戯休「しかし気になるなぁ、新iMac・・・・。」
執事「ふむぅ・・。 よもやそこに購入意欲が向こうとは思いませんでしたぞ。」
戯休「いやいや、買いたいという訳じゃないよ。 何かこう、釈然としないんですわ。」
女王「何か問題でもありましたか? そう悪い話は耳にしませんが。」
戯休「ほら、今回は薄くなったって話が一番の売りじゃない? 確かに前より大分薄くなってるし、容積も40%減という事で大変魅力的ではあるんだけど・・・例の如く最薄部アピールが大嫌いな俺は抵抗あるですよ。」
執事「そういえばそうでしたのぅ。 薄型TVやノートPCで0.1ミリ単位で争ったりするのは不毛だと言ってましたな。」
女王「それに、大事なのは最厚部がどれだけの範囲で厚いのかというのも問題視していました。 極端な話、全体の90%が3センチ厚で、周囲だけ0.5ミリだったとして、最薄部をアピールするのはおかしいと。」
戯休「同じアップルでいえばAirがそうだったけど、まぁそれはもう今に始まった事じゃない。 けど、紹介写真がほとんど最薄部しか写らないアングルだけで、それがどうにもね・・・。」
女王「言われてみればそうですね・・・。 これではそんなに疑わない人では、エッジの厚さがそのままキープされていると思っても無理は無いのでは・・。」
執事「実際、厚い部分の図示はあるんですかの?」
戯休「一応、“iMacの進化”という比較写真で小さく載ってるのと、ディスプレイの反射の説明図で上から見た絵で表現されてるのとかあるけど・・・。」
執事「それさえも無かったとしたら、確かにちょっと考えてしまいますなぁ・・・・。」
戯休「でも、それらって結果的に載ってるだけで、厚みを知らしめる為のものじゃないんだよね。」
女王「仕様上はどうなっているのでしょうか。 大抵寸法が載っているものですが。」
戯休「それが載っていないのよ。 ついでに言うと、最薄部の寸法も仕様には記載されていない。」
執事「では、設置を検討する場合にはどうすればいいのですかのぅ・・・。」
戯休「スタンドの寸法が載ってるから、それを守れって事なんでしょう。 スタンドの奥行きと本体の横幅、それとスタンド込みの高ささえあれば絶対設置出来ると。」
女王「確かに間違いないでしょうが、相当のスペースが必要ですね・・・。」
戯休「それだって本来は気にもならないとは思うよ。 ただどうしても邪推と言うか悪くとってしまうのが自分でも悪い面だなとは反省してるけど、ね・・・・・。」
執事「世の中には詐欺じみた目的で都合の良い宣伝写真を使う悪徳業者もいますからのぅ。 アップルはそうした会社では無いと判ってはいますが・・・。」
女王「取るに足らぬ事とはいえ、宣伝と言うのは難しいものです・・・。」
戯休「アップルだったら、そうしたマイナス要因みたいな部分でもスマートにさらっと触れて、他のプラス要因で押し切る事が出来る筈なんだよなぁ・・・。 真正面から弾き飛ばす、みたいな。」
執事「もしかしたら、主殿の見方が悪いだけという可能性もまだまだありますがな。 見てない場所でしっかり記載されていたりとか、ですな。」
戯休「それならそれで嬉しいよ。 俺が謝って済むならそのほうが断然良い。 凄く出来が良さそうで、俺には用途が合わないだけで相当魅力的な機械だもの。 そうあってほしいな。」
・
・
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戯休「今日はラックスマンのヘッドホンアンプ『P-700u』のお話をしよう。」
執事「おお、これは立派な佇まいですなぁ。 もしかして、旗艦交代ですかの?」
戯休「その様だね。 今迄のP-1もP-1uも最高のHPAと評する人が多い中で、それを上回る存在とメーカー自身自称しての出陣はこう・・・ユーザーでなくても期待しちゃうよね。」
女王「そうですね。 HPAに興味が無いラックスマンファンでも聴いて見たいと思わせる雰囲気があります。」
戯休「で、実際の内容だけど・・・・まずはバランスヘッドフォンに対応した事が大きいかと。」
執事「ついに、ですなぁ。 中にはP-1uの実力は認めていても、バランス非対応ということで候補に挙げられないという方もいらっしゃると聞きますぞ。」
女王「それだけバランス接続タイプが魅力的という事なのでしょうね。」
戯休「実際見回すと、絶対的な数は圧倒的に少ないんだけどね・・・。 それでも人気機種や各社旗艦に的を絞るとグンと対応率も上がるだけに、こういう高級機は出来れば対応していて欲しいもんだよ。」
女王「バランス接続に対応したHPAであっても、それ専用だったりする事もありますが、これは大丈夫そうですね。」
戯休「うん。 しかもアンバランス時であっても、バランス用の増幅回路をパラレル駆動させて出来るだけの高音質化に努めてる。 当たり前の様でそうでもないと思うよ、こういうの。」
