、俺も叫ぶか！　ソーレソレソレ！」
君主「何をやってるんだか・・・。　ああ、もう疲れた・・・家に帰るか・・・って、メール？　巫女さんの件で帰ったら話？！　マジで！！！？？？」
戯休「ソーレソレソレ！」
侍「ソーレソレソレ！」
君主「ソーレソレソレ！」