五月に入って、小さな庭の雑草も元気づいてきた。
隅っこで雑草に混じって、白と紫の見かけない小さな花がひっそり咲
いている。
よく見ると結構かわいい花だ。
娘がネットで調べたら「タツナミソウ」のようだ。
タネをまいた記憶がないので、どこからか種が飛んできたのだろうか。
それとも鳥たちが運んでくれたのか。
広がって咲いているところを見ると、知らない間に繁殖したらしい。
タツナミソウ・・・平地から低山の草原や森林内の開けた場所に生える
山野草で、草丈は5~15センチ、茎はまっすぐに立てて先端に約3セ
ンチの波のような花穂を付ける多年草。(「NHK趣味の園芸」から)
それが波頭に見立てられ、「立浪=タツナミ」になったのだろう。
花言葉は「私の命を捧げます」・・・ちょっと重いねえ。
民間の薬や漢方に用いられていた歴史に由来するとか。
椿の下の日当たりもあまり良くない場所で、ナルコユリに混じって白と
紫の花が寄り添うように咲いている姿はなかなか可憐だ。。
よく栽培される園芸種はタツナミソウの変種コバノタツナミで、紫が基
本で、別名「ビロードタツナミ」と呼ばれているとか。
他に白、藤色、赤紫などもあるという。
花期は5月いっぱいらしいから、いましばらく楽しませてくれそう。
早速カメラを持ち出して撮影。
何しろ低い茎の先に咲く3センチの小さい花のため、しゃがんで苦心し
て撮ったが、なかなかうまく写せない。
腰が痛い、あ~~しんど。



