加山は今月8日、自宅でテレビを見ていた時に左手の動きと目の見え方に違和感を覚え、病院に直行。検査の結果「脳梗塞」と診断され、入院し、点滴治療などを受けていた。
独ポルシェの日本法人、ポルシェジャパン(東京都港区)は20日、ポルシェ初の電気自動車(EV)「タイカン」の事前予約を開始した。モーター2基搭載のハイパワーで、反応が速い電動ならではの加速性もスポーツカーとして生かしている。来年9月から納車予定という。
間宮氏に続き、冒頭の関屋氏が登壇して続けた。「マイナス20度から常温を行き来する間に水蒸気が発生して壊れてしまうため、従来はコンピュータを導入するのが難しかった。しかしテクノロジーが進化し、AIがさらに進み、職人の能力をサポートできるようになった。低温で使えるコンピュータも、製造ラインで使える価格で出てきた。技術とわれわれの力を合わせて取り組むべきときが来た」(関屋氏)
食品製造業の利益率が低いことは先ほど紹介したが、「産業としてスケールすることが企業の役割だ」と関屋氏は続ける。
「情報収集して分析し、活用する。AIや最新技術をどんどん取り入れて試して経験値を積んでいく。それは技術だけでは難しい。70数年間、現場で何が起きるのかを見てきた力と新しい技術を掛け合わせることでお客様の価値にお応えできる商品を作り出せる。自分たちが培ってきた経験を皆さんと共有しながら、食品産業を盛り上げるのがわれわれの使命だと思う」(関屋氏)
国税庁によると、少子高齢化に伴う飲酒人口の減少や健康意識の高まりといった生活習慣の変化により、平成の初めごろは1兆円程度だった日本酒の出荷額は減少傾向が続いており、近年は4千億円程度で推移している。
一方で輸出額は9年連続で過去最高を記録するなど増加。30年には約222億円が輸出された。国際的なコンクールで受賞するなど世界的な評価が高まっていることに加え、海外での和食ブームも後押ししているという。国内市場が縮小する一方、世界市場は今後も拡大するとみられており、世界での販売を拡大することで、日本の酒造産業全体の活性化を目指す。