執事「ヘッドフォンというものは、気軽に増やして楽しめるのも魅力ですしな。 単一仕様にしてはその後困る場合もあるでしょう。」
女王「STAXは無理として、その他のヘッドフォンに対しては、それが持つ最大の能力が発揮出来る仕様である事が望ましいですね。」
戯休「確かに比べればバランスタイプのほうが優れてる事が多いけど、だからといってアンバランスをおざなりにしちゃ勿体無い。 アンバランスでも良い音する機種は一杯あるんだし。」
執事「いくら性能が良くても、その後の選択肢を狭めるのは有難くないですからな。」
戯休「そして、個人的にはラックスマン御自慢の電子制御アッテネーター『LECUA』が搭載されたのが嬉しい。 HPAとしては初搭載になるですよ。」
女王「娘が、『主殿はボリューム厨の疑いがある』と申してましたが、実際そうなのでしょうか?」
戯休「・・・厨とまで言われるのは心外だが、重視しているのは認める・・。」
執事「まぁ音量を調整するのが大きな役目である以上、そう軽視する方もおらぬでしょう。」
戯休「そう言って貰えると多少は救われるけどね・・・。 恐らく同意を得られる事はほとんど無いとは思うけど、欲を言えば、搭載しているスルー端子がボリュームが効くプリアウトな感じで使えれば心底嬉しかったです、はい。 それこそ同社のDA-200みたいに。」
女王「とりあえず、昔も今もプリアンプ難民である事は変わっていませんね・・・。」
戯休「当時は仕方が無かったとはいえ、sa1.0を手放したのは今でも痛いよ・・・。 一応週末に一手打とうかと考えてはいるけど、未定だからそこはもしやったとしても事後報告という事でお願いします・・・。」
執事「しかし、納得の仕様と品質とはいえ、高額化の一途ですなぁ。」
戯休「これも定価で約30万円だからね。 それだけの価格になっても買う人が見込める位のジャンルに育ったんだろうけど、あんまり度を越した製品は出て欲しくない気もするし、複雑だよ。」
女王「たとえ肯定派であっても、ですね。 否定派もいらっしゃいますから、そうした方々からすれば言語道断かもしれませんが。」
戯休「この機種位が最高峰な位で丁度良いと思うよ、実際。 変に高いのも中にはあるけど、それはあまり感心しないしね・・・。」
執事「ふむぅ・・。 よもやそこに購入意欲が向こうとは思いませんでしたぞ。」
戯休「いやいや、買いたいという訳じゃないよ。 何かこう、釈然としないんですわ。」
女王「何か問題でもありましたか? そう悪い話は耳にしませんが。」
戯休「ほら、今回は薄くなったって話が一番の売りじゃない? 確かに前より大分薄くなってるし、容積も40%減という事で大変魅力的ではあるんだけど・・・例の如く最薄部アピールが大嫌いな俺は抵抗あるですよ。」
執事「そういえばそうでしたのぅ。 薄型TVやノートPCで0.1ミリ単位で争ったりするのは不毛だと言ってましたな。」
女王「それに、大事なのは最厚部がどれだけの範囲で厚いのかというのも問題視していました。 極端な話、全体の90%が3センチ厚で、周囲だけ0.5ミリだったとして、最薄部をアピールするのはおかしいと。」
戯休「同じアップルでいえばAirがそうだったけど、まぁそれはもう今に始まった事じゃない。 けど、紹介写真がほとんど最薄部しか写らないアングルだけで、それがどうにもね・・・。」
女王「言われてみればそうですね・・・。 これではそんなに疑わない人では、エッジの厚さがそのままキープされていると思っても無理は無いのでは・・。」
執事「実際、厚い部分の図示はあるんですかの?」
戯休「一応、“iMacの進化”という比較写真で小さく載ってるのと、ディスプレイの反射の説明図で上から見た絵で表現されてるのとかあるけど・・・。」
執事「それさえも無かったとしたら、確かにちょっと考えてしまいますなぁ・・・・。」
戯休「でも、それらって結果的に載ってるだけで、厚みを知らしめる為のものじゃないんだよね。」
女王「仕様上はどうなっているのでしょうか。 大抵寸法が載っているものですが。」
戯休「それが載っていないのよ。 ついでに言うと、最薄部の寸法も仕様には記載されていない。」
執事「では、設置を検討する場合にはどうすればいいのですかのぅ・・・。」
戯休「スタンドの寸法が載ってるから、それを守れって事なんでしょう。 スタンドの奥行きと本体の横幅、それとスタンド込みの高ささえあれば絶対設置出来ると。」
女王「確かに間違いないでしょうが、相当のスペースが必要ですね・・・。」
戯休「それだって本来は気にもならないとは思うよ。 ただどうしても邪推と言うか悪くとってしまうのが自分でも悪い面だなとは反省してるけど、ね・・・・・。」
