Valore ION 330-BD

公爵「はっはっはっはっは・・・。　中々愉快な初自作になったみたいだねぇ。」
戯休「傍から見りゃそうかもしれんけど、本人は大変だったんだからさぁ・・・。」
執事「簡単に組めるものもありますが、簡単過ぎても普通に買うのと大差無くなりますしのぅ。」
公爵「うんうん。　ここは苦労した分楽しんだと思うが勝ちだよ。」
戯休「実際そうなんだろうなぁ・・・。　若い内の苦労は何とやら、か。」
執事「尤も、若くはありませんがの。」
戯休「うっさい！　アンタに言われたないわ！」
公爵「まあまあ。　それで、今日の話題はどうするんだい？」
戯休「ユニティのベアボーンキット『Valore ION 330-BD』の話をしようかと。」
執事「・・・舌の根の乾かぬ内にベアボーンキットですか。　切ないですなぁ・・・。」
戯休「いや、製作難度がどうこうじゃなくって。　純粋に安いなと思えるキットなもんで。」
公爵「ほうほう。　さて、どこかで見た様な気もするが・・・？」
戯休「ここでは取り上げていないけど、これのDVDドライブ版が先に出てて、人気らしいからね。　本か何かで目に付いたんでしょ。」
執事「ふむぅ・・・。　今の言葉と型番からするに、これはBDドライブ版ということですかな？」
戯休「うん。　BDドライブが付いて、デュアルコアのAtomが載ってて、IONプラットフォームで、39800円前後だとか。」
公爵「後はOSとメモリとHDDだけ用意すればいいのだろう？　それなら安いねぇ。」
執事「そうなると、その人気があるというDVD版はおいくらなのですかの。」
戯休「29800円前後。　正直、前に偶々見かけた時にはめっさ欲しくなったよ。　そりゃあION搭載マザーボードがぱったり売れなくなるのも判るわ。」
公爵「はっはっは・・・。　30000円近いらしいからねぇ。　ドライブや箱が付いてほぼ同等なら致し方なしだ。」
執事「正直、商品としてはそちらの方が魅力的ですかのぅ。　BDを扱うには厳しい気もしますでな。」
戯休「ま、BDビデオをそれなりに見る分には大丈夫・・・だと思うけどね。」
公爵「それに、大は小を兼ねる・・・といった意味合いでも良いんじゃないかい？　後々には使う機会もあるだろうしねぇ。」
戯休「前にここでも取り上げたAspireRevoと比べると、CPUの分だけこっちの方が良いし、期待も持てるよ。」
執事「Acerのそれと比べると、若干大柄になるでしょうが光学ドライブも付いてますし、能力だけならこちらが上ですな。」
公爵「HDD容量も選べるしねぇ。　その辺を自由に選択できるのも強みだよ、うん。」
戯休「ちょっと実際に動いているのを見てみたいなぁ・・・。　どうなんだろうねぇ・・・。」
公爵「はっはっはっは・・・。　今まで主殿が使っていたのと同じレベルなら面白いねぇ？」
戯休「・・・本当にそうなら、さすがに悲しいわ・・・。　それでも、そうなったらそうなったでいたく感心するだろうけどね。」
執事「やはり、ここは各メーカーこぞって、この仕様による商品を出していただきたいですなぁ。」
戯休「うん。　勿論値段は上がるだろうけど、そこそこの値段で結構な魅力のある小型PCを作れるんじゃないかと期待しちゃう。」
公爵「そうともそうとも。　安く済ませたければ、こちらを買えばいいのだから。」
戯休「何にせよ、お買い得って言葉だけじゃ足りない気さえしてくる商品だよね。　そそられますわ・・・。」