快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

maxell HP-NZ16

2012年07月13日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「あの孫社長が『iPhoneとiPad、スマホを持ってない人、人生悔い改めて』とか発言してくれたらしいけど、まぁこういうところがイラッとするわマジで。」
女王「それはまた過激な意見ですね・・・。 どういう意図なのでしょうか。」
戯休「あくまでビジネスマン相手の発言だとは思うけど、どうなんだろうねマジで・・・。」
芸術家「何だか逆に世界を狭く見てる発言って気もするさ? いくらビジネスマンであっても、必ずしもそうじゃ無いと思うさ?」
戯休「世界が狭いって言うより、世界の中心が違うんでしょ。 どこを中心に見るかでその場所が近くにも遠くにもなるのに。」
芸術家「色々な意味で残念さ? これが思い上がりって奴さ?」
戯休「とはいえ、SoftBank World 2012という場での講演だからね・・・。 聞きに行ってる連中も相当ズブズブだろうし、その意見を聞いて歓声さえ上げたんじゃないかと思うけど。」
女王「既に持っているという事実に対してそうした発言で沸かせる手法は選民思想の増長を煽るのですけど・・・。」
戯休「まぁそうした行為が結果的に業績アップに繋がっているってのも事実だし、経営者としては正しいと言わざるを得ないのかも。 素直に認めたくは無いけどさ。」
芸術家「でも、まるで洗脳みたいに思えるさ? 怖い気さえするさ?」
戯休「洗脳されてる側は気持ちが良いのかもしれないよ? 同じ方向に上書きする事で、天にも昇る様な心地かもしれない。」
女王「ですが、その2つを持っていれば人生を悔い改めなくても良いのでしょうか?」
戯休「そうではないのがミソだよね。 持ってるだけなら鞄に入れて肩からぶら下げれば猿でも出来る。 結局はどう使うかって事になる。」
芸術家「情報収集とその利用の大切さについては異論は無いさ? でも、それってiPhoneやiPad、孫社長的には仕方無くだろうけど他のスマホだけで語られる世界さ?」
戯休「そこで自社製品に絡ませるってのが俺には嫌悪感が迸るんだよ・・。 それと、小刀と大刀の“二本差し”に例えるのも俺としては何だか納得行かない。」
女王「誰もが2刀流で戦うわけではありません。 それに、用途で使い分ける為に大小差していたわけでは無い筈です。」
芸術家「要は武家諸法度で定められて、それに従っていたに過ぎないさ? 定められる以前は別に好き勝手してたと思うさ?」
戯休「それとも、全て承知の上で、ソフトバンク諸法度でも定めたつもりなのか・・。 どちらにせよ、よくもまぁ他人の褌でそこまで胸を張れるもんだ。 感心さえするな。」
芸術家「何だか、アップル以上に“アップル製品でなければ人ではない”って感じになってるさ?」
戯休「で、またジョブズマンセーを繰り広げるという・・・。 それもまたアップル以上だよな。 他人の威光か、もっともらしい大義名分以外は安値位しかないんだろう。」
女王「我々としては、向こうから言い寄ってくる都合の良い話については全てまず否定的な目で見る必要がありますね。 その上で信じられる部分を模索していかないといけません。」
芸術家「社会的に力のある人が強く言い切った言葉に身を委ねるのはとても楽さ? でも、それらが全て自分に当てはまるかは判らないし、それを判断出来るのも自分だけさ?」
戯休「そこは気を付けて行きたいね。 しかしまぁ・・・昨日は某新党で今日はこの社長か・・・。 何だか不平不満ばかりの俺のほうが病んでる気さえしてきたな・・・。」



戯休「今日はマクセルのイヤフォン『HP-NZ16』のお話をしましょう。」
芸術家「ううん♪ マクセルのイヤフォンを取り上げるのって、ボキの記憶では初めてな気がするさ? 高級機さ?」
戯休「いや、予想価格が1500円前後の安価なモデルだよ。 音質云々って言うより、形状が面白いんですわ。 インナーイヤーでもカナルでもない。」
女王「主殿はカナル派でしたね。 インナーイヤーは全く合わないと聞きました。」
戯休「耳の形状の所為だと思うんだけど、安定して付けれないんだよね。 しかも無理に付けてると耳まで痛くなる。」
芸術家「そこは持って生まれた肉体形状だからどうにもならないさ? 簡単に落ちたり痛みまで伴っては仕方が無いさ?」
女王「ヘッドセットでもそうした形の物を使って苦労してましたしね。 しかし、それ以外となるとどういった形状になるのでしょう。」
戯休「ノズルポートと呼ばれる形状で、マクセル独自のものだそうだよ。 見た感じ、カナルより太く、インナーイヤーより柔軟性を持たせる事で、耳の穴の浅い部分で支持するタイプかな。」
女王「カナルより浅く、インナーイヤーより深く、ですね。 中間と呼んで差支えがあるかどうかは判りませんが、それによりどう変わるのでしょうか。」
戯休「カナルだと圧迫感を感じる人もいるそうで、そうしたものを軽減しつつカナルの装着間や遮音性を出来るだけ保つ・・・といった目的で開発したのかなと思うんだけどね。」
芸術家「難しい話はさて置き、新しい形状というのは大歓迎さ? どちらも駄目って人だって居るだろうし、そうした人にフィットする可能性があるのなら素晴らしい事さ?」
女王「両方が合わない人の場合、耳全体を覆う形状しか選択出来ない事を思うと、選択肢が増える結果になるかもしれませんね。」
戯休「メーカー発表の断面図を見る限りだと、そう思わせる為の図であるとはいえ、色々な人に合いそうな感じはするんだよ。 その意味では期待したい。」
芸術家「音質云々は、聴き易ければ誰も文句は言わないと思うさ? この価格帯の物に眉間に皺寄せて聴いてもつまらないさ?」
女王「そうした音質がもし合わなければ、形状が合ってもどうにもなりませんしね。 聴き易く、良い意味で万人向けの音であるべきでしょうね。」
戯休「形状そのものだってまだ判らないよ。 どれだけの数のモニターを取ったか知らないけど、そこで合わない人が居なかったとして、これから先に合わない人が出ないとは限らない。」
芸術家「ううん♪ そういうのって難しいさ? どれだけデータを取って反映させても、全ての人に満足を与える事はできないさ?」
戯休「ヘッドホンでも側圧やらそうしたものは身に付けてみないと判らない様に、これもそう。 視聴は音だけでなく体に合うかどうかを知る為に、不可欠だと思うよ。」
女王「安価故に、合わない事を覚悟の上で購入する手もありますが・・・1500円もあれば色々出来ますし、聴ける方は聴いてからのほうがよろしいでしょうね。」
芸術家「主殿は自分の耳に合うと思うさ?」
戯休「インナーイヤーよりは耳に合うかもしれない。 けど、それも判らないよね。 そういうわけでカナル派だから、もしかしたら付けてみてもカナルより良いとは思わないかもしれない。」
芸術家「どれかが既に性に合っているとしたら、その可能性もあるさ?」
女王「今迄に無い心地よさを感じる人も居れば、今迄で最悪と思う人も出てくるでしょう。 それは音質以前に感じるものであり、それこそその人次第です。 本当に難しいジャンルですね・・・。」
戯休「俺はまだそこまで至らないけど、耳型を取って自分専用イヤフォンを作る人も多いわけで、“耳に合う”というのはそれだけ個人差があり、それだけ重要なポイントでもある。 繰り返すけど、これでまた音楽を楽しむ機会が増える人が多くなれば良いね。」


最新の画像もっと見る

コメントを投稿