執事「世の中には詐欺じみた目的で都合の良い宣伝写真を使う悪徳業者もいますからのぅ。 アップルはそうした会社では無いと判ってはいますが・・・。」
女王「取るに足らぬ事とはいえ、宣伝と言うのは難しいものです・・・。」
戯休「アップルだったら、そうしたマイナス要因みたいな部分でもスマートにさらっと触れて、他のプラス要因で押し切る事が出来る筈なんだよなぁ・・・。 真正面から弾き飛ばす、みたいな。」
執事「もしかしたら、主殿の見方が悪いだけという可能性もまだまだありますがな。 見てない場所でしっかり記載されていたりとか、ですな。」
戯休「それならそれで嬉しいよ。 俺が謝って済むならそのほうが断然良い。 凄く出来が良さそうで、俺には用途が合わないだけで相当魅力的な機械だもの。 そうあってほしいな。」
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戯休「今日はラックスマンのヘッドホンアンプ『P-700u』のお話をしよう。」
執事「おお、これは立派な佇まいですなぁ。 もしかして、旗艦交代ですかの?」
戯休「その様だね。 今迄のP-1もP-1uも最高のHPAと評する人が多い中で、それを上回る存在とメーカー自身自称しての出陣はこう・・・ユーザーでなくても期待しちゃうよね。」
女王「そうですね。 HPAに興味が無いラックスマンファンでも聴いて見たいと思わせる雰囲気があります。」
戯休「で、実際の内容だけど・・・・まずはバランスヘッドフォンに対応した事が大きいかと。」
執事「ついに、ですなぁ。 中にはP-1uの実力は認めていても、バランス非対応ということで候補に挙げられないという方もいらっしゃると聞きますぞ。」
女王「それだけバランス接続タイプが魅力的という事なのでしょうね。」
戯休「実際見回すと、絶対的な数は圧倒的に少ないんだけどね・・・。 それでも人気機種や各社旗艦に的を絞るとグンと対応率も上がるだけに、こういう高級機は出来れば対応していて欲しいもんだよ。」
女王「バランス接続に対応したHPAであっても、それ専用だったりする事もありますが、これは大丈夫そうですね。」
戯休「うん。 しかもアンバランス時であっても、バランス用の増幅回路をパラレル駆動させて出来るだけの高音質化に努めてる。 当たり前の様でそうでもないと思うよ、こういうの。」
執事「ヘッドフォンというものは、気軽に増やして楽しめるのも魅力ですしな。 単一仕様にしてはその後困る場合もあるでしょう。」
女王「STAXは無理として、その他のヘッドフォンに対しては、それが持つ最大の能力が発揮出来る仕様である事が望ましいですね。」
戯休「確かに比べればバランスタイプのほうが優れてる事が多いけど、だからといってアンバランスをおざなりにしちゃ勿体無い。 アンバランスでも良い音する機種は一杯あるんだし。」
執事「いくら性能が良くても、その後の選択肢を狭めるのは有難くないですからな。」
戯休「そして、個人的にはラックスマン御自慢の電子制御アッテネーター『LECUA』が搭載されたのが嬉しい。 HPAとしては初搭載になるですよ。」
女王「娘が、『主殿はボリューム厨の疑いがある』と申してましたが、実際そうなのでしょうか?」
戯休「・・・厨とまで言われるのは心外だが、重視しているのは認める・・。」
執事「まぁ音量を調整するのが大きな役目である以上、そう軽視する方もおらぬでしょう。」
戯休「そう言って貰えると多少は救われるけどね・・・。 恐らく同意を得られる事はほとんど無いとは思うけど、欲を言えば、搭載しているスルー端子がボリュームが効くプリアウトな感じで使えれば心底嬉しかったです、はい。 それこそ同社のDA-200みたいに。」
女王「とりあえず、昔も今もプリアンプ難民である事は変わっていませんね・・・。」
戯休「当時は仕方が無かったとはいえ、sa1.0を手放したのは今でも痛いよ・・・。 一応週末に一手打とうかと考えてはいるけど、未定だからそこはもしやったとしても事後報告という事でお願いします・・・。」
執事「しかし、納得の仕様と品質とはいえ、高額化の一途ですなぁ。」
戯休「これも定価で約30万円だからね。 それだけの価格になっても買う人が見込める位のジャンルに育ったんだろうけど、あんまり度を越した製品は出て欲しくない気もするし、複雑だよ。」
女王「たとえ肯定派であっても、ですね。 否定派もいらっしゃいますから、そうした方々からすれば言語道断かもしれませんが。」
戯休「この機種位が最高峰な位で丁度良いと思うよ、実際。 変に高いのも中にはあるけど、それはあまり感心しないしね・・・。」
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