快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

勝利宣言はまだ早い

2006年10月07日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「・・・終わっとらん! 終わっとらんぞぉぉぉぉぉっ!!!」
執事「むむ・・。 恒例の絶叫イントロですな・・。」
侍「で、何がです? ガン○ムにでもやられそうになりました?」
姫「まあまあ♪ それは『やらせはせん』ですわ?」
修道女「・・・どう違うんです?」
司祭「クックック・・・。 大人の会話という奴です。」
君主「いや、それはどうだろう・・・・。」
戯休「くぅぅぅ・・・。 松下! まだ早い! まだ早いんだ、勝利宣言は!!」
侍「ああ、この前のBlu-ray Disc Associationの講演の話ですか・・・。」
修道女「勝利宣言ですか? ・・・・・・何のです?」
君主「・・今Blu-rayって言っただろう。 HD-DVDに対しての話だ。」
執事「散々東芝のF氏に対して怒りを燃やしていましたが・・・。 似たような発言はやはり許せませぬか?」
戯休「当然。 別に東芝が嫌いな訳じゃないもの。 むしろ大好き。」
姫「しかし、今までもBDの勝利ではないかと言う事は、私達も話をしてきましたわ?」
戯休「いやいや・・・。 これまではHD-DVDというよりRD-A1についての苦言が主だったわけで・・。 そんな造りでは後出しのBD陣営に負けるぞ?ってのが流れ。 無論、フォーマット的にもあるけどさ。」
司祭「つまり、有利である筈のBD陣営のモデルがイマイチである事が引っ掛かると・・。 クククッ・・・。」
侍「確かに松下はともかく、ソニーは痛いもんな・・・。 そりゃあ地味な発表にもなるよ・・。」
修道女「何を持って勝利としたんですか?」
君主「先ずは容量関係の優位性。 これはもう有名な話だな。」
姫「それから、録画時間当たりの単価の安さですわ。 それはそうでしょうね。 かなりの数が1層で大丈夫ですから。」
侍「後は各地域ごとのハードウェア製品の優位性とかって言ってたな。 商品として現在販売している地域の広さらしいけど。」
執事「他には・・・。 特に無いですな・・・・。」
司祭「クククククッ・・・。 別に今までと変わっていないように思えますね?」
戯休「そうなんだよな・・。 松下とソニーが発表しただけで、特に変わってないんだよ。」
姫「ここにきて声を高らかに叫ぶ程ではないですわね、確かに・・。」
君主「何か更に追い討ちをかける様な手があるなら別ですけどね。」
戯休「この講演の中で、ソフトについて話が出たときだけど・・。 『一発の大ヒットよりは、“続々出てくるぞ”ということをきちんと伝えることが重要』という話が出た。 これは極めて正論だと思うんだ。」
侍「判る話ですね。 現時点ではともかく、先に色々とソフトが出る予定であれば今の機会に次世代にしてもという気持ちになりますよ。」
執事「逆にそうでなければ、誰もがまだ次世代に対応しようとは思いますまい。」
修道女「あ、つまり主殿はハードに関してもそれをアピールする必要があると言いたいんですか?」
戯休「そうだね。 松下は出した。 恐らくはあれでいいと思う。 ソニーはバタバタしながら、それでも出した。 後は他のメーカーだ。」
姫「もう、結構完成に近づいている様に感じるんですけど・・。 中々ハッキリしませんわ?」
司祭「クックック・・・・。 如何せん、どこも及び腰になっていますからね?」
侍「最早、『市場の動向を見て』は決まり文句と化してるもんな・・・。」
戯休「開発費なんか膨大な金額だろうから、何とか取り返して行きたい気持ちは判るけど、初号機で取り返せる訳無いんだから・・。 諦めて出した方が良いと思うんだけどね。」
君主「下手にHD-DVDに巻き返されたら、それこそ開発費が台無しですからね。」
修道女「いよいよ現実的に離陸するとなると、問題が発生するものでしょうけど・・。」
戯休「何を持って離陸したと言えるかって話になると、俺は主だったBDA加入メーカーがすべからくレコーダーを出した時だと思うんだよね。 以前にHD-DVDへの有利点としてハードメーカーの参加の高さを挙げていたんだから。」
執事「まずはハードを選べる状況にして貰いたいですからな?」
侍「じゃあ、冒頭の話に戻って、何を持って勝利宣言できる状態になると思います?」
姫「HD-DVDのハードの新製品が出なくなった時とか・・?」
戯休「うーん・・・。 個人的な主観で言わせて貰えば、さっきの話から一歩進んだ状態で、BDA加入メーカーがシリーズ一新する時に必ずBDレコーダーがラインナップに加わっている事・・かな?」
司祭「クククッ・・・。 それで良いんですか?」
戯休「国内の主要家電メーカーの生産ラインに確実に乗る事が第一目標だと思うんだよね。 安価になる事も大事だけど、それは型落ち商品になる事で安価になる事が期待できるし。」
修道女「とにかく流通、ですか?」
戯休「凄い悪い言い方をすれば、それが既成事実になる。 中には先に発売すればそれが既成事実と思う人もいるけど、流れに乗る事こそ先手を打ったことになるでしょ。」
君主「では、最終的な決着はどのような点だと思います?」
戯休「ああ、それは簡単。 どっちが先にコンビニに置かれるか、だね。」
侍「うわぁ・・・。 それは難易度高いですね・・・。」
戯休「でも、コンビニこそ庶民の世相を映す鏡。 今迄制してきたメディアはすべからくコンビニの棚に置いてある。」
姫「考え様によっては、AV関係にとってコンビニに置かれる事は最も栄誉ある事かも知れませんわ・・。」
執事「ですなぁ・・。 まさに勝利者の証。 我々にとっての田園調布といった所ですかの?」
司祭「クックック・・・。 それは古いですよ? 今時は六本木ヒルズです。」
君主「品物的には安価な部類に入る事が必要だが・・。 栄誉的にはそうなるんだな・・。」
修道女「良いですねぇ・・・。 私も置いてくれないかなぁ・・・。」
一同「・・・・真空管は絶対無理。」


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