快聴亭夢想録

オーディオやゲーム・アニメ等、インドアライフを擬人化した機器と語ります。 皆々様、笑って許して下さい。(^^;

STAX SRM-T8000

2017年04月27日 | オーディオ&ビジュアルのアレ
戯休「今日はSTAXのドライバーユニット『SRM-T8000』のお話をしましょう。」
公爵「はっはっは・・・・。 STAXのドライバーユニットというと、つまりはヘッドフォンアンプだね?」
戯休「そうそう。 ヘッドフォンをイヤースピーカーと呼ぶのと同様、STAX拘りの言い回しというやつ。」
修道女「普通はそういうのって嫌がられそうなものですけど、STAXは許されちゃいますよね。」
戯休「何だかんだで独自な世界だしね・・・。 他に同様の商品がないかというとそうでもないけど、やはり別ラインとして見てしまうというか・・・。」
公爵「うんうん。 そう感じれるメーカーというのは貴重だよねぇ。」
戯休「未だに高級なヘッドフォン及びヘッドフォンアンプは持ち合わせていないけど、通常の方式のを選んだとしても、それとは別に持っていたいと思わせるメーカー・・・それが俺にとってのSTAX。・・・。」
修道女「普通に憧れてるんですね。」
戯休「ああそうさそうともさ。 いつか縁があると願ってるよ・・・・・・って、何故いきなり〆に向かってる、俺?!」
公爵「はっはっはっは・・・・。 いかにもな流れだったけどねぇ。」
戯休「いや、全然今度の新製品の話ししてないじゃん?! 恐ろしい・・・・流れって本当に恐ろしい・・・・。」
修道女「そんな流れに左右されるようなマンネリな文章書いてるからいけないんですよ?」
戯休「心を抉る言葉を有難う。 一撃で木っ端微塵だぜ、俺のピュアハート。」
公爵「ほらほら、そこで崩れきる前に本題に入りたまえよ・・・。」
戯休「・・・まぁ何というか・・・新旗艦とも言うべきハイエンドなドライバーユニットなわけですよ。」
修道女「今迄は、真空管を使ったものと、半導体を使ったものの2種類が旗艦を務めてたんですよね?」
戯休「前者がSRM-007tA、後者がSRM-727だね。 個人的にはどちらも比べると、これがまた甲乙付け難く悩ましいものだったさぁ。」
公爵「で、今回はどちらを選んだんだい?」
戯休「初段が真空管で出力段が半導体のハイブリッド構成。 技の1号力の2号、力と技のV3ってな感じ?」
修道女「・・・私は慣れましたけど、普通の若い人には通じないと思います・・・。」
戯休「こ・・この場なら大丈夫さぁ・・? 判らない人だったら、きっととっくに見限られてるさぁ!」
公爵「・・目に涙溜めて言わなくても・・・。」
戯休「気にすんねい・・・。 で、色々と今迄に比べて贅を尽くした内容なのだけど、一番の特徴は同社初の大型トロイダルトランスを採用していることさぁ。」
修道女「あ、逆に今まで採用してなかったんですね・・・。」
公爵「成程成程。 それも影響しての筐体変更かな?」
戯休「今迄に比べて横には広いけど奥行きは短くなってるから容量が格段に増加したわけじゃないけど、レイアウトの設計変更はせざるを得なかったんだろうね。」
修道女「でも、そういった部分の変更は効かないわけがないと思いますし、期待が高まりますよね。」
戯休「まぁ問題は価格だけどね・・・。 約60万円という価格に最初は驚いたよ。」
公爵「現行機が最大でも定価で10万円台半ばなのに、4倍以上も行ってしまったのかい?!」
修道女「一気においそれという範疇からは逸脱してしまいました・・・。」
戯休「ただ、さっき出た言葉同様に、期待値が高まりまくるのも確か。 そも、イヤースピーカー側の旗艦たるSR-009と今迄のドライバーユニット、これらも正直格差婚みたいな感じではあったし。」
公爵「確かに確かに。 イヤースピーカーにそれがあるからこそ、新しい旗艦ドライバーユニットの登場を望む声だって多かったのだから。」
戯休「今迄にSR-009が言われてきた欠点というか、気に入らない人が指摘する点がこのユニットと組み合わせた際に解消されるとしたらどうだろうとか、そういう妄想も昂るわけですよ。」
修道女「STAX全般が言われる、音が綺麗だけど力強さがないとか、そういうのですか?」
戯休「いかにもアンプ側でどうにでもなりそうな感じじゃない。 そりゃあ限度はあるけど。」
公爵「確かに確かに。 その辺が確かめられないのが、基本的に純正組み合わせしか存在しない事の弊害でもあるだろうねぇ。」
戯休「セットで買えば100万円近いという価格になるけど・・・事と次第によっては、それだけのお金を掛けた普通のシステムよりも素敵なことになる可能性だって・・・あるのだぜ?」
修道女「ヘッドフォンが苦手な人もいらっしゃいますし、方式が好きでも音の好みが合わないとか、そうう可能性は十分ありますけど・・・。」
戯休「いやぁ、これは何が何でもどこかで試聴しないとあきまへんなぁ・・。 ハァハァしないでいるってほうが無理な相談やでぇ・・・。」


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2 コメント

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やっぱり出ましたね。 (UおやG)
2017-04-27 22:32:40
ご無沙汰しております。噂には度々出ていましたが、漸く発表ですね。
お値段はまぁ確かに高いですが、どこぞの800万ヘッドホンよりは良心価格(おい)。
正直SR009が欲しい身には、いよいよ羨望の組み合わせですよ。
なんせ気が付いてみたら、購入当時はラムダシリーズの最高位モデルだった手元のSR-507が、いつの間にか最後のラムダシリーズになってまして、兄弟機の407/307は今や生産終了。。。
確実に高価格方向へシフトしておりますが、世の中の流れで仕方ないですかね。もちょっと貯金します。。。

あ、車の方も遅れに遅れて、7月のハイエンドコンテスト(静岡市)いきなり初陣になりそうです。
1月から部品発注してこれだから、とほほな気分で連休突入、お袋の介護に行ってきます。では。
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Unknown (戯休)
2017-04-28 13:52:44
UおやG様、コメント有難うございます!
SR009は自分も憧れの機種でして・・・今まで聴いたものよりも更に良くなるのではと思うと、期待せざるを得ません。

車の方ですが・・・成程、初陣にして無双するという、ロボアニメでいうところの後継機登場回を地で行くと。
そいつは燃えますね! 結果を楽しみにしております。



介護という色々大変な中でコメントまで頂き、再度お礼申し上げます。 お疲れでしょうが、体調を崩されない様、お気をつけ下さい。
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