同関係者によると、利益相反の可能性や積極的な資金調達に関する報道が相次ぐ中、SEC法執行局はウィーワークの事業および投資家への情報開示について調査している。これに対してウィーワークは、ウォール街の著名弁護士で元SEC法執行局長のアンドルー・セレスニー氏を代理人に起用したという。
Q1X会社の取締役Yが、X会社から土地を買う?
X:高く売りたい
Y:安く買いたい
Yは取締役なので、X会社の取締役会の構成員です。
取締役会は会社の重要な財産の処分(土地など)について意思決定をする機関ですので、つまり、Yはこの土地の価格を決められる立場にあるわけです。
そんなYは、購入者の立場として安く買いたい場合、X会社の利益を無視してY個人(自分)のために安く決済する、ということができてしまいます。
このように、利益相反取引が起こりやすいケースでよくあるのは、1人が2つの役割をもつ場合です。:一物2価値
自分の利益を優先して会社に不利益を与えるなど、自らの地位を利用した利益相反取引行為が行われることも多いようです。
:Xに損害供与、Yに利益供与